鳥取大学の最近の動き

平成25年7月~9月

2013年11月12日

1. 地域イノベーション戦略推進地域(平成25年度公募分)及び平成25年度地域イノベーション戦略支援プログラムに採択されました (7月2日)

平成25年度「地域イノベーション戦略推進地域」及び「地域イノベーション戦略支援プログラム」に採択されました。これは、鳥取県内の産学官金(鳥取県、米子市、境港市、(公財)鳥取県産業振興機構、鳥取大学、及び商工会議所等)からなる「鳥取県イノベーション推進協議会」を推進母体として文部科学省に提案し、採択されたものです。

本学は、本プログラムの実施を弾みに、染色体工学技術等の研究成果である人工染色体ベクターを活用した医薬品開発や再生医療への貢献をするべく、バイオ関連専門人材の育成・輩出に尽力していきます。

【文科省HP】http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/07/1337205.htm

 

2. 乾燥地研究センター岡本助教(テニュアトラック教員)が植物の乾燥ストレス耐性を向上させる化合物を発見しました (7月2日)

乾燥地研究センターの岡本昌憲助教とカリフォルニア大学リバーサイド校を中心とした国際共同研究チームは、約6万の機能未知の化合物の中から、植物の乾燥耐性を効果的に向上させる化合物を発見しました。さらに、キナバクチンと名付けたこの化合物を植物に投与することで、ストレス耐性が植物に付加されることを明らかにしました。これにより、乾燥地における作物生産向上に繋がることが期待されます。

また、本研究成果は米国科学アカデミー紀要「PNAS」オンライン版に掲載されます。

(プレスリリース資料)

http://www.alrc.tottori-u.ac.jp/staff204/okamoto/kinabakuchinpuresu.html

 

(岡本昌憲ウェブページ)

http://www.alrc.tottori-u.ac.jp/staff204/okamoto/TOP.html


3.
大学の研究戦略を考える講演会を開催しました  (7月2日)

鳥取大学では、明確な研究戦略の策定とその実行に向けた取組みの参考とするため、岡山大学の山本進一研究担当理事を招いて「岡山大学の研究力と研究戦略」と題した講演会を開催しました。

山本理事は、大学の研究力向上の必要性を説き、岡山大学における研究力の現状を分析した上で、研究戦略を専門に担当する教員を配置し、分野や地域の特性を生かした全学的な研究支援に取り組んでいることについて力説されました。


4.
『環境意識向上サークルe心』の湖山池清掃について (7月7日)

『楽しく、でもガッツリ。いやむしろガッツリ。(ごみ拾い)』を合い言葉に普段一番身近な湖山池周辺の清掃を行おうと、「環境意識向上サークルe心」が湖山池周辺のゴミ拾いを行いました。

e心は環境意識の向上を目指して平成19年に発足したサークルで、環境に関するイベントの企画・運営や他団体の環境イベントの手伝いなどの活動をしています。

この日はサークルメンバーや有志ら50名以上が集まり、数班に分かれて清掃を開始しました。当日は気温30度を超える真夏日でしたが、ゴミ拾いの合間にエコクイズを出題したり、各班でゴミ拾いを競争するなどして楽しみながら約2時間ほど行い、軽トラック1台分のゴミを回収しました。

 







5. 平成25年度科学技術人材育成費補助事業「テニュアトラック普及・定着事業(機関選抜型)」の選定機関の決定について (7月24日)

文部科学省の平成25年度科学技術人材育成費補助事業「テニュアトラック普及・定着事業(期間選抜型)」に34機関、53名 の選定が発表され、本学工学研究科から応募した2名が選定されました。

6. 地域学部地域環境学科の砂丘ボランティアが知事表彰されました (7月20日)

地域学部地域環境学科の砂丘ボランティアが知事表彰されることになり、鳥取砂丘で林鳥取県副知事から感謝状が授与されました。

同学科では、平成22年から地域の自然環境に対する保全活動への取り組みとして、大学入門ゼミを利用して新入生と教員で砂丘の除草ボランティアを行っています。このたびは、50人以上が参加するボランティア除草を3年間継続して行ったことに対して知事表彰を受けました。

 





7.
「鳥取大学オープンキャンパス2013」を開催しました! (8月3日、4日)

3日(土)は、医学部(米子キャンパス)と農学部(鳥取キャンパス)で、4日(日)は地域学部と工学部(それぞれ鳥取キャンパス)で開催し、学部長挨拶、学科説明や施設見学などの学部毎のイベント、また、高校生向け講演、保護者を対象とした講演などの共通イベントを行いました。両日とも、鳥取県内はもとより、全国各地からたくさんの高校生・保護者の方々にご参加いただき,大盛況のうちに幕を閉じることができました。

 

 









8.
平成25年度「地(知)の拠点整備事業」 (COC事業)に採択されました  (8月9日)

文部科学省の平成25年度「地(知)の拠点整備事業」に、本学から申請した「知の発展的循環プロセスの構築による地域拠点整備事業」が採択されました。

これは大学等が自治体と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を進めることで、課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的としたものです。
※申請件数は319件,採択は52件(採択率16.3%)

9. 次世代高度医療推進センター開発部門の取り組みが、経済産業省と文部科学省の事業に採択されました  (8月12日)

医学部附属病院次世代高度医療推進センター開発部門の取り組みを申請した2件の事業が、それぞれ経済産業省と文部科学省の事業に採択されました。

●経済産業省

平成25年度「課題解決型医療機器等開発事業」

医工連携により、医療現場の課題の解決やニーズに応える医療機器、周辺機器等の上市を目指した開発・改良事業を、国からの委託事業として実施するものです。

申請事業名

「大腸検査の苦痛を解決するための触覚付き先端駆動式全天周内視鏡の開発」

(採択候補決定。154件中13件が選ばれました。)

●文部科学省

未来医療研究人材養成拠点形成事業(テーマA メディカル・イノベーション推進人材の養成)

世界の最先端医療の研究・開発等をリードし、将来的にその成果を国内外に普及できる実行力を備えた人材(イノベーションを推進できる人材)を養成することを目的としています。

申請事業名

「革新的未来医療創造人材の養成~鳥大発独自教育プログラム「発明楽」の実践~」
                                                 (選定結果。38件中10件が選ばれました。)

10. 鳥取大学生がブリッジコンペで美観部門優勝と審査員特別賞を受賞 (9月1日)
  8月31日~9月1日、名城大学で開催された「Japan Steel Bridge Competition2013」(JSBC)で本学学生が美観部門優勝と審査員特別賞を受賞しました。

今年で4回目を迎えるこの大会は、学生自身が橋梁の設計、製作と架設を行い、ものづくりの真の楽しさを経験するとともに、学生が教員や技術職員から、設計・製作技術に関する知識を習得することを目的としています。

今回は、鳥取大学を含めて19校が出場しました。本学学生が製作した橋は、誰もがみとれてしまうようなすばらしい美観を有していることが評価され、また審査員から高い評価を受けて、上記を受賞しました。

本学チームは工学研究科社会基盤工学専攻土木工学コースの大学院生2名と、工学部土木工学科の学部学生5名で結成し、4月からコンピュータを使わずに構造計算と製図を行ったり、橋梁形状及び形式の選択、詳細設計を実施したり、大学内のものづくり工場で橋梁部材の加工・製作を行なうなど、大会に向けて取り組んできました。

 

 






 

11. 鳥取大学発ベンチャー「ファインドパース株式会社」認定式を行いました (9月4日)

鳥取大学広報センターで鳥取大学発「ファインドパース株式会社」認定式を行いました。ファインドパース株式会社は7月31日に本学で10社目となる大学発ベンチャーとして認定を受けており、代表取締役CEOを大学院生の新垣久史氏が、取締役を大学院工学研究科 石井晃教授が務めます。

ファインドパース株式会社は石井教授が研究している「ヒット現象の数理モデル」を利用したサービスを提供します。 このモデルを利用すると、企業から発信される広告宣伝の効果や、クチコミやうわさといった客同士のコミュニケーションの影響を計算し、個人の購買意欲について実態に近い予測を導き出せます。しかし、このモデルはデータの分析・評価に役立ちますが、専門家でなければなかなか扱えないというデメリットがあります。そこで、ファインドパース株式会社では、このモデルのデメリットを克服し、ユーザーのニーズに応えたアプリケーションを作成するなど、さまざまなサービスを提供します。

式では、豊島学長が「本学の研究成果によるこの事業が、独創的なサービスとして社会で必要とされ、御社が益々発展されることを期待する」と激励し、新垣代表取締役CEOに称号記を授与しました。

 




 

12. 工学研究科檜谷教授が温泉関係功労者表彰(環境大臣表彰)を受賞しました  (9月13日)

大学院工学研究科社会基盤工学専攻 檜谷治教授が、第32回温泉関係功労者表彰(環境大臣表彰)を受賞しました。

温泉関係功労者表彰は、温泉の保護、温泉の採取等に伴い発生する可燃性天然ガスによる災害の防止及び温泉の適正利用に関し、特に顕著な功績のあった者に対して贈られるもので、昭和57年度から環境大臣表彰を行っています。

檜谷教授は平成9年から15年以上にわたり、鳥取県環境審議会温泉部会において専門的知見から助言を行う等、温泉行政の推進に多大に貢献したことが評価され、7月10日に環境省で表彰されました。


13. 集中講義「鳥取大学学~知の最前線~」で豊島学長が講義を行いました (9月17日)

本年度初めての試みとして、学長、理事、副学長、学部長らが講師となり、さまざまな観点から「鳥取大学」について学ぶ集中講義「鳥取大学学~知の最前線~」が9月17日から始まり、多くの学生らが鳥取大学について学びました。

この集中講義は、本学がこれまでのどのような課題に取り組んできたのか、また、どのような研究を推進しているかといった、大学の来歴と現状を学ぶことで、学生が本学で学ぶことの意義を理解し、学ぶ喜びと学びへの活力を養うことを目的に行っており、学生だけでなく一般の方にも広く公開しています。

9月17日の初回講義では、豊島学長が「鳥取大学の目指すもの」のタイトルで、病院長就任時から現在まで自身が行ってきた取り組みや大学の沿革などをユーモアを交えながら講義を行いました。講義では、本学3代目学長である故三浦百重氏の言葉を引用し、学生らに勉学に励み相互信頼の心を在学中に修得してほしいと話しました。

14. 大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)で2件採択されました(中・四国地方で初)  (10月11日)

文部科学省は、大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)(プロジェクト支援型)の平成25年度の新規採択実施機関(第3サイクル審査分)を決定し、鳥取大学では医学系研究科 汐田教授と工学研究科 伊福准教授の2件のプロジェクトが採択されました。

今年度のプロジェクト申請件数は145件、プロジェクト採択件数は16件でした。同一大学で2件の採択は東京大学と並び最も多い件数で、平成24年度から開始されたSTART(プロジェクト支援型)において中国・四国地方の大学では初めての採択となりました。

 

(1)再生医療技術の基盤研究を応用した内在性幹細胞制御による肝疾患の革新的治療戦略

   研究代表者: 医学系研究科 教授 汐田  剛史

   事業プロモーター: 野村ホールディングス株式会社

 

(2)カニ殻を用いたキチンナノファイバーの製造技術、およびその展開

   研究代表者: 工学研究科 准教授 伊福 伸介

   事業プロモーター: 株式会社ファストトラックイニシアティブ

鳥取大学学友会事務局

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