鳥取大学の最近の動き

平成26年1月~2月

2014年03月14日

1. 工学部附属先端融合研究センター(TiFREC)を設置しました (1月1日)
  近年、先端技術の開発研究に加え、異なる学問分野の知識・技術も持つ人材を必要とする社会的ニーズが高まってきました。そうしたニーズに応えるため、地域の産業界、鳥取県、本学が連携し工学部の情報・電気工学・バイオテクノロジーを中心に各分野が、また、他学部等と連携した学際融合研究を推進し、さらには企業等からの研究者も積極的に受け入れることにより、地域産業の活性化、研究開発拠点の形成、高度で学際的能力を持つ人材の育成を行うことを主な目的として、設置したものです。

1月10日にはTiFRECの設置記念式典を挙行し、会場には関連企業や学内の関係者ら約40名が集まりました。

式典で、豊島良太学長は「資源の少ない日本では今後ますます先進技術が重要になってくる。そうした中でTiFRECには産官学のお手本として、社会の変化に対応する弾みになるような成果を期待したい。」と祝辞を述べました。また、TiFRECの岸田悟センター長は、「学内だけでなく企業も含めた窓口となり社会的課題を解決することで社会貢献の一助となりたい。」と抱負を述べました。

 

 

2. 「地域協働型インターンシップ2014春 合同説明会」を開催 (1月22日)

鳥取大学等で組織する「鳥取県地域コラボ会」が倉吉市内で「地域協働型インターンシップ2014春 合同説明会」を開催し、67名の学生が参加しました。

同会では鳥取の地で学ぶ若者を卒業後も引き続き地域の社会と産業を担う中核的人材として確保し、かつ育て上げるため、これまで手薄だった低年次の学生に働きかける取組を推進しています。

今年度は新たに鳥取県地域共通のインターンシップ・プログラム「地域協働型インターンシップ」を始動させ、春休み期間中のインターンシップに向け学生と実習先担当者が一堂に会する合同説明会を、鳥取県地域で初めての試みとして開催しました。

説明会当日は、株式会社井木組代表取締役社長 井木敏晴氏から「インターンシップのすすめ」と題した講演があり、その後学生たちは実習先ごとのブースにわかれ、企業担当者からの説明を熱心に聞いていました。

 ※「鳥取県地域コラボ会」(「コラボ」とは協働collaborationの意)は、文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に採択された「中国・四国産業界の人材ニーズに対応した協働型人材育成事業」の一環として、県内にある国公私立の高等教育機関4校(鳥取大・鳥取環境大・鳥取短大・米子高専)が、地域の産業界(経済団体、企業等)や行政(鳥取県等)とともに組織した会です。


 

3. 新しい介護用品(紙おむつ)の開発について記者発表 (1月30日)

医学部附属病院では、新しい介護用品(紙おむつ)の開発に成功したことの記者発表を行いました。

記者発表では、難波次世代高度医療推進センター長、中山副センター長、佐藤事務部長が出席し、本研究の説明を行いました。従来の紙おむつは、特に男性に尿モレが生じやすく、今まで解決に苦慮してきましたが、この度、最新CTスキャナーによる紙おむつ装着中の尿拡散の様子について動画撮影を行い、新しいタイプの成人用紙おむつの開発に成功しました。

この紙おむつは、全国の病院、施設等業務用として、3月21日から発売開始となります。

 

 

 

 

 

4. 鳥取大学・鳥取銀行連携セミナーを開催 (2月4日)
「鳥取大学・鳥取銀行連携セミナー~産学連携による製造業のカイゼンと技術革新~」を開催しました。本セミナーは「連携協力に関する協定書」を締結する鳥取銀行との共催により、産と学のマッチング促進を図るとともに、県内産業の活性化に貢献することを目指すもので、平成23年度から実施しています。

 セミナーでは、安田精工株式会社 代表取締役 安田 晴雄 氏が「サポーティングインダストリーとして『金型って?』」と題して、大学と連携した高度技術化の体験談を紹介し、厳しい経済情勢の時こそ産学金官が連携し、鳥取で仕事を作る術を考えていかなければならない、と講演しました。

 また、鳥取県商工労働部 立地戦略課 吉村 和洋氏による、県内の中小企業が行う生産改善・設備投資を行う際の支援を行うための補助事業の説明や、本学産学・地域連携推進機構による、産学連携に対する支援体制や研究技術の活用方法、及び地元製造業とのコーディネート事例の紹介などを行いました。

 

 




5. 平成25年度鳥取大学大学院エンカレッジ・ファンド授与者を表彰 (2月5日)

 本学広報センターでエンカレッジ・ファンド授与者に対する表彰式を行い、医学系研究科、工学研究科、連合農学研究科から26名を表彰しました。表彰式では豊島学長が「当ファンドは、博士後期課程1、2年次生が研究に集中し、良い結果、成果を挙げていただきたいとの願いを込めて創設されたものです。しかしながら、最近話題のSTAP細胞の作製に成功した例にしても、成果とはすぐに出るものではありません。大学院の課程において、多くの悩みを持ち、それを相談し、切磋琢磨し、試行錯誤し、努力するプロセスの中で最後にはきっちりとやり遂げたという満足感や自信を得ていただきたい。そうした経験は今後の人生に役立ちます。今回の受賞をきっかけにさらに粉骨砕身し、研究、学問に精進してほしい」と励ましの言葉を受賞者に送りました。学生代表者からは、感謝の言葉とともに今後も賞に恥じぬよう頑張っていきたいとの謝辞がありました。

※エンカレッジ・ファンドとは、大学院博士課程(後期課程)を対象に、研究意欲の向上と優れた研究の推進を目的として給付する奨励金です。

 




 

 

6. 障害児教育研究会が「SYDボランティア奨励賞」【文部科学大臣賞】を受賞 (2月11日)

本学学生の課外活動団体である障害児教育研究会が、「第8回SYDボランティア奨励賞」の最優秀賞である【文部科学大臣賞】を受賞しました。全国から集まった87件の応募から、障害児教育研究会が取り組むボランティア活動が高く評価され、受賞が決まりました。

障害児教育研究会は、昭和48年に設立した文化系サークルで、会員である障害をもつ子ども達と一緒に過ごす催し「子ども会」を年6回開催し、その企画運営を行っている団体です。なお、子ども達により親しんでもらうために、「子ども会」を開催する時はサークル名を「どんぐり会」と称し、部員が扮する「村長」を長にして「ころりん村」という村の村祭りに、子ども達が遊びにやってきたという設定のもと行われます。

今回の受賞について、子ども会で村長を務める地域学部2年の久保扶由美さんは「この度はすばらしい賞を頂き、大変ありがたく思っています。今後も子ども達に楽しんでもらえる『どんぐり会』にしていけるよう頑張ります。」と喜びを語りました。

本賞の贈呈式は2月11日に東京で行われます。

 

 [SYDボランティア奨励賞について]

公益財団法人修養団が、平成18年に創立100周年を記念し設立した賞で、ボランティア活動の分野で著しい活動を実践し、優れた業績をあげたグループや個人を顕彰することにより、青少年のボランティア活動を促進するとともに、活動の習慣化を図り、生きる力や豊かな心を育むなど青少年の健全育成に寄与するものです。


 

 

 

 7.医学部附属病院がエンパワーメント大賞〈奨励賞〉を受賞  (2月14日)
 公益財団法人 日本生産性本部「ワーキングウーマン・パワーアップ会議」が実施する「エンパワーメント大賞」で、医学部附属病院が奨励賞を受賞しました。

「エンパワーメント大賞」は、女性の力を活かし組織の生産性向上につなげる動きを加速させるために今年新たに設けられた賞で、女性の活躍推進を目指し、独自性ある創意工夫した取り組みを行っている組織として評価されました。

<大賞URL:http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001402.html>

 受賞理由として注目された取り組みは、以下のとおりです。

 ・全職員の「働きやすさ」を支援するためのWLB支援センターを設立したこと

 ・育児・介護の相談に特化した「面談パートナー制度」を新設、導入したこと

 ・全職種にわたるメンターを養成し、幅広い職種や年齢層に対応できる「メンター制度」を構築したこと

 ・ひとり親の職員が働きやすい支援に取り組んでいること

 

8. 科学研究業績表彰状授与式を行いました (2月28日)

湖山キャンパスで科学研究業績表彰状授与式を行いました。今年度は4名が選出され、学長から表彰状が授与されたのち、一般財団法人日ノ丸報恩会の中尾常務理事から副賞(日ノ丸報恩会奨励金)が贈呈されました。

受賞者を代表して孝田准教授から「本表彰を励みに、さらなる研鑽を積むとともに若手の人材育成にも力を注ぎたい」とお礼と挨拶を述べました。

 

医学部

孝田 雅彦 准教授

工学研究科

山田 剛治 助教

農学部

有馬 二朗 准教授

乾燥地研究センター

黒崎 泰典 准教授

 

 

 

 

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