鳥取大学の最近の動き

平成26年6月~9月

2014年11月11日

1.「地(知)の拠点推進事業(大学COC事業)」シンポジウム」を開催しました  (6月1日)

文部科学省による採択事業「地(知)の拠点推進事業(大学COC事業)」を推進するため、「地域とあゆむ大学へ~今後の展開と期待~ 」をテーマにシンポジウムを開催し、一般の方々を含め約160名が参加しました。

大学COC事業は、大学等が自治体やNPO等と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を進めることを目的とした、文部科学省が支援する事業です。 本学は平成25年度に本事業の採択を受け、事業名称「知の発展的循環プロセスの構築による地域拠点整備事業」を展開しています。

 シンポジウムでは、自治体等が抱える課題の発見や解決に向け鳥取大学が持つ知財・人材をいかにして活用すべきか、今後どのような連携を行っていくべきかなどについて、平井鳥取県知事、田中新日本海新聞社編集制作局長、豊島鳥取大学長による鼎談を行いました。平井知事から「世界で通用する人材の育成」、「地域産業のイノベーションに繋がる取組み」等、鳥取大学に対する期待が寄せられたほか参加者から「過疎化社会における大学の役割」、「競争社会に生き残る逆境に強い人材の養成」等の意見が寄せられました。

 なお、当日はパネルディスカッション、平成25年度地域志向教育研究事業実施者からの事例報告、パネル展示等を行い、有意義なシンポジウムとなりました。

 


2.地域医療総合教育研修センターの開所式を実施しました(6月9日)

医学部は、地域医療の診療・教育の拠点とすることを目的として「鳥取大学地域医療総合教育研修センター」を日野病院に開設し、同院にて開所式を実施しました。

センター開設に伴い、これまで週1日だった本学からの総合診療医の支援を週4日に拡大、日野病院の診療の充実を図るとともに地域のニーズに即した地域医療の研究等も行います。

今後、多職種連携のもと、“地域を診る医療者”の育成を行っていきます。












 

3.蘭州大学(中国)と学術交流協定を締結しました(6月11日)

 本学は中国甘粛省蘭州市にある蘭州大学と学術交流協定および学生交流の覚書の締結のため、両大学関係者らの出席の下で調印式を行いました。

本学は中国甘粛省蘭州市にある蘭州大学と学術交流協定および学生交流の覚書の締結のため、両大学関係者らの出席の下で調印式を行いました。

蘭州大学との交流は、鳥取大学乾燥地研究センターの元プロジェクト研究員が平成24年12月に蘭州大学の准教授に就任したことがきっかけで開始されたもので、その後、両大学の研究者らが情報交換等を行う中で、蘭州大学から学術交流および学生交流について打診があり、今回の協定締結に結びつきました。

調印式で、豊島学長は「世界的なレベルで研究を進めている乾燥地研究センターなどは本学の強みであり、このたびの締結は両大学の交流活動をいっそう加速させるものと信じています。」と語り、蘭州大学の王乗(ワン チェン)学長は「蘭州大学も国際化に力を入れており、語学などを通じて学生交流などでも鳥取大学と交流を深めていけたらいい。」と今後の展望を語りました。

今後、両大学では語学研修等の学生交流や共通の研究分野における研究者の相互派遣、研究情報の交換等の相互交流を行う予定です。




4.医学部附属病院でヘリポートの運用を開始しました(7月10日)

 救命救急センター隣接地に昨年11月より建設を進めていたヘリポートが完成し、竣工式を行いました。

これまでは、救急患者等を乗せたヘリは約1キロメートル離れた米子港に着陸し、そこから救急車で本院まで搬送されていましたが、ヘリポートの設置により直接病院敷地内にヘリが着陸できるようになり、搬送時間が約10分程度短縮されます。また、災害時において、道路の渋滞や寸断などの影響を受けずに受け入れができるようになります。式典の後には、島根県のドクターヘリの離着陸訓練が行われました。今後、搬送時間の短縮による救命率の向上や県境を越えた広範囲に及ぶ救急医療への対応などが期待されます。
 また、災害拠点病院として、患者の搬送だけでなく、医師や物資の受け入れ等の機能強化が図られることになり、地域医療のより一層の充実につながります。

 










 
5.オープンキャンパス2014夏を開催しました(8月2、3日)

 「鳥取大学オープンキャンパス2014夏」を開催しました。

8月2日は地域学部及び工学部(いずれも鳥取キャンパス)並びに医学部(米子キャンパス)で、3日は農学部(鳥取キャンパス)で様々な企画を催し、キャンパスは2300人を超える高校生や保護者の皆さんで大いに賑わいました。

 高校生向け講演と保護者対象懇談会では参加者が熱心に耳を傾け、在学生が引率するキャンパスツアー、入試過去問の閲覧や学生生活の相談ができるなんでも相談コーナー、センター試験のリスニング体験や留学に関する相談コーナーはいずれも盛況でした。各学部が実施した模擬授業や施設・研究室見学では、参加者が興味津々の様子で説明に聞き入っていました。

教職員及び在学生が協力して、企画に様々な工夫を凝らし、鳥取大学の魅力や雰囲気を十分に体感していただくことができました。 

 


6.文部科学省の「課題解決型高度医療人材養成プログラム」に採択されました   (7月28日)

文部科学省が本年度から開始する「課題解決型高度医療人材養成プログラム」に、鳥取大学大学院医学系研究科が申請した「重症児の在宅支援を担う医師等養成」が採択されました。
 この事業は、重症児が家族と安心して暮らせる地域社会の実現を目的とし、重症児診療に必要な高度な医学的知識と診療技能を習得し、多職種・多機関と連携できる人材養成を目指すものです。

また、重症児の病態(神経生理、呼吸生理、代謝等)を理解し、在宅医療に必要な医療・福祉・行政制度に習熟した小児科医を養成するため、新たに大学院に教育プログラム・コースを設置し、平成27年10月から受け入れを開始する予定です。



 7.鳥取県と鳥取大学との連絡協議会を開催しました(7月30日)

鳥取市内において「鳥取県と鳥取大学との連絡協議会」を開催しました。

本学からは豊島学長、各理事、副学長、学部長等が、鳥取県からは平井知事ほか病院事業管理者、各部局長等が出席しました。今年で16回目となる連絡協議会では、「地方創生と鳥取大学の役割」、「人口活力対策」、「経済雇用対策」、「地域医療推進体制の充実」などをテーマに活発な意見交換が行われました。

「地方創生と鳥取大学の役割」では、鳥取県岡崎未来づくり推進局長が、今後地方創生のためには鳥取大学を中心とした高等教育機関の役割が非常に重要であることについて述べ、優秀な人材の確保と若者の流出阻止のための大学教育の基盤強化について協力を求めました。
 一方、本学は、昨年度文部科学省に採択された「地(知)の拠点整備事業」の実施や、地域医療推進体制の充実にあたっての諸課題等について、県に更なる連携と協力を求めました。

 


 

 8.鳥取県内四市と鳥取大学との連絡協議会を開催(8月18日)

米子市内において「鳥取県内四市と鳥取大学との連絡協議会」を開催しました。
本学からは、豊島学長のほか各理事、副学長、学部長、附属病院長等が、県内四市からは、各市長、病院長、各部局長等が出席しました。

今年で10回目となる連絡協議会では、「産業振興」、「地域医療・保健対策」などをテーマに活発な意見交換が行われました。特に「地域医療・保健対策」では、鳥取市立病院 山下病院長から、県内病院の勤務医師不足が深刻化している事から、医師の県内定着及び養成について協力依頼がありました。これに対し、本学医学部附属病院北野病院長は、研修プログラムの充実を図り、専門医を多く養成することで地域の病院へ派遣可能な医師数を増加させ、専門医のキャリア継続が可能となる体制を維持したい考えを述べました。

 県内四市とのより一層の連携強化を図るため、来年度も引き続き本連絡協議会を開催する予定にしています。





  9.文部科学省の「革新的バイオ医薬品創出基盤技術開発事業」に採択されました((8月22日)

 文部科学省の大型公募事業「革新的バイオ医薬品創出基盤技術開発事業(技術開発課題B)」に、染色体工学研究センター 香月康宏助教の研究プロジェクト「染色体工学技術を用いたヒト抗体産生ラットの作製」が中国地方では唯一採択されました。(研究期間:5年間)

文部科学省の大型公募事業「革新的バイオ医薬品創出基盤技術開発事業(技術開発課題B)」に、染色体工学研究センター 香月康宏助教の研究プロジェクト「染色体工学技術を用いたヒト抗体産生ラットの作製」が中国地方では唯一採択されました。(研究期間:5年間)本事業は、我が国のバイオ医薬品の国際競争力を強化するため、バイオ医薬品の創出に関する先端的技術を有する機関に対して、製薬企業が抱える技術的課題の解決や世界初の革新的な次世代技術の創出を委託するもので、96の審査対象課題のうち、18課題が採択されました。

 なお、本事業は各省連携プロジェクトである「オールジャパンでの医薬品創出」に位置付けられています。


 10.工学部学生チーム日本鋼橋模型製作コンペで総合優勝(8月30、31日)

Japan Steel Bridge Competition2014(JSBC:日本鋼橋模型製作コンペ)で工学部学生チームが架設部問第2位、構造部門優勝、総合優勝の成績を収めました。

JSBCは、学生自身が自らの力で橋梁の設計、製作と架設を行い、ものづくりの真の楽しさを経験する競技会です。第5回目となった今年の大会は、大阪市立大学で開催され、20チーム(17大学・高等専門学校2校)が参加しました。

 学生たちは4月からコンピュータを使わずに構造計算と製図を行ったり、橋梁形状及び形式の選択、詳細設計を実施したり、大学内のものづくり工場で橋梁部材の加工・製作を行なうなど、大会に向けて取り組んできました。そして、2年前の初出場から目指していた悲願の総合優勝を成し遂げることができました。 

 










11.第10回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト「自動操縦部門」で上位入賞 (9月27、28日)

東京都大田区総合体育館で第10回全日本学生室内飛行ロボットコンテストが開催されました。工学部機械工学科から発足した課外活動団体「鳥取大学カルマンプロジェクト」は、5年連続5度目となる参戦を果たしました。
  学生たちは、作製した飛行ロボットで指定されたミッションに挑み、操縦や自動制御飛行などの技術、ミッション達成時間などを競い合い、熱い戦いを繰り広げました。このプロジェクトからは3チームが出場、2チームが自動操縦部門の飛行競技得点において第3位、第4位で初の入賞を成し遂げました。
  プロジェクトメンバーは、過去最高位である昨年度の6位を上回り、さらには優勝を目指すべく、前回大会から1年間試行錯誤を繰り返してきました。発足時のメンバー(現在修士2年)達にとっては、本学での6年間のものづくり活動の集大成ともいえる大会で素晴らしい成績を収めることが出来ました。

 

鳥取大学学友会事務局

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