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「平成28年鳥取県中部の地震」調査報告会および西田良平名誉教授「平成28年度防災功労者内閣総理大臣表彰」受賞記念講演会を開催しました

2016年12月09日

11月26日、工学部附属地域安全工学センター及びとっとり防災・危機管理研究会の主催で、工学部大講義室において、平成28年鳥取県中部の地震の調査報告会を開催しました。

第1部は、平成28年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞された西田良平名誉教授に「山陰地域の地震活動と防災への取り組み」と題した記念講演を実施頂きました。西田名誉教授は、山陰地域のこれまでの地震活動と10月21日に発生した鳥取県中部の地震に至るまでの近年の活動について説明され、鳥取県内における防災、減災へのご自身の長年にわたる取り組みを紹介されました。

第2部の報告会は、香川敬生センター長が、今回の震源域で実施してきた鳥取大学の取り組みと本震観測記録および被害集中域での余震観測や微動観測から分かった揺れの特徴について報告しました。続いて、野口竜也助教がそのような揺れに地域の地盤震動特性、ひいては地下構造が大きく影響していることを報告し、西田名誉教授が始められた温泉水位・水温の観測結果についても紹介を行いました。その後、鳥取県危機管理局の城平守朗局長が県内の被害と鳥取県の対応について、向坊恭介助教が建築物の被害状況とその要因について、西村強教授が土木構造物には甚大な被害は生じていないものの、地盤変状が各地で見られたことを説明しました。最後に、太田隆夫准教授が、工学部附属地域安全工学センターの実施内容を中心に、倉吉のボラティア・センターに学生がコーディネーターとして協力したことなどを紹介し報告会を終了しました。

休日にもかかわらず、学生、教職員、民間企業の方など約70名が参加し、熱心に聞き入り、第1部・第2部ともに活発な質疑応答が行われました。

 西田名誉教授会場の様子