イベント

(終了)怪獣表象論講義3開催のご案内

2017年01月18日

怪獣表象論講義3.を開催いたします(2017年1月29日12時~18時)

 

昨年2月・8月に好評を博した神谷和宏先生の特別講義第3弾です。

マスコミ等でおなじみのウルトラ先生こと神谷和宏先生が,またまた鳥取大学へ帰ってきます。

 

「学問っぽくないモノで,ガクモンする!!」をコンセプトに,今回も『ウルトラシリーズ』を題材として,楽しい講義を展開します。

 

今回の怪獣表象論講義のテーマは,「ポストモダン社会のヒエラルキー,頂点に立つものは?」です。

今回は,これまで社会は何を“四捨五入”してきたのか,現代の生きづらさを『ウルトラ』シリーズから読み解いていきます。

 

日本人にとっての「大きな物語」-西欧的な豊かな暮らしの実現という,国民総意の目標-が存在していたとき,ウルトラマンや防衛隊は,大衆の信頼を得ることができていた。しかし,豊かな国となった日本は,新たな「大きな物語」を構築できず,そこには無機質なヒエラルキーが存在し出した。そこではウルトラマンや防衛隊さえもその機能を十全に発揮できない。そんな社会のヒエラルキーの頂点に君臨し,私たちを統治するものは何か。そしてそこでは、何が重んじられ、何が切り捨てられているのか。つまり、社会では“四捨五入。”が無限に繰り広げられている。そこではもしかすると、掛け替えのないものを“四捨”してしまってはいないだろうか。現代社会を生きる私たちの生きづらさについて、『ウルトラ』シリーズの作品世界から,2人の教員(神谷&佐藤),そして,学生たちとで鋭く読み解いていく。

 

【開催日時】2017年1月29日(日曜日)12時から18時

【開催場所】鳥取大学鳥取キャンパス地域学部棟5階5160大講義室

【申込定員】50名

【申込方法】『鳥取大学地域学部佐藤匡研究室』on the Web(http://www.rs.tottori-u.ac.jp/satoulaw/index.html

)の申込フォームよりお申し込みください。

【主  催】鳥取大学地域学部佐藤匡研究室

 

 

【講演担当者プロフィール】

・神谷 和宏(かみや かずひろ)批評家・国語教師(北海道苫小牧市立和光中学校教諭)

国文学や現代思想の方法論で,怪獣や異形のモノは,時代や社会の何の表象として存在しているのかを考える「怪獣表象論」を研究。世界は言葉で成り立っているという観点から,テクストの読解は世界を知ることであると考えており,現代社会を題材に批評活動を行っている。

 『北海道新聞』(地方版・朝刊)コラムにて,社会批評,文化批評を執筆。著書に『ウルトラマン「正義の哲学」』(朝日新聞出版),『ウルトラマンは現代日本を救えるか』(朝日新聞出版)など。

 

・佐藤 匡(さとう まさし)法律家・憲法学者(鳥取大学地域学部准教授)専門は,憲法学及び法律学。情報をキーワードに,個人情報やプライバシー,動物の適正飼養について研究している。また,メディアを正しく読み解き、表現を発信し,受信することによって,表現の自由と知る権利はその目的を達成し得ると説いている。

 鳥取大学では,共通教育科目として,憲法学,民法学1.【財産法】,民法学2.【家族法】を,地域学部科目として,統治機構論,行政法を担当している。近著に『解説日本国憲法』(東京教学社),『法学入門講座2.-行政法-』(東京教学社),『法学入門講座3.-民法-』(東京教学社)がある。