鳥取大学の最近の動き

平成28年9月~12月

2017年01月26日
1.学部・大学院の改組(平成29年4月)が決定    
 鳥取大学では、地域学部及び農学部の改組、並びに大学院持続性社会創生科学研究科の設置について、文部科学省に対して設置計画書を提出しておりましたが、8月に行われた大学設置・学校法人審議会において設置可の判定を受け、平成29年4月からの設置が認められました。

 今後は、来年4月の開設に向けて引き続き準備を進めてまいります。
 地域学部 農学部


2.ホームカミングデー2016を開催(9月27日)

 9月27日、鳥取大学では鳥取大学学友会との共催により「ホームカミングデー2016」を開催しました。ホームカミングデーは、本学を卒業された同窓生の方々が学部、学科や年代を超えて母校につどい親睦を深めることにより、同窓生相互の発展と連携の絆をつなげることを目的とする催しであり、今回で3回目の開催となります。
 はじめに、オープニングセレモニーにおいて豊島良太学長及び竹内善一学友会副会長から挨拶があり、その後山口武視副学長から鳥取大学の近況報告を行いました。引き続き、本学の卒業生であり、現在は第一生命グループ女子陸上競技部監督を務める山下佐知子氏が「選手歴17年、指導歴20年の月日を経て今思う事」と題して講演され、同窓生と教職員、学生、一般参加者を含めた約220名が耳を傾けました。山下氏は学生時代から1番を目指して競技を始め、選手としても指導者になってからも競技を追求してきたことや、リオオリンピック日本代表選手をはじめとする長距離ランナーを育成してきた経験談を語るなど、競技に対する情熱が伝わってくる大変興味深い貴重な内容で、参加者は熱心に聞き入っていました。
 続いて大学会館の食堂へ場所を移して催されたウェルカムパーティーでは、参加者らは各テーブルで旧交を暖めあい、学部・世代を超えて交流や親睦を深めました。鳥取大学混声合唱団フィルコールによるミニコンサートも行われ、会場は大いに盛り上がりました。
 午後からは広報センターにおいて、本学医学部の加藤敏明准教授による特別講座のほか、美術部と写真部による作品展や鳥取大学のあゆみ写真展、茶道部によるお茶席、邦楽友の会による演奏会、大学グッズ販売などが催され、多くの来場者でにぎわいました。

記念講演会を行う山下佐知子氏記念講演会の様子 ウェルカムパーティーミニコンサート邦楽友の会による演奏会


3. 松見吉晴教授が平成28年防災功労者防災担当大臣表彰を受賞 (9月7日)
 9月7日、大学院工学研究科社会基盤工学専攻の松見吉晴教授が平成28年防災功労者防災担当大臣表彰を受賞されました。
 また、松見教授は10月6日、「非常に重たい賞を頂いて、今後とも地域の防災力の貢献のために、努力に励む所存でございます。」と豊島学長に受賞を報告されました。

【功績の概要】
 松見教授は、鳥取県において自助・共助を基軸とした自律型防災活動の仕組みづくり等を研究し、優れた成果を上げており、更に地域住民の防災の取組を指導、支援するとともに、県内各地の防災講演会等によって県民及び防災関係者の防災意識・防災知識の普及啓発を進め、鳥取県の地域防災力の向上に長年尽力されました。
 また、鳥取県防災顧問として専門的な立場から防災行政に対して有益な提言を行うなど、防災体制の整備に多大な貢献をされました。
学長に受賞を報告する様子 表彰状


4.COC+セミナー「若手経営者による鳥取未来トーク~元気な若手経営者が鳥取を熱く語る~」を開催 (10月26日)

 10月26日、鳥取大学COC+事業推進室では、学生の就職先の選定や、就職後のキャリア形成に役立てることを目的に、COC+セミナー「若手経営者による鳥取未来トーク~元気な若手経営者が鳥取を熱く語る~」を開催しました。
 本セミナーは、今、県内で活躍しておられる若手経営者5名に、「鳥取の魅力と未来への夢」について筋書きのない本音トークで語っていただくものです。「何故鳥取を起業の場所として選んだのか」、「きっかけは何だったのか」、「失敗した時はどう立ち上がったのか」等を大学生をはじめ、高校生、中学生、一般の方々など参加した約350名に熱く語っていただきました。
 学生からは、「学生時代に勉強以外にやっておくべき事は何か」、「求人される場合の人物像について」等の質問があり、それぞれの経営者からアドバイスをもらいました。
 最後に、各若手経営者が抱いているこれからの夢、それに到る過程を語っていただき大盛況のうちに終了しました。セミナー終了後も、各経営者の方々に積極的に質問をしていた学生の姿が多くみられ、大変有意義なセミナーとなりました。

【パネリスト】
 AXISグループ 代表取締役兼CEO 坂本 哲氏
 株式会社旺方トレーディング 代表取締役 幸田 伸一氏
 株式会社バルコス 代表取締役 山本 敬氏
 有限会社ひよこカンパニー 代表取締役 小原 利一郎氏
 モルタルマジック株式会社 代表取締役 池原 正樹氏
未来トークの様子会場の様子


5.鳥取大学が「あいサポート企業・団体」に認定 (10月28日)

鳥取県では障がいの特性、必要な配慮などを理解して、ちょっとした手助けや配慮を実践することにより、障がいのある方が暮らしやすい共生社会を実現するための運動「あいサポート運動」を推進しています。

障がいのある方への配慮の実践の一助とするため、教職員及び学生を対象に本学が実施したあいサポーター研修等が認められ、このたび「あいサポート運動」を積極的に推進する企業・団体である「あいサポート企業・団体」として認定されました。

 10月28日には知事公邸で「第17回あいサポート企業認定証授与式」が行われ、林副知事から認定証が授与されました。林副知事を囲んで記念撮影を行ったあと、認定された15企業・団体が一言ずつ挨拶をしました。鳥取大学からは田中学生部長が出席し、バリアフリー体験講座の開催など本学の取組と今後の抱負を述べました。これに対し、林副知事は学生のあいサポーター数が増加することを期待されました。
知事公邸にて認定書


 6.鳥取大学OBを講師とした業界・企業研究セミナーを開催(11月17日)

 11月17日、大学教育支援機構キャリアセンターと鳥取大学学友会(全学同窓会組織)は、共催により、「業界・企業研究セミナー」を開催し、学生ら約50名の参加者がありました。

 今回は、情報及び食品の分野から、卒業後5年程度の若いOB講師4名を招き、業界・企業の概要、就職して感じたことなど、講演とパネルディスカッションを行いました。

 OB講師から、「スケジュール管理の大切さ」など、仕事を通して感じたことのほか、「いろいろなことにチャレンジしてほしい」、「大学にはいろいろな人がいる、繋がりを大切にしてほしい」など後輩にエールが送られました。学生からは、「就職活動の考え方」などの質問が寄せられ、有意義なセミナーとなりました。

 本セミナーは平成25年度から開催し、今年度は昨年度に引き続き、更に多くの学生に、企業・業界への理解を深めさせるため、キャリア科目「地域就業論」の一コマとして開催しました。

【協力いただいたOB講師】

 株式会社アクシス  都藤 俊輔 氏、奥村 拓哉 氏

 寿製菓株式会社   河上 和也 氏

 大山ハム株式会社  大瀬戸 彰次 氏
講演風景パネルディスカッション 


7.主権者教育講演会を開催(11月24日)

 11月24日に主権者教育講演会を開催しました。
 主権者教育講演会は、平成27年6月の公職選挙法の改正により選挙権年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられ、18歳、19歳の学生も有権者となったことをふまえ、学生に政治や社会に対する関心を高めてもらうことを目的としており、昨年度に引き続き開催しました。
 今回は、平成26年度から学生を選挙コンシェルジュとして認定し、学生の視点を取り入れた選挙啓発活動を進めている松山市選挙管理委員会から、大隅哲平主任と選挙コンシェルジュの藤岡香奈美さん(松山大学3回生)の2名を講師としてお迎えし、「若者と考える、投票率向上プラン」のテーマで実施しました。
 講演会では、大隅主任から松山市の先駆的な取り組みについて映像等を交えてわかりやすく紹介があり、本学学生に対し、「政治や社会に関心を持って、自分の10年後を見据えて選挙に参加してほしい」と熱く語られました。また、藤岡さんからは、選挙コンシェルジュとして活動した経験談や、積極的に社会活動にチャレンジすることにより自らが成長できたという意見を聞くことができ、参加学生は興味深く聴講していました。
 講演会には、地域学部 塩沢健一准教授が担当する、全学共通科目「政治学」の履修学生が授業の一環として参加したほか、学生・教職員等あわせて約120名の参加がありました。講演後には、参加学生から不在者投票制度等について質問があるなど、有意義な講演会となりました。
講演の様子質疑応答の一場面


8.「平成28年鳥取県中部の地震」調査報告会および西田良平名誉教授「平成28年度防災功労者内閣総理大臣表彰」受賞記念講演会を開催(11月26日)

11月26日、工学部附属地域安全工学センター及びとっとり防災・危機管理研究会の主催で、工学部大講義室において、平成28年鳥取県中部の地震の調査報告会を開催しました。

第1部は、平成28年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞された西田良平名誉教授に「山陰地域の地震活動と防災への取り組み」と題した記念講演を実施頂きました。西田名誉教授は、山陰地域のこれまでの地震活動と10月21日に発生した鳥取県中部の地震に至るまでの近年の活動について説明され、鳥取県内における防災、減災へのご自身の長年にわたる取り組みを紹介されました。

第2部の報告会は、香川敬生センター長が、今回の震源域で実施してきた鳥取大学の取り組みと本震観測記録および被害集中域での余震観測や微動観測から分かった揺れの特徴について報告しました。続いて、野口竜也助教がそのような揺れに地域の地盤震動特性、ひいては地下構造が大きく影響していることを報告し、西田名誉教授が始められた温泉水位・水温の観測結果についても紹介を行いました。その後、鳥取県危機管理局の城平守朗局長が県内の被害と鳥取県の対応について、向坊恭介助教が建築物の被害状況とその要因について、西村強教授が土木構造物には甚大な被害は生じていないものの、地盤変状が各地で見られたことを説明しました。最後に、太田隆夫准教授が、工学部附属地域安全工学センターの実施内容を中心に、倉吉のボラティア・センターに学生がコーディネーターとして協力したことなどを紹介し報告会を終了しました。

休日にもかかわらず、学生、教職員、民間企業の方など約70名が参加し、熱心に聞き入り、第1部・第2部ともに活発な質疑応答が行われました。
西田名誉教授講演の様子


9.「Go Global Japan(GGJ) Expo 2016」及び「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援:2016年度西日本第1ブロック共同シンポジウム」を開催 (12月11日)

12月11日に、「Go Global Japan(GGJ) Expo 2016」及び「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援:2016年度西日本第1ブロック共同シンポジウム」を開催し、約280名の来場者がありました。
 GGJ Expoは、文部科学省のスーパーグローバル大学等事業の「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」に採択されている大学が主催し、高校生が直接、採択大学等に進学や留学の相談ができる体験イベントであり、今年は西日本第1ブロック採択大学9校(同志社大学、関西学院大学、福井大学、神戸大学、愛知県立大学、愛知大学、京都産業大学、立命館大学、鳥取大学)が共同で開催しました。また、西日本第1ブロック共同シンポジウムは各大学のグローバル教育の取組状況について情報共有し、西日本地域全体でグローバル教育を向上させることを目的として行うもので、5年事業の最終年度となる今年は、鳥取大学を会場として両イベントを同時開催しました。
 GGJ Expo 2016では、「世界に向かってLet’s Try!」をテーマに開催し、鳥取大学 中島廣光 理事の開会の挨拶の後、スーパーグローバルハイスクール(SGH)採択校(鳥取西高校、出雲高校、同志社国際高校、関西学院高等部、神戸大学附属中等教育学校)5校の生徒による体験発表を行いました。続いて、辰野まどか 一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT) 専務理事・事務局長から、「夢を持ち夢に向かって挑戦する」、「世界を感じること」の大切さなど、自身の体験を交えて講演が行われました。その他、体験企画として、留学生とランチを食べながら会話を楽しむ「グローバルランチ」、世界を理解するためのコミュニケーションを学ぶ体験「グローバルスタディーズ」、文部科学省トビタテ!留学JAPANに参加した学生の体験談を聞く「Let’s Try!トビタテ!留学JAPAN」など、来場していた高校生・大学生たちにとても刺激的で意味深いものとなりました。

共同シンポジウムでは、「グローバル社会の進展と大学教育」をテーマに開催され、鳥取大学 豊島良太 学長、文部科学省 義本博司 大臣官房総括審議官から挨拶が行われ、続いて、石破茂 衆議院議員から、「グローバル社会をはじめ社会が大きく変化していく中、大学教育の役割が益々重要性を増している」として基調講演が行われました。引き続き、参加大学のGGJ事業の事例紹介・質疑応答があり、最後に、同志社大学 北川雅章 副学長・国際連携推進機構長の挨拶により閉会しました。本シンポジウムでは、各大学の多様な取り組みの情報共有、ネットワークの構築など、今後のグローバル教育を進展させるうえでもとても有意義なものとなりました。
高校生の体験発表 辰野まどか氏講演  講演風景ポスター発表の様子

鳥取大学学友会事務局

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Eメール toridai-kouhou@ml.adm.tottori-u.ac.jp