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「山陰地方の駆除獣や魚類加工残渣から得られる生理活性糖鎖や機能性タンパク質を利用する地域産業基盤システムの確立」成果報告会を開催しました

2017年02月24日

 2月22日に、広報センターで「山陰地方の駆除獣や魚類加工残渣から得られる生理活性糖鎖や機能性タンパク質を利用する地域産業基盤システムの確立」と題して、平成28年度の成果報告会を実施しました。

 本学が実施する地(知)の拠点整備事業(COC事業)では、人口減少・高齢化が進む過疎地域や中山間地域を対象に、持続可能な地域づくりのための教育研究活動を進めており、そのうちの【地域課題研究C(発展型)】では、地域の課題解決を実施するため、本学の研究者が地域自治体等との連携により事業に取り組んでいます。今回の報告会は、地域学部の田村純一教授らが取り組んだ成果について、本学の6名の研究者から報告がありました。
 報告会の前半は、地域学部の奥田プロジェクト研究員、農学部の渡邊教授及び保坂教授から、山陰地方に生息する鹿から得られた角に含まれる生理活性糖鎖等の有効成分について報告を行いました。後半には、地域学部の岸本教授から地域に伝わる民間療法について、地域学部の馬場准教授からは産業として創出される際の地域経済予測など、人文学・社会学的な視点からの調査報告があり、最後に学長室の澤田特命准教授から県内の鹿による被害と捕獲対策、解体処理の推進状況について説明がありました。
 また、併せて開催された特別講演では、学術交流協定を締結している建国大学校(韓国)から金守基教授、李致鎬教授、全炳台教授の3名をお招きし、韓国における鹿の角を利用した研究成果の先進事例等について講演いただきました。

 会場には、教職員及び学生、一般の方を含めて約45名の参加がありました。参加者は各研究者からの報告に熱心に耳を傾け、県内で得られる地域資源の有効利用について学ぶとともに、今後の地域産業の発展や雇用の創出も期待される報告会となりました。

報告会の様子
講演会の様子

奥田プロジェクト研究員、渡邊教授、保坂教授

左:奥田プロジェクト研究員、中央:渡邊教授、右:保坂教授

岸本教授、馬場准教授、澤田特命准教授
左:岸本教授、中央:馬場准教授、右:澤田特命准教授

金教授、李教授、全教授
左:金守基教授、中央:李致鎬教授、右:全炳台教授