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鳥取大学発「医・農(獣)・染」連携によるベンチャー企業“株式会社PACT”を設立

2017年03月31日
 この度、鳥取大学では、平成29年2月に、大学院医学系研究科及び染色体工学研究センターの香月准教授を代表取締役とし、農学部共同獣医学科の岡本教授を取締役とした、「医・農(獣)・染」連携ベンチャー企業「株式会社PACT」を設立いたしました。

 本ベンチャーの具体的業務は、人工染色体技術で作製された完全ヒト抗体生産ラット等を用いて作製されたがん抗体を活用し、ヒトの治療用抗体をイヌ(ペット動物)化することでペット動物のがん治療用抗体医薬品の開発を行うとともに、全国の動物病院とのネットワークにより、自然発症がんの動物のデータベースを構築し、新薬開発のための臨床研究を支援します。また、治療用遺伝子を搭載した人工染色体をイヌ(ペット動物)に移植する自己細胞による再生医療の事業化を図ることを目標としています。

 本事業の展開によって、イヌネコなどペット動物の自然発症がんや遺伝病を治療できるだけでなく、ヒトの新薬開発にも早期に貢献できるほか、完治を目指した効果的な治療法の提供による医療費削減や地方創生につながるビジネスモデルとなることが期待されます。