○鳥取大学生物災害等防止安全管理規則

平成20年3月11日

鳥取大学規則第15号

(目的)

第1条 この規則は,感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号。以下「感染症法」という。)の定めるところに基づき,鳥取大学(以下「本学」という。)において,生物学的目的で病原体等を実験的に取り扱う際,病原体等の取扱い及び管理を安全に行わせ,かつ,実験,研究その他の業務を必要以上に制約することなく生物災害を防止するための作業環境を整備し,特定病原体等による感染症の発生,まん延及び事故を防止することを目的とする。

(他の法令との関係)

第2条 この規則に定めのない事項については,感染症法及びその他関係法令(以下「感染症法等」という。)の定めるところによる。

2 この規則は,感染症法に基づく感染症発生予防規程に定めるべき事項を含むものとする。

(定義)

第3条 この規則において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。

 病原体等 病原微生物及び動植物が産出する毒性物質等,生物学的相互作用を通して人体あるいは動物に危害を及ぼす可能性のある物質をいう。

 特定病原体等 病原体等のうち感染症法で規定する一種病原体等,二種病原体等,三種病原体等及び四種病原体等をいう。(別表第1)

 動物特定病原体等 病原体の家畜における危険度レベル(別表第2)に掲げる病原体等のうち,家畜における危険度のレベルが3及び4の病原体等,その他第5条に規定する鳥取大学生物災害等防止安全委員会(以下「安全委員会」という。)が定める病原体等をいう。

 生物災害等 病原体等が生物学的相互作用を通して人体や動物に及ぼす災害並びに病原体等の紛失,盗難,濫用・悪用等をいう。

 部局等 病原体等を実験的に取り扱う学部(医学部にあっては医学部附属病院を,農学部にあっては連合農学研究科を含む。),持続性社会創生科学研究科,工学研究科,乾燥地研究センター,教育支援・国際交流推進機構,学内共同教育研究施設及び保健管理センターをいう。

 職員等 病原体等を取り扱う職員(有期契約職員を含む。),研究員,研究生,学生その他管理区域に立ち入る者をいう。

 管理区域 本学において特定病原体等及び動物特定病原体等の安全な管理が必要な区域(実験室,実習室,検査室,空調・排水等に関わる設備区域及び病原体等を保管又は滅菌する区域を含む。)をいう。

 実験室等 管理区域内の実験室,実習室及び病原体等を保管又は滅菌する区域をいう。

 安全管理に関するマニュアル 「鳥取大学米子地区(医学部)特定病原体等の取扱安全管理に関するマニュアル」及び「鳥取大学鳥取地区特定病原体等及び動物特定病原体等の取扱安全管理に関するマニュアル」をいう。

(学長及び部局等の長の責務)

第4条 学長は,感染症法等及びこの規則に基づき,本学における生物災害等防止のための安全確保に関する業務を総括する。

2 学長は,感染症法等に基づき「特定病原体等所持者」となるときは,次の各号に掲げる必要な手続きを行うものとする。

 病原体等の所持に係る許可申請及び届出

 病原体等取扱主任者の選任及び届出

 病原体等の受入,払出及び使用等に関する記帳の義務化

 病原体等を取り扱う施設等に関する感染症法等の定める「施設の基準」及び「保管等の基準」に定める必要な措置

 事故発生時等の届出及び災害時の応急措置

3 部局等の長は,感染症法等及びこの規則に基づき,当該部局等における生物災害等防止のための安全確保に関し必要な措置を講じなければならない。

(安全委員会)

第5条 本学に,学長の諮問に応じ又は独自に調査・審議するため,安全委員会を置く。

2 安全委員会は,次に掲げる事項を調査・審議する。

 生物災害等防止のための安全管理(以下「安全管理」という。)に関すること。

 病原体等の危険度分類及び感染症法等に基づく特定病原体等の分類に関する事項

 実験室等及び設備の安全管理並びに感染症法等で定める施設の基準を満たすために必要な整備に関すること。

 管理区域に関すること。

 職員等に対する教育訓練及び健康管理に関すること。

 病原体等の使用,保管及び滅菌等の処理,記帳並びに情報管理に関すること。

 実験計画及び病原体等を取り扱う業務(以下「実験等」という。)の安全管理に関するマニュアルとの適合性に関すること。

 特定病原体等及び動物特定病原体等を取扱う実験室等並びに設備の感染症法等への適合性の審査に関すること。

 事故発生の際の必要な措置及び改善策に関すること。

 安全管理に関する規則等の制定及び改廃に関すること。

十一 その他安全管理に関し必要な事項

3 安全委員会は,前項の規定により独自に調査・審議した結果,必要と認めた場合は,部局等の長に勧告し及び学長に意見を具申することができるものとする。

4 学長及び部局等の長は,前項の安全委員会の勧告又は意見を尊重しなければならない。

5 安全委員会は,必要に応じ,第9条第11条及び第13条にそれぞれ規定する病原体等取扱主任者,安全責任者及び作業責任者に報告を求めることができる。

6 この規則に定めるもののほか,安全委員会の運営に関し必要な事項は,委員会の議を経て別に定める。

(組織)

第6条 安全委員会は,次に掲げる委員をもって組織する。

 理事(研究担当)

 病原体等取扱主任者

 部局等の安全責任者

 前号以外の自然科学系分野の教員 3人

 人文・社会科学系分野の教員 1人

 予防医学を専攻する教員 1人

 保健管理センターの教員 1人

 研究推進部長

 その他学長が必要と認めた者

2 委員は,学長が任命する。

3 第1項第4号から第7号までの委員の任期は,2年とし,再任されることができる。ただし,欠員が生じた場合の後任の委員の任期は,前任者の残任期間とする。

4 第1項第9号の委員の任期は,その都度定める。

(委員長等)

第7条 安全委員会に委員長を置き,理事(研究担当)をもって充てる。

2 委員長は,安全委員会を招集し,その議長となる。

3 安全委員会に副委員長を置き,委員長の指名する委員をもって充てる。

4 副委員長は,委員長を補佐し,委員長に事故があるときは,その職務を代理する。

(議事)

第8条 安全委員会は,委員の3分の2以上の出席をもって開くものとする。

2 安全委員会の議事は,出席した委員の3分の2以上の同意をもって決し,可否同数のときは議長の決するところによる。

3 安全委員会が必要と認めたときは,安全委員会に委員以外の者の出席を求め,その意見を聴くことができる。

(病原体等取扱主任者)

第9条 本学に,生物災害等防止のための安全確保に関し学長を補佐するため並びに特定病原体等による感染症の発生の予防及びまん延の防止について監督を行わせるため,鳥取地区及び米子地区に病原体等取扱主任者各1人を置く。ただし,米子地区の病原体等取扱主任者は本学全体を総括するものとする。

2 病原体等取扱主任者は,感染症法等及びこの規則を熟知するとともに,病原体等の取扱いの知識経験に関する要件として厚生労働省令で定めるものを備える者でなければならない。

3 病原体等取扱主任者は,学長が任命する。

4 病原体等取扱主任者の任期は,2年とし,再任を妨げない。

5 病原体等取扱主任者に事故があるときは,その都度第2項に定める要件を備える者のうちから学長の選任した代理者がその職務を代行する。

6 病原体等取扱主任者に欠員が生じた場合の後任者の任期は,前任者の残任期間とする。

第10条 病原体等取扱主任者は,立入り検査等への立会い,職員等への教育訓練等を行うとともに,二種病原体等の取扱施設に立ち入る者に対し,感染症法等若しくはこの規則の実施を確保するための指示を行う。

2 病原体等取扱主任者は,次条の安全責任者と緊密な連絡をとり,安全管理に関して安全責任者に指導,助言又は勧告するものとし,必要に応じ,安全責任者に報告を求めることができる。

3 病原体等取扱主任者は,安全委員会と十分連絡をとり,必要な事項について安全委員会に報告するものとする。

4 病原体等取扱主任者は,病原体等による感染症の発生の予防及びまん延の防止に関し必要と認めた場合は,部局等の長に勧告し,学長に意見を具申することができるものとする。

5 学長及び部局等の長は,前項の病原体等取扱主任者の勧告又は意見を尊重しなければならない。

(安全責任者)

第11条 各部局等に,当該部局等における安全管理に関し部局等の長を補佐するため,安全責任者1人を置く。

2 安全責任者は,感染症法等及びこの規則を熟知するとともに,生物災害等の発生を防止するための知識及び技術並びにこれらを含む関連の知識及び技術に高度に習熟した者でなければならない。

3 安全責任者は,部局等の長の推薦に基づき,学長が任命する。

4 安全責任者の任期は,2年とし,再任を妨げない。

5 安全責任者に事故があるときは,その都度,部局等の長の推薦に基づき,学長が任命する代理者がその職務を代行する。

6 安全責任者に欠員が生じた場合の後任者の任期は,前任者の残任期間とする。

第12条 安全責任者は,次に掲げる任務を果たすものとする。

 安全管理に関するマニュアルを作成し,所属部局等の長を経て,安全委員会へ報告すること。

 特定病原体等及び動物特定病原体等を取扱う管理区域における安全管理状況を把握すること。

 実験等が感染症法等及びこの規則並びに安全管理に関するマニュアルに従って適正に遂行されていることを確認すること。

 特定病原体等及び動物特定病原体等を取扱う管理区域及び設備が感染症法に従って適正に維持・管理されていることを確認すること。

 次条の作業責任者及び第14条の作業従事者に対する必要な指導,助言又は勧告を行うこと。

 その他実験等に伴う生物災害等防止のための安全確保に関し必要な事項の処理に当たること。

2 安全責任者は,その任務を果たすに当たり,必要な事項について部局等の長並びに病原体等取扱主任者に報告するものとする。

3 安全責任者は,必要に応じ,次条の作業責任者に報告を求めることができる。

(作業責任者)

第13条 特定病原体等及び動物特定病原体等を取扱う実験等ごとに,次条の作業従事者の中から,実験等の遂行に責任を負う者(以下「作業責任者」という。)を置くものとする。ただし,同一分野,部門等において複数の実験等が行われる場合で,実験等の管理監督に支障がないときは,当該実験等につき1人とすることができるものとする。

2 作業責任者は,感染症法等及びこの規則を熟知するとともに,生物災害等の発生を防止するための知識及び技術並びにこれらを含む関連の知識及び技術に高度に習熟した職員でなければならない。

3 作業責任者は,次に掲げる任務を果たすものとする。

 実験等の立案及び実施に際しては,感染症法等及びこの規則並びに安全管理に関するマニュアルを遵守すること。

 安全責任者との緊密な連絡の下に,実験等の管理監督に当たること。

 第15条及び第16条の規定に基づき,実験室等及び検査室の維持・管理等並びに病原体等の取扱い等を適正に行うこと。

 安全管理に必要な整備及び点検を実施し,記録を保存すること。この場合において,この記録は,安全責任者,部局等の長又は安全委員会の求めに応じて提示するものとする。

 生物災害等が発生したとき又は前号の点検の結果,異常を認めたときは,安全管理に関するマニュアルに従い,適切な処置を講じるとともに,必要に応じて第24条第2項又は第25条第2項の規定により安全責任者及び部局等の長に連絡すること。

 作業従事者に対して,感染症法等及びこの規則並びに安全管理に関するマニュアルを熟知させるとともに,実験等に伴う生物災害等防止のため,第21条に規定する教育訓練を行うこと。

 その他安全管理に関し,感染症法等及びこの規則並びに安全管理に関するマニュアルに定められた必要な事項を実施すること。

4 作業責任者は,その任務を果たすに当たり,必要な事項について安全責任者に報告するものとする。

(作業従事者)

第14条 特定病原体等及び動物特定病原体等を取扱う実験等を行う者(以下「作業従事者」という。)は,次に掲げる事項を遵守しなければならない。

 自己及び周囲の環境の安全確保に関して充分留意すること。

 安全管理又は安全確保及び事故等に関しての疑問点については,作業責任者の判断を仰ぐこと。

 作業責任者の指示に従うこと。

 第22条に規定する健康診断を受診するとともに,自己の健康管理に配慮及び責任を持つものとし,病原体等の感染による病気の疑いがある場合には,作業責任者に報告すること。

 実験等に伴う生物災害等防止のための安全確保に関して,感染症法等及びこの規則並びに安全管理に関するマニュアルに定められた必要な事項を実施すること。

(管理区域の維持・管理等)

第15条 作業責任者は,安全管理に関するマニュアルを遵守し,実験室等,検査室及び設備の整備状況に常に留意するものとする。また,特定病原体等及び動物特定病原体等を取り扱う実験室等及び検査室については,特定病原体等にあっては特定病原体等を取り扱う施設の位置,構造及び設備の技術上の基準一覧(別表第3)に掲げる基準を満たし,かつ,特定病原体等の保管等の技術上の基準一覧(別表第4)に掲げる基準に従い,動物特定病原体等にあっては動物特定病原体取扱実験室の安全設備及び運営基準(別表第5)に掲げる基準に従い,それぞれ維持・管理しなければならない。

2 作業責任者は,承認を受けていない実験室等及び検査室を特定病原体等及び動物特定病原体等の取扱施設として使用する場合は,別紙様式第1号の特定病原体等及び動物特定病原体等取扱施設申請書により,所属部局等の長を経て,学長に申請し,承認を受けなければならない。

3 作業責任者は,前項の規定により学長の承認を受けた特定病原体等及び動物特定病原体等の取扱施設の使用を終了するときは,別紙様式第2号の特定病原体等及び動物特定病原体等取扱施設使用終了届により,所属部局等の長を経て,学長に届け出なければならない。

4 安全責任者は,特定病原体等及び動物特定病原体等を取扱う管理区域内の施設を,1年に1回以上定期的に点検し,別表第3及び第5に掲げる施設基準に適合していることを確認の上,その記録を5年間保存するものとする。

5 安全責任者は,特定病原体等及び動物特定病原体等を取扱う管理区域内の関連機器を,次の各号に掲げる事項について1年に1回以上定期的に点検し,関連機器に不具合等があるときは交換,修理その他の必要な措置を講じることにより,その機能の維持を図るとともに,当該点検及び措置の結果を記録し,これを5年間保存するものとする。

 BSL3施設 空調,風量,制御盤,フィルターなど

 安全キャビネット 風速,風量,フィルター,密閉度など

 滅菌設備 配管,安全弁,フィルター,運転調整など

 保管庫 施錠器具,ドアパッキン,運転調整など

6 安全責任者は,前2項の定期点検の結果について必要な事項を,部局等の長を経て,安全委員会に報告するものとする。

(病原体等の取扱い等)

第16条 特定病原体等及び動物特定病原体等の取扱い,保管,運搬及び廃棄(以下「取扱い等」という。)に際しては,安全管理に関するマニュアルに従って行うものとし,環境汚染が生じないようにしなければならない。

2 本学においては,特定病原体等のうち一種病原体等の取扱い等はできないものとする。

3 同一病原体等における人,動物,家畜で管理基準が異なる場合には,いずれか管理レベルの高い方を採用するものとする。

4 作業責任者は,特定病原体等及び動物特定病原体等を取り扱う実験計画及び保管又は使用する特定病原体等について,別紙様式第3号の特定病原体等及び動物特定病原体等取扱申請書により,所属部局等の長を経て,学長に申請し,承認を受けなければならない。

5 作業責任者は,特定病原体等及び動物特定病原体等の取扱いを終了するときは,別紙様式第4号の特定病原体等及び動物特定病原体等取扱終了届により,所属部局等の長を経て,学長に届け出なければならない。

6 作業責任者は,特定病原体等及び動物特定病原体等の本学以外の機関への譲渡譲受については,別紙様式第5号の特定病原体等及び動物特定病原体等譲渡(受)申請書により,あらかじめ所属部局等の長を経て,学長に申請し,承認を受けなければならない。

7 作業責任者は,二種病原体等又は三種病原体等を運搬しようとする場合は,別紙様式第6号の二種病原体等及び三種病原体等運搬申請書により,所属部局等の長を経て,学長に申請し,承認を受けなければならない。

8 学長は,前項の規定により二種病原体等又は三種病原体等の運搬に承認を与えた場合は,感染症法に基づき,公安委員会に届け出なければならない。

9 特定病原体等及び動物特定病原体等の運搬は,安全管理に関するマニュアルに従い,適切に行わなければならない。

(実験等又は作業従事者の審査等)

第17条 実験等について,実験室等,検査室及び作業従事者の様態等を審査して特に危険であると安全委員会が認めた場合は,学長は,当該実験室等,検査室又は作業従事者を制限することができる。

2 前項の審査は,実験室等の安全管理に関する整備状況,作業従事者の訓練,経験の程度等に基づき行うものとする。

(実験室等への立入り制限)

第18条 作業従事者以外の者は,作業責任者の許可なく実験室等へ立ち入ることができない。

2 第21条に規定する教育訓練を受けていない者は,特定病原体等及び動物特定病原体等を取り扱う実験室等に立ち入ることができない。

3 作業責任者は,必要と認めたときは,実験室等及び検査室への立入りを制限することができる。

4 安全委員会は,取り扱う病原体等によっては,実験室等及び検査室への立入りを制限するよう部局等の長に勧告することができる。

(管理区域等に係る標示)

第19条 作業責任者は,特定病原体等及び動物特定病原体等を取り扱う実験室等の入口に次に掲げる標示をしなければならない。

 厚生労働大臣が指定する国際バイオハザード標識

 病原体等使用中

 作業責任者の氏名及び連絡先

2 前項の病原体等の保管設備には,厚生労働大臣が指定する国際バイオハザード標識並びに作業責任者の氏名及び連絡先を標示しなければならない。

(記録及び保存)

第20条 作業責任者は,前条第1項の特定病原体等及び動物特定病原体等の取扱い等に関し,帳簿を整え,病原体等の保管,使用及び滅菌等に関する事項,実験室及び検査室の入退出,施設の点検,教育訓練の実施等,厚生労働省令で規定する事項について職員等に記録させ,保存するものとする。この場合において,作業責任者は,当該記録の情報セキュリティを適切に行い,安全責任者,部局等の長又は安全委員会の求めに応じて提示するものとする。

(教育訓練)

第21条 特定病原体等及び動物特定病原体等の作業責任者は,職員等に対し,感染症法等,この規則及び安全管理に関するマニュアルに関する事項並びに次に掲げる事項について,教育訓練を実験開始前及び毎年1回以上行うものとする。

 病原体等の性質,管理に関すること。

 危険度に応じた病原体等の安全な取扱いに関すること。

 実施しようとする実験等の危険度に関すること。

 事故発生の場合の措置に関すること。

 実験等を実施するに当たっての安全管理に関すること。

 その他安全管理に関して必要な事項。

2 特定病原体等及び動物特定病原体等の取扱い,管理又はこれに付随する業務に従事する者であって,管理区域に立ち入らない者に対しては,感染症法等,この規則及び安全管理に関するマニュアルに関する事項並びに病原体等の性質及び管理に関する事項について,教育訓練を従事開始前及び毎年1回以上行うものとする。

3 病原体等取扱主任者は,二種病原体等を取り扱う施設に立ち入る者に対し,第1項各号に掲げる教育訓練等を毎年1回以上行わなければならない。

(健康管理)

第22条 部局等の長は,作業従事者に対し必要な健康管理を行わなければならない。

2 前項の健康管理のうち,作業従事者に対して行う健康診断及びその結果の記録の取扱い並びに事後措置等については,鳥取大学安全衛生管理規程(平成16年鳥取大学規則第49号)の定めるところによる。

3 部局等の長は,必要に応じ,作業従事者が病原体等を取り扱う場合には,実験開始前に予防治療の方策についてあらかじめ検討しておくものとする。

4 部局等の長は,安全管理に関するマニュアルに従って,実験開始前及び開始後適当な時期に作業従事者から血清を採取し,作業従事者が本学に勤務しなくなってから2年以上経過するまで保存し,記録を作成するものとする。

5 部局等の長は,第14条第4号の報告を受けたときは,直ちに医師による診断,治療あるいは被害拡大防止の措置等必要な措置を講じるとともに,必要に応じて学長及び安全委員会に報告しなければならない。

(ばく露と対応)

第23条 次の各号に掲げる場合は,これをばく露として取り扱うものとする。

 外傷,吸入,粘膜ばく露等により,特定病原体等が職員等の体内に入った可能性がある場合

 実験室等内の安全設備の機能に重大な異常が発見された場合

 特定病原体等及び動物特定病原体等により,管理区域が広範囲に汚染された場合

 職員等の健康診断の結果,病原体等によると疑われる異常が認められた場合

 第14条第4号に規定する報告があり,調査の結果,病原体等によると疑われる異常が認められた場合

 その他作業責任者がばく露として取り扱うと認めた場合

2 前項のばく露を発見した者は,速やかに作業責任者,安全責任者又は部局等の長に報告しなければならない。

3 前項の報告を受けた作業責任者,安全責任者又は部局等の長は,相互に連絡をとり,事態の状況を正確に把握するものとする。

4 第2項の規定による報告又は前3項の規定による連絡を受けた部局等の長は,安全委員会委員長と連絡をとり,事態の状況を必要な部署に周知するとともに,安全委員会委員長及び病原体等取扱主任者と協議の上,直ちに必要な措置(病原体等に汚染された者又は汚染されたおそれのある者に対する医師の診療又は処置を含む。)を講じなければならない。

5 部局等の長は,事態の状況及び講じた措置について,学長及び安全委員会委員長に報告しなければならない。

6 学長は,前項の報告を受けたときは,直ちに適切な措置を講じなければならない。

(緊急事態発生時の措置)

第24条 実験室等が特定病原体等及び動物特定病原体等によって汚染され,若しくは汚染されるおそれのある事態又は火災その他の災害による緊急事態(以下「緊急事態」という。)を発見した者は,直ちに作業責任者,安全責任者又は部局等の長に通報しなければならない。

2 前項の通報を受けた作業責任者,安全責任者又は部局等の長は,必要に応じて,相互に連絡をとり,事態の状況を正確に把握するものとする。

3 第1項の通報を受けた作業責任者は,周辺にいる者に緊急事態の発生について周知させるとともに,安全管理に関するマニュアルに従って,応急の処置を講じるものとする。

4 第1項の規定による通報又は第2項の規定による連絡を受けた部局等の長は,安全委員会委員長と連絡をとり,事態の状況を必要な部署に周知するとともに,安全委員会委員長及び病原体等取扱主任者と協議の上,直ちに必要な措置(実験の一時停止及び病原体等に汚染された者又は汚染されたおそれのある者に対する医師の診察又は処置を含む。)を講じなければならない。

5 部局等の長は,事態の状況及び講じた措置について学長及び安全委員会委員長に報告しなければならない。

6 安全委員会委員長は,前項の報告を受けたときは,委員会を招集し,実験の再開,中止その他必要な措置について調査・審議し,その結果に基づき学長に意見を具申するものとする。

(盗取及び紛失とその対応)

第25条 特定病原体等及び動物特定病原体等の盗取,所在不明等を発見した者は,次に掲げる措置を行うとともに,直ちに作業責任者,安全責任者又は部局等の長に報告しなければならない。

 盗取又は所在不明等の特定病原体等及び動物特定病原体等の種類並びに数量を確認すること。

 窓,扉等の破損等がある場合には侵入防止策を講じること。

 原因究明に支障を来さないよう,警察等が対応するまでの間,現場の保全を講じること。

 盗取等の際に他の病原体等の容器等の破損があり,当該病原体等による周囲の汚染が考えられる場合は,その拡散防止措置を講じること。

2 前項の報告を受けた作業責任者,安全責任者又は部局等の長は,必要に応じて,相互に連絡をとり,事態の状況を正確に把握するものとする。

3 第1項の規定による報告又は第2項の規定による連絡を受けた部局等の長は,安全委員会委員長と連絡をとり,事態の状況を必要な部署に周知するとともに,安全委員会委員長及び病原体等取扱主任者と協議の上,直ちに必要な措置を講じ,学長に報告しなければならない。

4 学長は,前項の規定に基づき報告を受けた事故が特定病原体等に関するものであるときは,感染症法で規定する事故として,遅滞なく警察署に届け出なければならない。

(病原体等の保有状況に関する調査及び報告)

第26条 安全責任者は,学長が必要と認めるときは,各部局等が保有する病原体等の種類,保有量,保管場所等について調査し,その結果を記録及び保管するとともに,部局等の長を経て,学長に報告しなければならない。

(雑則)

第27条 本学以外の研究機関等による規制を受ける病原体等の保管及び実験等の実施については,あらかじめ当該研究機関等の認可を受けるものとする。

2 安全委員会の事務は,研究推進部研究推進課において処理する。

3 この規則に定めるもののほか,安全管理に関し必要な事項は,安全委員会の議を経て,学長が別に定める。

附 則

1 この規則は,平成20年3月11日から施行し,平成19年6月1日から適用する。

2 前項の規定にかかわらず,第5条に規定する安全委員会は,平成20年4月1日から設置する。

3 鳥取大学農学部バイオセーフティー委員会規則(平成18年2月13日制定)及び鳥取大学農学部研究用微生物安全管理規則(平成18年3月2日制定)は,この規則施行の日をもって廃止する。

4 この規則施行前になされた鳥取大学農学部研究用微生物安全管理規則に基づく病原体等の利用又は保管の承認は,この規則により承認されたものとみなす。

附 則(平成22年3月30日鳥取大学規則第65号)

この規則は,平成22年3月30日から施行し,改正後の鳥取大学生物災害等防止安全管理規則の規定は,平成19年6月1日から適用する。

附 則(平成22年6月21日鳥取大学規則第96号)

この規則は,平成22年6月21日から施行し,改正後の鳥取大学生物災害等防止安全管理規則の規定は,平成22年4月1日から適用する。

附 則(平成23年6月10日鳥取大学規則第57号)

この規則は,平成23年4月1日から施行する。

附 則(平成29年3月28日鳥取大学規則第31号)

この規則は,平成29年4月1日から施行する。

別表第1(第3条関係)

特定病原体等一覧

種別

病原体等の名称

参考

疾病の名称

基準レベル

一種病原体等

アレナウイルス属

ガナリトウイルス

南米出血熱

A

サビアウイルス

フニンウイルス

マチュボウイルス

アレナウイルス属

ラッサウイルス

ラッサ熱

A

エボラウイルス属

アイボリーコーストエボラウイルス

エボラ出血熱

A

ザイールウイルス

スーダンエボラウイルス

レストンエボラウイルス

オルソボックスウイルス属

バリオラウイルス(別名痘そうウイルス)

痘そう

A

ナイロウイルス属

クリミア・コンゴヘモラジックフィーバーウイルス(別名クリミア・コンゴ出血熱ウイルス)

クリミア・コンゴ出血熱

A

マールブルグウイルス属

レイクビクトリアマールブルグウイルス

マールブルグ病

A

種別

病原体等の名称

参考

疾病の名称

基準レベル

二種病原体等

エルシニア属

ペスティス(別名ペスト菌)

ペスト

B

クロストリジウム属

ボツリヌム(別名ボツリヌス菌)

ボツリヌス症

C

コロナウイルス属

SARSコロナウイルス

重症急性呼吸器症候群(病原体がSARSコロナウイルス)

B

バシラス属

アントラシス(別名炭疽菌)

炭疽

B

フランシセラ属

ツラレンシス(別名野兎病菌)(亜種ツラレンシス及びホルアークティカ)

野兎病

B

ボツリヌス毒素

 

ボツリヌス症

C

種別

病原体等の名称

参考

疾病の名称

基準レベル

三種病原体等

アルファウイルス属

イースタンエクインエンセファリティスウイルス(別名東部ウマ脳炎ウイルス)

東部ウマ脳炎

D

アルファウイルス属

ウエスタンエクインエンセファリティスウイルス(別名西部ウマ脳炎ウイルス)

西部ウマ脳炎

D

アルファウイルス属

ベネズエラエクインエンセファリティスウイルス(別名ベネズエラウマ脳炎ウイルス)

ベネズエラウマ脳炎

D

オルソボックスウイルス属

モンキーボックスウイルス(別名サル痘ウイルス)

サル痘

E

コクシエラ属

バーネッティイ

Q熱

D

コクシディオイデス属

イミチス

コクシジオイデス症

D

シンプレックスウイルス属

Bウイルス

Bウイルス病

D

バークホルデリア属

シュードマレイ(別名類鼻疽菌)

類鼻疽

D

バークホルデリア属

マレイ(別名鼻疽菌)

鼻疽

D

ハンタウイルス属

アンデスウイルス

ハンタウイルス肺症候群

D

シンノンブレウイルス

ニューヨークウイルス

バヨウウイルス

ブラッククリークカナルウイルス

ラグナネグラウイルス

ハンタウイルス属

ソウルウイルス

腎症候性出血熱

D

ドブラバーベルグレドウイルス

ハンタンウイルス

プーマラウイルス

フレボウイルス属

リフトバレーフィーバーウイルス(別名リフトバレー熱ウイルス)

リフトバレー熱

D

フラビウイルス属

オムスクヘモラジックフィーバーウイルス(別名オムスク出血熱ウイルス)

オムスク出血熱

D

フラビウイルス属

キャサヌルフォレストディジーズウイルス(別名キャサヌル森林病ウイルス)

キャサヌル森林病

D

フラビウイルス属

ティックボーンエンセファリティスウイルス(別名ダニ媒介脳炎ウイルス)

ダニ媒介脳炎

D

ブルセラ属

アボルタス(別名ウシ流産菌)

ブルセラ症

D

カニス(別名イヌ流産菌)

スイス(別名ブタ流産菌)

メリテンシス(別名マルタ熱菌)

ヘニパウイルス属

ニパウイルス

ニパウイルス感染症

D

ヘニパウイルス属

ヘンドラウイルス

ヘンドラウイルス感染症

D

マイコバクテリウム属

ツベルクローシス(別名結核菌)(イソニコチン酸ヒドラジド及びリファンピシンに対し耐性を有するもの(多剤耐性結核菌)に限る。)

結核

D

リケッチア属

ジャポニカ(別名日本紅斑熱リケッチア)

日本紅斑熱

D

リケッチア属

ロワゼキイ(別名発しんチフスリケッチア)

発しんチフス

D

リケッチア属

リケッチイ(別名ロッキー山紅斑熱リケッチア)

ロッキー山紅斑熱

D

リッサウイルス属

レイビーズウイルス(別名狂犬病ウイルス)

狂犬病

D

レイビーズウイルス(別名狂犬病ウイルス)のうち固定毒株(弱毒株)

E

種別

病原体等の名称

参考

疾病の名称

基準レベル

四種病原体等

インフルエンザウイルスA属

インフルエンザAウイルス(血清亜型がH2N2のもの)

インフルエンザ

G

インフルエンザウイルスA属

インフルエンザAウイルス(血清亜型がH5N1又はH7N7のもの)

鳥インフルエンザ

F

インフルエンザAウイルス(血清亜型がH5N1又はH7N7のもの)のうち弱毒株

G

エシェリヒア属

コリー(別名大腸菌)(腸管出血性大腸菌に限る。)

腸管出血性大腸菌感染症

G

エンテロウイルス属

ポリオウイルス

急性灰白髄炎

G

クラミドフィラ属

シッタシ(別名オウム病クラミジア)

オウム病

G

クリプトスポリジウム属

パルバム(遺伝子型がⅠ型,Ⅱ型のもの)

クリプトスポリジウム症

G

サルモネラ属

エンテリカ(血清亜型がタイフィのもの)

腸チフス

F

サルモネラ属

エンテリカ(血清亜型がパラタイフィAのもの)

パラチフス

F

シゲラ属(別名赤痢菌)

ソンネイ

細菌性赤痢

G

デイゼンテリエ

フレキシネリー

ポイデイ

ビブリオ属

コレラ(別名コレラ菌)(血清型が01.0139のもの)

コレラ

G

フラビウイルス属

イエローフィーバーウイルス(別名黄熱ウイルス)

黄熱

F

フラビウイルス属

ウエストナイルウイルス

ウエストナイル熱

F

フラビウイルス属

デングウイルス

デング熱

G

フラビウイルス属

ジャパニーズエンセファリティスウイルス(別名日本脳炎ウイルス)

日本脳炎

G

マイコバクテリウム属

ツベルクローシス(別名結核菌)(多剤耐性結核菌を除く。)

結核

F

志賀毒素

 

細菌性赤痢,腸管出血性大腸菌感染症等

G

別表第2(第3条関係)

病原体の家畜における危険度レベル

家畜(牛,馬,いのしし,めん羊,山羊,水牛,しか,鶏,あひる,うずら,七面鳥,みつばち)における危険度レベルについて以下の基準により分類する。

レベル1 次の条件の何れかに該当する株

(1) 家畜に重要な疾患を起こす可能性がないもの。

(2) 生ワクチン製造株。

レベル2 次の条件の何れかに該当する株

(1) 感染しても発病の可能性は低いが,発病すると重症化する可能性のあるもの。

(2) 感染及び発病の可能性は高いが,一般に軽症にとどまるもの。

レベル3 次の条件の何れかに該当する株

(1) 感染,発病及び伝播の可能性が高く,発病すると重症化する可能性のあるもの。

(2) 家畜伝染病予防法第2条に規定する家畜伝染病(法定伝染病)の病原体及びこれに準ずるもので,通常の実験室操作手順で実験室外への漏洩を防ぎ得るもの及び国内に発生があり,有効な予防法が講じられているものは除く。

レベル4 次の条件の何れかに該当する株

(1) 我が国には常在しないが外国から進入した場合は畜産業等に甚大な被害をもたらすおそれのある強毒微生物等及びこれに準ずるもの。

(2) 感染,発病及び伝播の可能性は高く,発病すると重症化する可能性があり,有効な治療法及び予防法が確立されていないもの。

ただし,以下に挙げられていない病原体については,鳥取大学生物災害等防止安全委員会の議を経て,レベルの分類を定めるものとする。

1 ウイルス(プリオンを含む)

レベル1

Avian nephritis virus

Avian reovirus

Bovine enterovirus 1~7

Bovine immunodeficiency virus

Chicken parvovirus

Duck adenovirus

Equine adenovirus

Equine cytomegalovirus

Fowl adenovirus 1~8

Porcine adenovirus 1~4

Porcine enterovirus 2~11

Reovirus 1~3

Turkey adenovirus 1~2

Turkey rhinotracheitis virus

レベル2

Aino virus

Akabane virus

Apoi virus

Aujeszky's disease virus(suid hepesvirus 1)

Avian encephalomyelitis virus

Avian infectious bronchitis virus

Avian influenza virus(Influenza virus A)

Avian leukosis virus

Avian reticuloendotheliosis virus

Avian sarcoma and leukemia virus

Batai virus

Belmont virus

Bluetongue virus 1~24

Borna disease virus 1

Bavine adenovirus 1~7

Bovine coronavirus

Bovine ephemeral fever virus 1~5

Bovine leukemia virus

Bovine mammillitis virus(bovine herpesvirus 2)

Bovine papillomatosis virus

Bovine papular stomatitis virus

Bovine parvovirus

Bovine respiratory syncytial virus

Bovine rhinovirus 1~3

Bovine rotavirus

Bovine spongiform encephalomyelopathy

agent

Bovine syncytial virus

Bovine viral diarrhea-mucosal diease virus

Bunyamwera virus

Canine coronavirus

Caprine arthritis-encephalomyelitis virus

Chicken anemia virus

Chikungunya virus

Chlamydia psittaci

Chuzan virus (Kasba virus)

Contagious pustular dermatis virus (Orf virus)

Corriparta virus

Cowpox virus

Coxsackie virus (A,B)

Creutzfeldt-Jakob disease agent

D'Aguilar virus

Dengue virus 2

Dengue virus 4

Douglas virus

Duck hepatitis B virus

Duck hepatitis virus

Duck plague virus (duck virus enteritis virus)

Eastern equine encephalitis virus

Epizootic hemorrhagic disease of deer virus

Equine abortion virus(Equid herpesvirus 1)

Equine arteritis virus

Equine coital extanthema virus (equid hepesvirus 3)

Equine infectious anemia virus

Equine influenza virus

Equine rhinopneumonitis virus (Equid herpesvirus 4)

Equine rotavirus

Eubenangee virus

Fowlpox virus

Getah virus

Goat pox virus

Goose parvovirus

Horsepox virus

Ibaraki virus

Ilesha virus

Infectious bovine rhinotracheitis virus (bovine herpesvirus 1)

Infectious bursal disease virus

Infectious laryngotracheitis virus (gallid herpesvirus 1)

Influenza virus A(Human)

Itakura virus

Japanese encephalitis virus

Kairi virus

Kokobera virus

Kowanyama virus

Kunjin virus

Langat virus

Lumpy skin disease virus

Malignant catarrhal fever virus (Alcelaphine herpesvirus 1)

Malignant catarrhal fever virus (Ovine herpesvirus 2)

Marek's diaease virus (gallid herpesvruus 2)

Mitchell River virus

Murray valley encepalitis virus

Myxoma virus

Nairobi sheep disease virus

Newcastle disease virus

Nodamura virus

Parainfluenza 1~3 virus

Peaton virus

Pigeonpox virus

Porcine epidemic diarrhea virus

Porcine parvovirus

Porcine reproductive and respiratory virus

Porcine rotavirus

Porcine type C oncovirus

Porcine vesicular exanthemd virus

Pseudo-cow poxvirus

Rabbit hemorrhagic virus

Sagiyama virus

Scrapie agent

Sheep pox virus

Simian rotavirus

Sindbis virus

St. Louis encephalitis virus

Stratford virus

Swine cytomegalovirus(Suid herpesvirus 2)

Swine hemagglutinating encephalomyelitis virus

Swine influenza virus(Influenza virus A)

Swine poxvirus

Tinaroo virus

Transmissible gastroenteritis virus

Trubanaman virus

Vaccinia poxvirus

Venezuelan equine encephalitis virus

Warrego virus

Western equine encephalitis virus

Wongal virus

Wyeomyia vints

レベル3

Highly pathogenic avian influenza virus(Influenza virus A,H5 or H7)

Hog cholera virus

Maedi/Visna virus

Porcine enterovirus 1(Teschen disease virus)

Rabies virus

Swine vesicular disease virus

レベル4

African horse sickness virus 1~9

African swine fever virus

Equine morbillivirus

Foot-and-mouth disease virus

Paste-des-pattiis rumminant virus

Rift valley fever virus

Rinderpest virus

2 細菌,真菌,マイコプラズマ等

レベル1

Acholeplasma axanthum

Acholeplasma laidlawii

Acholeplasma modicum

Acinetobacter calcoaceticus

Acinetobacter lwoffii

Actinobacillus equuli

Actinobacillus lignieresii

Actinobacillus seminis

Actinomyces naeslundi

Actinomyces suis

Alcaligenes xylosoxidans

Arachnia propionica

Aspergillus flavus*

Aspergillus parasiticus*

Aspergillus sojae*

Aspergillus tamarii*

Aspergillus toxicarius*

Bacillus brevis

Bacillus cereus

Bacillus circulans

Bacillus laterosporus

Bacillus lichenifomis

Bacillus mycoides

Bacillus pumilus

Bacillus sphaericus

Bacillus stearothermophilus var. calidol

Bacillus thiaminolyticus

Bacillus thuringiensis

Brachyspira innocens(Serpulina innocens)

Butyrivibrio fibrisolvens

Campylobacter concisus

Campylobacter laridis

Campylobacter sputorum subsp. bubulus

Candida catenulata

Candida guilliermondii

Candida intermedia

Candida koshuensis

Candida krusei

Candida maltosa

Candida mogii

Candida parapsilosis

Candida pastris

Candida sake

Candida solani

Candida tropicalis

Candida utilis

Candida valida

Candida zeylanoides

Clostridium bifermentans

Clostridium perfringens*2

Cryptococcus curvata

Cryptococcus humicola

Dermatophilus congolensis

Enterococcus faecium

Eubacterium limosum

Eubacterium suis

Gardnerella vaginalis

Haemophilus aegyptius

Haemophilus aphrophilus

Haemophilus haemoglobinophilus

Haemophilus haemolyticus

Haemophilus piscium

Haemophilus segnis

Hansenula minuta

Histophilus ovis

Kingella denitrificans

Kingella indologenes

Lactobacillus brevis

Lactobacillus buchneri

Lactobacillus casei

Lactobacillus cellobiosus

Lactobacillus fermentum

Lactobacillus jinsenii

Lactobacillus leichmannii

Megasphaera elsdenii

Metschnikowia pulcherrim

Micrococcus flavus

Moraxella atlantae

Moraxella caviae

Mycoplasma bovirhinis

Mycoplasma bovoculi

Mycoplasma columbinasale

Mycoplasma fermentans

Mycoplasma flocculare

Mycoplasma gallinarum

Mycoplasma gallopavonis

Mycoplasma hominis

Mycoplasma iners

Mycoplasma pullorm

Mycoplasma pullorum

Pasteurella aerogenes

Pasteurella gallinarum

Pichia trahalphila

Pichina aganobii

Pichina pastoyis

Proteus mirabilis

Proteus vulgaris

Providencia rettgeri

Rhodococcus rhodochrous

Ruminococcus albus

Saccharomyces carlsbergemsis

Saccharomyces fragilis

Sarcina lutea

Scopulariopsisa brumptii

Staphylococcus cohnii

Staphylococcus epidermidis

Staphylococcus haemolyticus

Staphylococcus hominis

Staphylococcus hyicus subsp. chromogenes

Staphylococcus saprophyticus

Staphylococcus sciuri

Staphylococcus simulans

Staphylococcus warneri

Staphylococcus xylosus

Streptococcus bovis

Streptococcus durans

Streptococcus porcinus

Streptococcus thermophilus

Tallowia lipolytica

Torulopsis pinus

Ureaplasma urealyticum

Vibrio anguillarum

*:毒素産生株はレベル2

レベル2

Actinobacillus actinomycetemitans

Actinobacillus suis

Actinobacillus ureae

Actinomyces bivis

Actinomyces israelii

Actinomyces viscosus

Actnobacillus pleuropneumoniae

Ascosphaera apis

Bacillus larvae

Bacillus subtilis

Bergeyella zoohelcum

Bordetella bronchiseptica

Bordetella parapertussis

Bordetella pertussis

Brachyspira hyodysenteriae(Serpulina hyodysenteriae)

Burkholderia pseudomallei

Campylobacter coil

Campylobacter fetus subsp.fetus

Campylobacter fetus subsp. venerealis

Campylobacter hyointestinalis

Campylobacter jejuni

Campylobacter sputorum subsp. mucosalis

Candida albicans

Candida rugosa

Citrobacter freundii

Clostridium botulinum

Clostridium chauvoei

Clostridium colinum

Clostridium difficile

Clostridium novyi

Clostridium septicum

Clostridium sordellii

Clostridium sporogenes

Clostridium tetani

Corynebacterium pseudotuberculosis

Eperythrozoon tuomii

Eperythrozoon wenyonii

Erysipelothrix rhusiopathiae

Erysipelothrix tonsillarum

Escherichia coil*2

Haemophilus influenzae

Haemophilus paragallinarum

Haemophilus parahaemolyticus

Haemophilus parainfluenza

Haemophilus paraphrohaemolyticus

Haemophilus paraphrophilus

Haemophilus parasuis

Haemophilus somniger

Haemophilus somnus

Klebsiella pneumoniae

Leptosipira

Listeria monocytogenes

Melissococcus pluton

Moraxella bovis

Moraxella ovis

Mycobacterium avium

Mycobacterium avium subsp. silvaticum

Mycobacterium intracellulare

Mycobacterium paratuberculosis

Mycobacterium scrofulaceum

Mycoplasma agalactiae

Mycoplasma alkalescens

Mycoplasma bovigenitalium

Mycoplasma bovis

Mycoplasma dispar

Mycoplasma galliseptcum

Mycoplasma hyopneumoniae

Mycoplasma hyorhinis

Mycoplasma hyosynoviae

Mycoplasma iowae

Mycoplasma meleagridis

Mycoplasma mycoides subsp. capri

Mycoplasma putrefaciens

Mycoplasma sp. Group7

Mycoplasma Synoviae

Nocardia asteroides

Pasteurella haemolytica

Pasteurella multocida*3

Pasteurella trehalosi

Pseudomonas aeruginosa

Pseudomonas fluorescens

Rhodococcus equi

Riemerella anatipestifer

Salmonella Abortusequi

Salmonella Choleraesuis

Salmonella Dublin

Salmonella Enteritidis

Salmonella Gallinarum

Salmonella Pullirum

Salmonella Typhimurium

Salmonella Typhisuis

Shigella flexneri

Shigella sonnei

Staphylococcus aureus

Staphylococcus hyicus subsp. hyicus

Streptococcus agalactiae

Streptococcus equisimilis

Streptococcus pyogenes

Streptococcus suis

Taylorella equigenitalis

Ureaplasma diversum

Yersinia enterocolitica

Yersinia pseudotuberculosis

レベル3

Anaplasma marginale

Bacillus anthracis

Brucella abortus

Brucella canis

Brucella melitensis

Brucella neotomae

Brucella ovis

Brucella suis

Burkholderia mallei

Francisella tularensis

Hisotplasma farciminosum

Mycobacterium bovis

Mycobacterium tuberculosis

Mycoplasma mycoides subsp. mycoides

Mycoplasma mycoides subsp. Mycoides

*1:毒素産生株はレベル2

*2:k―12株,B株並びにその誘導体はレベル1

*3:出血性敗血症菌,家きんコレラ菌はレベル3

3 原虫,寄生虫等

レベル1

Babesia rodhaini

Plasmodium berghei

Theileria mutans

Theileria sergenti

Theileria sp.

レベル2

Acarapis woodi

Babesia major

Babesia ovata

Cryptosporidium parvum

Eimeria acervulina

Eimeria brunetti

Eimeria maxima

Eimeria necatrix

Eimeria tenella

Hammondia hammondi

Hypoderma bovis

Hypoderma lineatum

Leucocytozoon caulleryi

Neospora canium

Nosema apis

Psoroptes ovis

Toxoplasma gondii

Tritrichomonas foetus

Trypanosoma bruncei

Trypanosoma congolense

Trypanosoma equiperdum

Trypanosoma evansi

Trypanosoma theileri

Trypanosoma vivax

Varroajacobsoni

レベル3

Babesia bigemina

Babesia bovis

Babesia caballi

Babesia equi

Theileria annulata

Theileria parva

別表第3(第15条関係)

特定病原体等を取り扱う施設の位置,構造及び設備の技術上の基準一覧(法第56条の24関係)

 

2種病原体等

3種病原体等

4種病原体等

対象病原体等

B

C

D

E

F

G

位置(地崩れ,浸水)

耐火構造又は不燃材料

(建築基準法)

管理区域(例)

[実験室],前室(検除く),保管庫,滅菌設備等

[実験室],保管庫,滅菌設備等

[実験室],前室(検除く),保管庫,滅菌設備等

[実験室],保管庫,滅菌設備等

[実験室],前室(検除く),保管庫,滅菌設備等

[実験室],保管庫,滅菌設備等

保管施設(庫)

[実験室]内・管理区域内

[実験室]内・管理区域内

[実験室]内・管理区域内

[実験室]内・管理区域内

管理区域内

管理区域内

 

 

 

 

 

 

 

 

 

施錠等の設備・器具

通行制限等措置

実験室

[実験室]

 

 

 

 

専用の前室

○(検除く)

○(検除く)

○(検除く)

インターロック又は準ずる二重扉

○(検除く)

○(検除く)

○(検除く)

実験室内

[実験室]

 

 

 

 

壁・床等の消毒

通話又は警報装置

窓等措置

○(検除く)

○(検除く)

○(検除く)

安全キャビネット

○(クラスⅡ以上)

○(クラスⅡ以上)

○(クラスⅡ以上)

排気設備

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HEPA

○(1以上)

○(1以上)(検除く)

○(1以上)(検除く)

差圧管理できる構造

○(検除く)

○(検除く)

稼働状況確認の装置

○(検除く)

○(検除く)

排水設備*2

感染動物の飼育設備

[実験室]内

[実験室]内*1

[実験室]内

[実験室]内

[実験室]内

[実験室]内*1

滅菌設備

[実験室]内

[実験室]内又は取扱施設内

[実験室]内

[実験室]内又は取扱施設内

[実験室]内

[実験室]内又は取扱施設内

維持管理

 

 

 

 

 

点検・基準維持

年1回以上

年1回以上

年1回以上

年1回以上

定期的

定期的

【実:実験室,検:検査室】

検査室の場合は[実験室]を読み替える。

注釈)

*1:毒素の使用をした動物は適用外。

*2:高度安全キャビネットの場合は適用外。(実験室の場合)

別表第4(第15条関係)

特定病原体等の保管等の技術上の基準一覧(法第56条の25関係)

 

2種病原体等

3種病原体等

4種病原体等

対象病原体等

B

C

D

E

F

G

保管の基準

密封容器に入れ保管庫で保管

保管庫等の施錠

保管施設のバイオハザード標示

使用の基準

安全キャビネット内での適切な使用

○(クラスⅡ以上)

○(クラスⅡ以上)

○(クラスⅡ以上)

飲食,喫煙,化粧の禁止

防御服の着用

退出時の汚染除去等

排気,汚染排水・汚染物品の滅菌等

○(排気,汚染排水・汚染物品)

○(汚染物品)

○(排気,汚染排水・汚染物品)

○(汚染物品)

○(排気,汚染排水・汚染物品)

○(汚染物品)

管理区域に人がみだりに立入らない措置

感染させた動物の持ち出し制限

○*1

○*1

感染動物の逸走防止の措置

[実験室]出入口へのバイオハザード標示

滅菌等の基準

汚染物品等の滅菌等

121℃,15分以上の高圧蒸気滅菌又は0.01%以上の次亜塩素酸Na浸漬1時間以上又は同等以上の効果を有する方法

【毒素】

1分以上の煮沸又は2.5%以上水酸化Na浸漬1時間以上又は同等以上の効果を有する方法

【毒素以外】

左記の方法

121℃,15分以上の高圧蒸気滅菌又は0.01%以上の次亜塩素酸Na浸漬1時間以上又は同等以上の効果を有する方法

左記の方法

121℃,15分以上の高圧蒸気滅菌又は0.01%以上の次亜塩素酸Na浸漬1時間以上又は同等以上の効果を有する方法

【毒素】

1分以上の煮沸又は2.5%以上水酸化Na浸漬1時間以上又は同等以上の効果を有する方法

【毒素以外】

左記の方法

排水の滅菌等

(121℃,15分以上の高圧蒸気滅菌又は0.01%以上の次亜塩素酸Na浸漬1時間以上又は同等以上の効果を有する方法)

(121℃,15分以上の高圧蒸気滅菌又は0.01%以上の次亜塩素酸Na浸漬1時間以上又は同等以上の効果を有する方法)

(121℃,15分以上の高圧蒸気滅菌又は0.01%以上の次亜塩素酸Na浸漬1時間以上又は同等以上の効果を有する方法)

注釈)* 1:毒素を使用した動物は除く。

別表第5(第15条関係)

動物特定病原体取扱実験室の安全設備及び運営基準

レベル3

(1) 廊下の立入り制限,二重ドアー又はエアーロックにより外部と隔離された実験室を用いる。

(2) 壁,床,天井,作業台等の表面は洗浄及び消毒可能なようにする。

(3) 排気系を調節することにより,常に外部から実験室内に空気の流入が行われるようにする。

(4) 実験室からの排気は高性能フィルターで除菌してから大気中に放出する。

(5) 実験は生物学用安全キャビネットの中で行う。動物実験は生物学安全キャビネット又は陰圧アイソレーターの中で行う。

(6) 作業者名簿に記載されたもの以外の立入りは禁止する。

(7) 微生物の実験室からの逸出を未然に防止するための適切な措置を講ずること。

レベル4

(1) 独立した建物として,隔離域とそれを取り囲む,サポート域を設ける。

(2) 壁,床,天井はすべて耐水性かつ気密性のものとし,これらを貫通する部分(給排気管,電気配線,ガス,水道管等)も気密構造とする。

(3) 作業者の出入口には,エアーロックとシャワーを設ける。

(4) 実験室内の気圧は隔離の程度に応じて,気圧差を設け,高度の隔離域から,低程度の隔離域へ,又低度の隔離域からサポート域へ空気が流出しないようにする。

(5) 実験室への給気は,1層のHEPAフィルターを通す,実験室からの排気は2層のHEPAフィルターを通して,外部に出す。この排気除菌装置は予備を含めて2組設ける。

(6) 実験用とサポート域の間に実験器材の持ち込み及び取り出し用として,両面オートクレーブ及び両面ガス(エチレンオキサイド又はホルマリン)滅菌装置を設ける。

(7) 実験室からの排水は,120℃加熱滅菌し,冷却した後一般下水へ放出する。

(8) 実験は完全密閉のグローブ・ボックス型安全キャビネットの中で行う。

(9) 作業者名簿に記載された者以外の立入りは禁止する。

(10) 微生物の実験室からの逸出を未然に防止するための適切な措置を講ずること。

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鳥取大学生物災害等防止安全管理規則

平成20年3月11日 規則第15号

(平成29年4月1日施行)

体系情報
第9章
沿革情報
平成20年3月11日 規則第15号
平成22年3月30日 規則第65号
平成22年6月21日 規則第96号
平成23年6月10日 規則第57号
平成29年3月28日 規則第31号