教学マネジメントとは,大学が組織的に教育の質保証に取り組み,大学の責任において自大学の教育活動について点検・評価を行い,その結果をもとに改革・改善に努めることと文部科学省の答申等で示されており,具体的には以下のような活動をいいます。

  • 卒業認定・学位授与の方針,教育課程編成・実施の方針,入学者受入れの方針に基づく体系的で組織的な大学教育を展開し,学位プログラム基準に則って点検・評価を行い,不断の改善に取り組むこと
  • 学生の学修成果に関する情報や大学全体の教育成果に関する情報を的確に把握・測定し,教育活動の改善等に活用し,適切なPDCAサイクルを確立すること

 

 鳥取大学は,基本理念「知と実践の融合」のもと,その時代に必要な現代的教養と人間力を根底におく教育により,地域社会の課題解決や国際社会の理解を志向し,社会の中核となり得る教養豊かな人材の育成に取り組んでいます。高等教育開発センターでは,このような教育の実現に向けて,各学部・研究科と連携し,高度な専門知識と総合的な知的基盤を培う教育システムを整備するとともに,教育グランドデザインやディプロマ・ポリシーに掲げる能力等を学生が自律的学修により身につけることを目的として,学位プログラムの自律的かつ持続的な教育の質保証・質向上を実現するために,全学的な教学マネジメントを推進しています。

 

教育グランドデザインの策定と見直し

 本学においては,全学の教育目標として,2006年から教育グランドデザインを策定し,これを全教職員・学生が共有し,「現代的教養と人間力」を全学部・研究科の学生が身につけるための教育を進めています。

 高等教育開発センターは,教育グランドデザインについて,社会情勢や時代趨勢を俯瞰的に見据え,必要に応じ改定をおこないます。

 

 

全学の3ポリシー策定と各学位プログラムの3ポリシー策定支援

 本学では,学部・大学院の全ての学位プログラムでディプロマ・ポリシー(DP),カリキュラム・ポリシー(CP)及びアドミッション・ポリシー(AP)を定め,公表しています。

 高等教育開発センターは,これら各学位プログラムのそれぞれのポリシーの土台となる全学DP,全学CP,全学APを策定し,必要に応じ改定を行っています。また,各学位プログラムの3ポリシー策定・改定にあたり,全学ポリシーと整合性をとるために,さまざまな支援を行っています。全学の3ポリシーは次の通りです。

 

シラバス作成のためのガイドラインの策定と点検の実施

 高等教育開発センターは,授業時間外学修の促進,厳格な成績評価の実施,学修成果の可視化など,大学教育の質保証及び質向上のためのさまざまな取り組みの基礎になるものとして,シラバスの重要性を認識し「鳥取大学におけるシラバス作成の基本方針」を策定しました。あわせて,この方針に基づいて授業担当教員が効果的なシラバスを作成するために,具体的な記載方法をまとめた「シラバス作成要領」も作成しました。

 なお,本センターは,各学位プログラムのシラバスについて定期的な点検と改善の指摘をおこないます。