鳥取大学 カーボンニュートラル行動方針

 

 本学はこれまで積極的な環境活動により、二酸化炭素排出量を削減してきました。今後、以下の【施設・設備整備】活動により、二酸化炭素排出量の一層の削減を図り、上記の目標を目指します。また、以下の【研究・イノベーション創出】、【教育・人材育成】、【地域貢献】により、社会全体のカーボンニュートラル実現に寄与します。

 

【施設・設備整備】

 エネルギー使用量の削減、再生可能エネルギーの利用拡大、省エネ機器への更新、低二酸化炭素排出量の電力事業者との契約等の導入、徹底した資源節約に加え、キャンパスレベルの活動として、浜坂地区におけるカーボンニュートラル実現への先行取組、湖山地区におけるイノベーション・コモンズ構想、米子地区における次世代型病院であるスマートホスピタル構想(2030年竣工予定)を推進し、カーボンニュートラル実現を進めます。

 

【研究・イノベーション創出】

 地球温暖化・気候変動に関する研究、グリーンエネルギーの創出研究、エネルギー全体の削減や二酸化炭素排出削減などに資する研究、脱炭素社会を目指した社会基盤に関する研究、温室効果ガスを排出しにくい作物開発と栽培技術に関する研究、未利用生物資源の有効活用に関する研究など、本学ならではの研究・イノベーション創出およびそれらに関連する産学連携活動や研究成果の社会実装を推進し、地球規模のカーボンニュートラル実現を進めます。

 

【教育・人材育成】

 これまで推進してきた環境に関わる一般基礎教育から専門教育、SDGsの達成に取り組める人材の育成を更に加速し、カーボンニュートラル実現に貢献できる人材の教育・育成を進めます。

 

【地域貢献】

 カーボンニュートラル実現を積極的に推進している鳥取県などの地方自治体および地域の産業界、金融界と緊密な連携を取ることにより、地域におけるカーボンニュートラル実現を進めます。

以上

(本宣言は社会情勢などの変化によって見直すことがあります)