鳥取大学の最近の動き

平成29年10月~12月

2018年01月11日
1.地域価値創造研究教育機構が発足(10月2日)

 10月2日、鳥取大学地域価値創造研究教育機構の開所式を、広報センター内に新たに設置したコミュニティ・デザイン・ラボで開催し、学長をはじめとする大学関係者及び自治体関係者ら約60人が出席しました。

 本機構は、常に地域に寄り添い、教育研究の成果を地域に還元してきた鳥取大学の伝統に則り、地元地域が直面している人口減少や産業空洞化などの解決に役立つ研究開発や人材育成に、地域の様々な方々と一緒になって、全学を挙げて取り組むための中核組織として10月から設置されたものです。

 開所式では、豊島学長から、この機構を通じて「地域ニーズに応える研究を進め、地域の課題を解決できる人材を育成して、地域創生の一端を担っていく」ことが力強く宣言されました。続いて、法橋機構長が「地域の皆さんと協働で進める地域参加型研究と、地域課題の解決策を実践的に学習する地域実践型教育を融合的に推進する」という運営方針を熱意を込めて説明し、関係者一同、希望と決意を新たにしました。

看板上掲の様子コミュニティ・デザイン・ラボを説明する前波准教授

2.鳥取大学附属特別支援学校創立40周年記念式典・祝賀会を挙行 (10月7日)

 鳥取大学附属特別支援学校は、今年創立40周年を迎え、10月7日に記念式典及び祝賀会を挙行しました。

体育館で行われた式典には、豊島良太学長、鳥取県教育委員会 山本仁志教育長をはじめ、大学関係者、歴代懇話会役員、旧職員、同窓生及びその保護者、在校生及びその保護者など約180人が出席しました。

附属特別支援学校は、昭和53年4月、鳥取大学教育学部附属小・中学校特殊学級を改組し、鳥取大学附属養護学校(小学部3学級・中学部3学級)として開校しました。県内養護学校初の高等部設置、全国知的障害特別支援学校初の専攻科設置など、先進的な取り組みを重ねながら現在に至っています。

記念式典は、中学部生徒による「ふよう太鼓」の祝賀演奏を皮切りにして始まり、学校長、懇話会長、児童生徒会長あいさつの後、豊島学長、山本教育長より祝辞をいただき、厳粛かつ盛大なお祝いの会となりました。

 午後からの祝賀会には、鳥取県教育委員会事務局 特別支援教育課長 足立一穂様をはじめ65名が参加者し、創立40周年を祝いました。テーブルスピーチや懐かしい映像を見ながら、この40年間の思い出話に花を咲かせました。

豊島学長式辞鳥取県教育委員会 山本教育長式辞

3.鳥取キャンパス内に期日前投票所を設置(10月12日)

 10月12日、本学広報センター内に期日前投票所が設置され、午前10時から期日前投票が行われました。

 あいにくの雨の中、本学の学生、教職員のほか、地域住民の方々が次々に足を運んで投票しました。また、昨年実施された第24回参議院議員通常選挙での期日前投票に続き、今回も地域学部の学生2名が投票立会人を務めました

広報センター内に設置された期日前投票所期日前投票所内の様子


4.鳥取県中部地震の復旧活動に対して感謝状を授与(11月6日、9日)

 昨年10月に発生した鳥取県中部地震に際し、学生などによる被災地の復旧活動を行ったことに対して、感謝状が授与されました。

鳥取県から

 11月6日、鳥取大学において感謝状贈呈式が開催され、鳥取県から感謝状が授与されました。今回の感謝状贈呈は、本学が被災者の衛生上、安全上の確保や健康の保持増進に貢献したことが認められたもので、贈呈式には学長のほか、活動を行った学生や引率教員等が出席し、鳥取県地域振興部長の高橋紀子氏から感謝状が手渡され、当時に行った活動などを振り返りました。

社会福祉法人倉吉市社会福祉協議会から

 11月9日に倉吉未来中心で開催された第58回倉吉市社会福祉大会において、本学は社会福祉法人倉吉市社会福祉協議会から感謝状を贈呈されました。この感謝状は、本学が中部地震に際し、倉吉市ボランティアセンターの運営に貢献したことに対して贈られたもので、表彰式には活動を行った学生をはじめ、引率教員が出席しました。

 なお、被災地の復興のために、本学も引き続き支援を続けて参ります。被災された皆様には、改めて心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧と復興を心よりお祈りいたします。
鳥取県からの感謝状贈呈式後に記念撮影社会福祉法人倉吉市社会福祉協議会からの感謝状を手にする学生ら


5.公開授業講座「鳥取学~とっとり再発見~」で平井伸治鳥取県知事の特別講演を開催(11月20日)

 鳥取大学では、本学で行っている授業を一般向けに「公開授業講座」として公開しています。これは大学開放事業の一環で、各学部が開設している授業を公開し、生涯学習に対する社会的要請に応えるとともに、地域社会との連携を深めようとするものです。

「鳥取学~とっとり再発見~」(後期全学共通科目(主題科目)・全15回)は、私たちが生活している「鳥取」について、歴史・文化・社会・自然など様々な観点から総合的に学ぶ授業科目です。本学教員のほかに、学外から多彩な講師を招き、多角的・総括的に学ぶ内容となっています。

 11月20日に開催した第7回では、「小さくても勝てる 鳥取県の挑戦」と題して、平井伸治鳥取県知事による特別講演をしていただきました。平井知事は「砂丘こそ鳥取の顔」であると、「砂丘」を通して「鳥取」を売り込む戦略を打ち出し、様々な経済効果を上げたことなど、多角的な取組みを紹介されました。また、鳥取県の規模の小ささを利用し、県政への県民参画や全国トップクラスの行財政改革を推進していることなど、平井知事お得意のダジャレを時折交えながら講演されました。
平井伸治鳥取県知事講演の様子


6.NHK大学セミナー「笑劇的国際コミュニケーション力」を開催(11月21日)

 11月21日、共通教育棟A20大講義室において、NHK大学セミナーを開催しました。このセミナーは英語を身近に感じるコツや異文化交流の楽しさについて学ぶことを目的として、NHKの語学番組でおなじみのお笑いコンビ「パックンマックン」を講師として迎え、「笑劇的国際コミュニケーション力」と題して実施したもので、学生及び教職員合わせて約200名が受講しました。
 セミナーでは、まず前後の席に座る初対面の受講者同士でペアを作り、「自分に関する情報3つ」や「将来行ってみたい国」について会話することから始まり、自分の知らない分野に少しずつ踏み込むことがコミュニケーションの基本であると話されました。
 次にコミュニケーション力を上げるコツについて、受講者を巻き込んで軽快なトークで会場を盛り上げながら説明。さらに、世界では国によって価値観も異なることを意識したうえで、相手に合わせて、仲間意識を持って接することが大事であると話されました。
 最初は「英語が話せるか」という質問に対して数名しか挙手しませんでしたが、セミナーの中で「グローバル言語はみんなのもの」、「国際コミュニケーションは会話がベースであることから、英文法や発音が50%しか合っていない内容でも、英会話では問題なく相手に通じる」、「完璧主義にならずに自信を持って話すことが大事」と説明し、受講者の気持ちを動かしました。最後にはパックンの「Can you speak English?」の問いかけに、講義室全体が「Yes!」と大声で答えるなど、学生にとっては英語に親しみを感じ、今後の国際コミュニケーションの取り方についての意識が変わるセミナーとなりました。
パックンマックン(左:吉田眞さん(マックン)と右:パトリックハーランさん(パックン))お互いにコミュニケーションを取り合い会話するマックンと受講者ら


7.平成29年度永年勤続者表彰式を行いました(11月22日)

 11月22日、広報センターで平成29年度永年勤続者表彰式を行い、被表彰者17名に豊島学長から表彰状及び記念品が贈呈されました。学長は式辞で、「鳥取大学が維持発展するためには、皆様の力が欠かせません。今後も本学の発展のためにより一層ご活躍されますことを心より期待しています」と述べました。
 表彰式終了後には昼食会が行われ、和やかな雰囲気の中、被表彰者の永年の労をねぎらいました。
 本表彰は、本学に3年以上及び国立大学法人等に引き続き20年以上勤務し、かつ、勤務成績が優秀な職員に授与されるものです。
表彰式の様子記念写真


8.「留学生を囲む集い」を開催(12月8日)

 12月8日、鳥取キャンパスにて、学長主催「留学生を囲む集い」を開催しました。この会は留学生、教職員、留学生サポーターの日本人学生たちが、ともに楽しい時間を過ごすために毎年開催されており、今年は20か国からの留学生やその家族も含め、約150名が参加ました。   

 豐島学長の開会挨拶及び中島理事の乾杯で開宴し、お寿司やおでんなどの料理を食べながら歓談した後、留学生と国際交流センターの学生組織「G-Frenz(グローバルフレンズ)」によるパフォーマンスやクイズが行われました。パフォーマンスでは、中国人留学生が千昌夫の「北国の春」を日本語と中国語で熱唱したり、韓国人留学生が韓国出身のアーティストグループ「BIGBANG」のダンスを踊ったりして会場を沸かせました。

 また、日本や鳥取大学に関するクイズでは、留学生・日本人学生・教員ら全員が参加し、大いに楽しみました。他にも、邦楽友の会による琴と三味線の演奏や、今夏にしゃんしゃん祭りに参加したメンバーと新規留学生によるしゃんしゃん傘踊りも披露されました。最後は安延国際交流センター長の挨拶で、集いは大盛り上がりのうちに閉会となりました。 

楽しく歓談する留学生ら
K-popダンスを披露する韓国人留学生


9.ハラスメント防止講演会を開催(12月18日・19日)

 12月18日・19日に、ハラスメント防止講演会を開催しました。この講演会は、社会的に身近な問題となっているハラスメントについて、その理解と意識を高めることにより、ハラスメント防止の徹底を図り、安心で快適な教育研究環境を確保することを目的として企画したものです。
 講師には広島大学ハラスメント相談室長の横山美栄子氏をお迎えし、18日は農学部において、検討事例を元にワークショップ形式による意見交換を行い、ハラスメント対応の理解を深めました。19日には、工学研究科主催により「ハラスメント事案への対応-手続きの流れと留意点-」と題しての講演会があり、ハラスメント相談員を含めた教職員等、両日合わせて約180名が参加しました。
 講演会では、ハラスメント相談を受けてからの対応とその留意点について、具体的な対処法や事案を交えて分かりやすく説明されました。また、大学組織としてはハラスメント被害の回避・救済を優先し、迅速な初期対応が重要であること、学生や教職員が安心して学び、働く環境を作り、教育機関としてふさわしい対応をとる必要があることなどを解説いただきました。参加者らは、ハラスメントに関する意識の高揚を図ることができ、その防止に向けた取り組みの重要性についてさらに認識を深めました。
検討事例を元に意見交換を行う参加者ら(農学部)講演を行う横山美栄子氏(工学研究科)

鳥取大学学友会事務局

住所 鳥取市湖山町南4丁目101番地 広報センター内
電話・FAX 0857-31-5750
Eメール toridai-kouhou@ml.adm.tottori-u.ac.jp