4月10日、米子キャンパスにおいて「とっとり創薬実証センター」開設式が開催されました。
同センターは、文部科学省の地域科学技術実証拠点整備事業（平成28年度）に、本学が鳥取県と共同提案した「とっとり発医療イノベーション（創薬）産学官連携研究開発実証拠点」が採択されたことにより、米子キャンパスの染色体工学研究センター内に新たに設置したものです。
同センターでは、染色体工学技術などの研究成果（完全ヒト抗体産生動物や疾患モデル動物）を活かして製薬企業とともに創薬開発に取組み、産官学連携による「とっとり発次世代医薬イノベーション」を創出すること、また、事業化を加速させ、地域人材の雇用推進にも繋げていくことを目的としています。
開設式では、平井伸治鳥取県知事や伊木隆司米子市長より祝辞をいただき、テープカットが行われました。また、式典後には久郷裕之染色体工学研究センター長及び香月康宏とっとり創薬実証センター長により、来場者へセンター内の設備についての説明が行われました。
テープカットの様子
内覧会で設備の説明を行う久郷染色体工学研究センター長