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酒米生産プロジェクトによる70周年酒の作成について

2018年05月29日

 鳥取大学は1949年に設置され、2019年(平成31年)に創立70周年を迎えます。本学では、創立70周年記念事業として複数のプロジェクトを計画しており、その中のひとつで学生参加による「学生活動支援企画」として酒米生産プロジェクトを立ち上げ、学生実習を兼ねて周年酒の作成を進めています。
 5月28日、農学部附属フィールドサイエンスセンターの教員と技術職員の指導の下、三菱マヒンドラ農機株式会社の協力により、生物生産科学実習の中で農学部3年生17名が機械による田植えについて学びました。
 この度使用した田植機は、本学が技術開発した「再生紙マルチ水稲移植栽培法」により、再生紙で田面を覆うことで雑草の発生を抑える農法で田植えを行い、無農薬無化学肥料で栽培することができます。また、栽培する酒米は本学が守り繋いだ酒米「強力」を使用し、オール鳥大の成果により本プロジェクトを進めて参ります。
 農学部附属フィールドサイエンスセンターの山口武視教授は「本学が守り繋いだ地元の酒米や技術で行うことに意義がある。明日の農業を担う学生には、実習を通して酒米の栽培や農法など、技術やコツを身に付けてほしい」と語りました。田植機を操縦した学生からは「最初は少し緊張した。手作業によらず、再生紙を敷きながら同時に田植えができる田植機の早さに感動した」といった農業の省力化、機械化に対する感想も聞かれました。
 今後は、栽培した酒米を秋に収穫し、酒造会社とも連携した酒生成プロジェクトとして、酒造り体験などを行う予定です。


強力米の苗を田植機に補給する学生ら

再生紙マルチ田植機を操縦する学生

田植機を操縦した学生自ら操縦方法を教え合う