鳥取大学医学部生体情報機能学講座の尾崎充彦准教授らの研究グループが、東京大学医科学研究所の遠藤英也博士(鳥取大学名誉教授、九州大学名誉教授)との共同研究により、血管の新たな管腔形成を促進するタンパク質「MTA1」を特定し、新たな分子メカニズムを世界で初めて解明しました。
本研究の成果は、「血管としての形(管状構造)を造らないようにする」という、これまでにない新しいコンセプトに基づいた新規の血管新生阻害剤の開発につながります。がんなどの腫瘍のほか、糖尿病性網膜症や関節リウマチなど血管新生が悪化の原因となる疾患ヘの薬剤開発が期待されています。
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