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令和2年1月~3月
1.仕事始め式及び学長表彰授与式を行いました。 (1月6日)
1月6日、工学部講堂において令和2年鳥取大学仕事始め式を挙行しました。
式では、中島学長から年頭挨拶があり、岐阜大学・鳥取大学大学院共同獣医学研究科共同獣医学専攻の設置や創立70周年記念事業など昨年の取り組みを振り返りました。また、挨拶の中で「国立大学法人を取り巻く環境は厳しいが、本学が高等教育機関として行うべき地道な教育、研究に取り組み、発展していくように今年1年間、皆さんと一緒に頑張っていきたい」と述べました。
引き続き、令和元年度鳥取大学長表彰の表彰式を行い、被表彰者7名に中島学長から表彰状が授与され、その功績を称えました。学長表彰は、本学の教育・研究・医療・社会貢献等において、特に顕著な業績があった職員又はグループに対して学長が表彰するもので、今年度は、以下の6組が受賞しました。
受賞者名 |
業績の名称 |
太田利男(農学部共同獣医学科 学科長・教授) |
鳥取大学大学院共同獣医学研究科の設置における貢献 |
筒井一伸(地域学部地域学科教授) |
田園回帰と継業に関する研究が社会的に高い評価 |
尾崎充彦(医学部生命科学科 准教授) |
血管新生における新たな管腔形成メカニズムの解明に関する研究功績 |
妻鹿良亮(乾燥地研究センター 特命助教) |
「節水型耐乾性」という新しいタイプの乾燥ストレス耐性を持つコムギに関する研究功績 |
医学部附属病院 RRSメンバー及びRRS検討チーム(代表:南ゆかり 高次集中治療部長) |
ラピッドレスポンスシステム導入による患者安全向上への貢献 |
技術部「出前おもしろ実験室」プロジェクト |
技術部「出前おもしろ実験室」プロジェクトによる地域密着型科学啓発活動の実践と学生教育への活用 |
2.鳥取大学70周年記念講演会 「鳥取発新しい地方創生を担う若者の 地元定着と鳥取の未来」を開催 (1月30日)
1月30日、本学の創立70周年を記念するとともに、平成27年度から取り組んできた地方創生推進事業(COC+事業)が最終年度に当たることを鑑み、事業の成果を振り返りつつ、鳥取の未来に向けたメッセージ を発信する講演会を行いました。記念講演では、「令和新時代への挑戦」と題して、平井伸治鳥取県知事が、これまで実施してきた県の取り組みや本学との連携、鳥取県独自の施策についてユーモアを交えながら解説されました。
記念講演の後には、県内就職に関する卒業生アンケートの中間報告があったほか、県内に就職(内定)した本学学生からの若者の地元定着について提言がありました。鳥取県への想いを熱く語る平井知事と学生の姿に、 会場は大きな拍手に包まれました。
【参考】地(知)の拠点大学による地方創生推進室ホームページ(http://www.coc.tottori-u.ac.jp/ )
3.医学科学生を対象に低侵襲外科センター体験セミナーを開催 (2月11日)
2月11日、医学部附属病院低侵襲外科センターにおいて、本学医学部医学科学生を対象とした「低侵襲外科センター体験セミナー」が開催されました。
本セミナーは、外科系の診療科(消化器外科、心臓血管外科、泌尿器科、胸部外科、頭頸部外科、女性診療科、脳神経外科、整形外科、麻酔科)、MEセンター及び看護部が協力し、学生に低侵襲手術や外科系の診療科に興味をもってもらうことを目的として、内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」など最先端の医療機器を使用した模擬手術を体験してもらうものです。
当日は、33名の学生(医学科1年から5年生)が、各診療科医師の指導の下で手術室やシミュレーションセンターにおいて計9診療科のうち希望する3診療科を体験しました。学生たちは日頃できない体験を興味深く楽しそうに取り組んでいました。
4.2019(令和元)年度鳥取大学大学院エンカレッジ・ファンド授与者を表彰 (2月14日)
2月14日、本学広報センターでエンカレッジ・ファンド表彰式を行い、工学研究科、連合農学研究科、共同獣医学研究科の受賞者15名のうち11名が出席しました。(医学系研究科の受賞者8名については、米子地区で別途表彰されます)
表彰式において、中島学長から「これをきっかけに一層研究に励んでいただいて、次に続く人たちの手本となって欲しい。壁にぶつかったときも、諦めず、クヨクヨせず、地道に努力して、ゆくゆくは研究者として活躍して、日本の研究を支えていただきたい」と励ましの言葉が贈られました。
学生代表者からは、感謝の言葉とともに「これからも不退転の決意で研究活動に挑んでいきます」と謝辞がありました。
※エンカレッジ・ファンドとは、大学院博士課程(後期課程)学生を対象に、研究意欲の向上と優れた研究の推進を目的として給付する奨励金です。
5.医学部附属病院に「ロービジョン相談窓口」を開設 (2月17日)
2月17日、本学医学部附属病院に「ロービジョン相談窓口」が開設され、平井鳥取県知事をはじめ、関係者による看板掲上を行いました。
ロービジョンとは、病気やケガなどによって視力低下や視野障害が生じ、その失われた視機能が回復する可能性が低い状態のことを言います。医学部附属病院では、2019年4月からロービジョン外来を始めておりますが、このたび鳥取県のロービジョン相談支援の拠点として「ロービジョン相談窓口」が開設されました。ここでは、ロービジョンの方々の生活や就労、医療や福祉に関する悩み、課題などを電話で相談いただき、適切なサポートにつなげていきます。
相談窓口は、2月17日より毎週月曜日と火曜日の午前9時から11時を対応時間として相談を受け付けます。患者さんだけでなく家族や学校、職場関係の方々でもお気軽にご相談ください。
(相談窓口)Tel:080-9433-5279
6.令和元年度科学研究業績表彰状授与式を行いました (2月28日)
表彰式に出席した4名に学長から表彰状が授与され、併せて日ノ丸報恩会常務理事で本学名誉教授の中尾喬一様から副賞(日ノ丸報恩会奨励金)が贈呈されました。
科学研究業績表彰は、本学教員の中から、科学研究業績(権威ある学術雑誌・紀要等に掲載されるか又は著書として刊行されたもの)が特に優れていた教員を表彰するもので、昭和29年(1954年)から毎年行われています。
今年度の表彰者と論文題目
所属 |
氏名 |
論文題目 |
地域学部 准教授 |
畑 千鶴乃 |
「子どもの権利最前線 カナダ・オンタリオ州の挑戦 子どもの声を聴くコミュニティハブとアドボカシー事務所」 |
医学部 准教授 |
藤原 和典 |
Novel mouthpiece for reducing the gag reflex during esophagogastroduodenoscopy (上部消化管内視鏡検査用新規マウスピースの咽頭反射軽減効果の検証) |
工学部 助教 |
高部 祐剛 |
Utilisation of polarity inversion for phosphorus recovery in electrochemical precipitation with anaerobic digestion effluent (転極を活用した電解晶析法による消化脱離液からのリン回収) |
農学部 准教授 |
清水 克之 |
Development of an emergency device and an early warming system foe flood at irrigation ponds. (ため池利用洪水対策のための緊急放流装置と早期警報システムの開発) |
7.鳥取県海外研修員の研修修了式を挙行 (3月4日)
3月4日、鳥取県庁において、平成31年度鳥取県海外研修員の研修修了式が挙行され、県が海外から受け入れている研修員3名及び中国吉林省に派遣した公費留学生1名のうち、本学の関係者2名が参加しました。
はじめに、鳥取県交流人口拡大本部観光交流局交流推進課の遠藤課長から、会場に集まった参加者への感謝の言葉が述べられました。その後、研修員それぞれから研修成果発表があり、中国・吉林大学に1月9日まで派遣された本学工学部3年生の赤木健祐さんは、「1年間の留学期間は、自分を見つめ直す良い機会になりました。現地では中国の方以外とも多くの交流があり、世界への視野も広がりました。今後はこの経験から得た人脈を活用し、広い視野から進路を決定したいです」と今後の抱負を述べました。
ブラジル県費留学生のイシハマ・スズキ・カロリーネさんからは、本学大学院医学系研究科で遺伝子や癌細胞について学んだことなどの報告があり、「日本へ留学したいと思ったきっかけは、研究者として働きたかったことと文化体験をしたかったこと、そして(曾祖父が大山町の出身であるため)鳥取の親戚の故郷を知りたかったからです。国際学会への参加や、医学部の英語サークル、ポルトガル語のボランティアを通した地域の方との交流などで新しいことを学ぶことができました。今後も癌についての勉強を続け、日系人として、日本とブラジル両方の文化を結び付けるような生き方をしたいです」と今後の展望が述べられました。
最後に、鳥取県国際交流財団の本名理事長から、「みなさんの発表を通じて、鳥取の良いところが改めて分かりました。研修に参加したみなさんには、それぞれの国で活躍していただき、この研修制度が、ますます発展するように期待します」と総評が述べられ、列席した関係者と記念撮影をし、和やかに修了式を終えました。
8.国民年金の学生納付特例事務法人指定通知交付式を行いました (3月30日)
この度、本学は学生納付特例の申請受付業務を代行する法人として指定を受け、3月30日、鳥取キャンパスにおいて、学生納付特例事務法人指定通知書交付式が行われました。
学生納付特例制度とは、国民年金の保険料の納付義務がある20歳以上の学生について、申請により在学中の納付が猶予される制度です。申請が許可されると保険料猶予の他に、学生生活で障害を負った場合に障害基礎年金等が支給されます。申請手続きのためには、従来、学生は住民票のある自治体の役所へ行く必要がありますが、指定を受けたことにより、今後学内の窓口で手続きが可能になります。
交付式では、はじめに厚生労働省中四国厚生局の大鶴局長から、本学が中国地方の国立大学で最初の指定であり、年金行政に対する理解へのお礼がありました。引き続いて、中島学長からは大学の学生サービスの向上及び学生の安心に繋げたい旨の挨拶があり、大鶴局長から指定通知書が交付されました。