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LGBT等に関する理解確認クイズ実施報告
eラーニングシステムmanabaを利用し、6月29日~7月31日までの約1ヵ月間「LGBT等に関する理解確認クイズ」を全教職員を対象に実施しました。
これは、リーフレット【LGBT等に関する鳥取大学の基本理念と対応について(教職員向け)】を4月に発行、リーフレットを読んでもらい、記載している配慮や対応について理解いただくために実施しました。
個人の結果(点数)が出てしまうことから、結果が評価に利用されるのではないかという不安や、「"男性はA、女性はB"など性別によるグループ分けに気をつける」という設問について、男女の性別を基準としたグループ分けは原則行わない。トランスジェンダーや、どちらの性でもないと考える学生がいることに配慮して欲しいとの意味でしたが、グループ分けをするよう気をつけるとの意味にもとれ、わかりにくかったとのご指摘がありました。
LGBT等への考えや大学としての取組、必要改善点などの意見として、「このように考える機会、理解を深めるための研修会等を定期的に実施するべき」、「どのような問題が現実的に発生しうるのか、どう教職員が対処していく必要が出てくるのか、具体的な事例の共有や勉強会の(FD/SD)の実施」、「教職員に加えて、学生も学べる機会」など研修等の教育やLGBT等への理解の必要性を求める意見を多数いただきました。
また、3月に鳥取キャンパスの広報センターと附属図書館に設置したオールジェンダートイレを評価いただきました。オールジェンダートイレの増設やオールジェンダー専用のトイレ、更衣室、健康診断など、男性と女性が区別して行われるものに対して配慮を求める意見もありました。学生への呼び方については、「学生をさん付けすることに違和感があり、男性も女性もくんではダメなのか」「どう呼べばいいのか、大学として示してはどうか」などの意見をいただきました。
さらに、「LGBTだけでなくジェンダーも合わせて考えるべき」、「LGBTに限らず他の問題(外国人、同和、障がい者など)についても差別とならない環境を整えるべき」、「相談窓口の周知や、書類の性別記載の見直し、特別視せず一人の人間として尊重すればいい」という意見」もいただきました。
一方、「該当者と被該当者との利害が対立した際には、どのように対応すべきか」という不安の声もありました。
いただきましたご質問やご意見について、10月下旬から11月にオンラインにて実施を予定しておりますダイバーシティセミナーにおいて、講師よりご説明いただく予定としておりますので、是非視聴いただきたくお願いいたします。
多くの教職員の皆さまに、LGBT等について考えて頂ける機会となり、また多くのご意見をいただき、本学のダイバーシティ環境を整える一歩となったと考えます。ありがとうございました。