鳥取大学紋章
角輪の紋は,揚羽紋以前から鳥取藩主池田公の家紋として,角と輪の紋として用いられていたと歴史学者岡嶋正義は天保12年に記しています。
角と輪のデザインの素因は明らかでありませんが,後世になってから,鳥取藩を構成する”因幡の国”と”伯耆の国”との因伯二州を表すものといわれ,幕末・明治の頃には,文武両道を表すものとも言われていました。
大学の紋章としては,昭和27年に,当時の須崎幸一学生課長が佐々木喬学長からの依頼を受けて考案し,学芸学部の松上 茂助教授が図案化しました。そして昭和60年の評議会で追認されました。