2026年9月25日
本学は、2006年度に開始した全学共通のグローバル人材育成プログラム「メキシコ海外実践教育プログラム」が20周年を迎えたことを記念し、2026年9月14日にメキシコ合衆国南バハ・カリフォルニア州ラパス市にて、共同実施機関であるメキシコ北西部生物学研究センター(CIBNOR)および南バハカリフォルニア自治大学(UABCS)と合同で「20周年記念式典」を開催しました。
本プログラムは、鳥取大学の強みである乾燥地研究などの学術交流を礎に、CIBNORおよび UABCSとの強固な信頼関係のもと、2006 年より全学共通プログラムとしてスタートし、20年間で233名の学生をメキシコ・ラパスへ派遣しています。学生たちは約 6 週間にわたり、現地の豊かな自然、社会、文化を実際に体験し、異なる背景を持つ人々と協働して課題解決に挑む実社会での学びを経験しています。
式典は開会挨拶で幕を開け、20年の歩みを振り返る記念動画の放映に続き、17年間にわたりプログラムを支えてきた教員のメッセージや、鳥取大学・坂口理事をはじめとする関係機関代表者による祝辞が送られました。
坂口理事は祝辞の中で、「本プログラムが20年継続した背景には、3機関の強い信頼関係と教育に対する情熱がある」と強調。学生や地域との間に生まれた深い絆に触れ、「20年前に蒔いた種が力強い大木に成長した」と感謝の言葉を述べました。
また、メキシコでの海外実践教育プログラムに参加中の鳥取大学の派遣学生からは、「現地で研究課題を直接目の当たりにしたことで、従来とは異なるアプローチで課題解決を模索できるようになった」と自身の成長について報告がありました。
本式典は、これまでの20年を祝うとともに、今後は双方の学生がより対等に学び合う「共修」の場へと発展させ、両国のさらなる友好と、グローバル社会を生き抜く実践的リーダーの育成を目指す決意を新たにする節目となりました。

前列中央:UABCSサルガード学長、前列右から6番目:鳥取大学坂口理事、前列右から4番目:CIBNOR代表国際関係担当・バルディビア教授

9月14日現在プログラムに参加中の鳥取大学生等による日墨文化交流会写真