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医学部附属病院が「ロボット手術1000例記念特別講演会」を開催しました
2019.10.16
9月28日に、6月に節目となるロボット手術1000例に達したことを記念した「ロボット手術1000例記念特別講演会」を開催しました。
当院では"心と体"の両方にやさしい外科手術を推進するため、2010年に全国に先駆けて手術支援ロボット「ダビンチ」を導入しました。安全で安心なロボット手術の提供を使命とし、翌年には低侵襲外科センターを設置。診療科の垣根を越えた横断的診療体制で、全国でもトップクラスの実績を積み重ねています。
オープニングでは原田病院長の挨拶に続き、伊木米子市長から祝辞をいただきました。また、医学生合唱部によるオープニングコンサートでは、本学学歌と「鉄腕アトム」が披露されました。特別企画では「もっと知って欲しい!ロボット手術の現状と展望」をテーマに、中村低侵襲外科センター長、武中副病院長、角田手術部看護師長がそれぞれの立場からロボット手術についてご紹介いただきました。その後、8年前に当院で前立腺がんのロボット手術を受けられた患者さんが登壇し、当時を振り返り、想いや今の様子を語られました。また、日本ロボット外科学会の渡邊剛理事長をお招きし、難しいとされる心臓手術のロボット手術について解説いただきました。当日は、市民を含め約180人が参加し、改めて当院のロボット手術の歩みと今後を共有する機会となりました。
また当日は、「ロボット手術体験ツアー」も行われ、公募で集まった中学生から70代の男女23名が、手術支援ロボット「ダビンチ」を実際に操作したり、腹腔鏡手術や外科手術の機器に触れるなどしました。
原田病院長の挨拶
ロボット手術体験ツアーの様子
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