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令和4年7月~9月
1.鳥取大学カーボンニュートラル宣言を作成しました(6月28日)
鳥取大学 カーボンニュートラル宣言
鳥取大学は、「知と実践の融合」の基本理念のもと、人々が安心して暮らすことのできる未来を創るため、そして何よりも人類の幸福のために役立たねばならないという認識から、身近な地域課題の解決から地球規模の課題の克服まで取り組んでいます。このような活動を一層加速し、脱炭素社会の実現に貢献するため、本学では以下の鳥取大学カーボンニュートラル宣言を発出します。
『鳥取大学は、二酸化炭素排出量を、2030年に2013年比60%、2040年には75%削減し、遅くとも2050年までに、実質的なカーボンニュートラルを目指します。そのため、温室効果ガス排出削減に資する本学独自の研究およびイノベーション創出を推進します。』
本学はこれまで積極的な環境活動により、二酸化炭素排出量を削減してきました。今後、施設・設備整備活動をはじめ、研究・イノベーション創出や教育・人材育成、地域貢献等の推進により温室効果ガス排出量の一層の削減を図り、上記の目標の達成を目指します。
2.台湾師範大学 林准教授による講演会を行いました(7月22日)
7月22日、台湾師範大学から林伯修准教授をお招きして、講演会を開催しました。
台湾師範大学とは、令和元年12月に、同大学運動レジャー学院運動レジャーとホスピタリティマネジメント管理研究所と本学教育支援・国際交流推進機構との間で学術交流協定を締結し、本協定の窓口である同機構教養教育センターの瀬戸邦弘准教授とのスポーツ人類学に関する共同研究や、講演会を実施しています。講演会の開催は、令和2年10月のオンライン講演会に引き続き2回目で、長引くコロナ禍で久しぶりの海外からの研究者による講演会となりました。
講演会に先立って、林准教授と橋本隆司教養教育センター長が会談しました。林准教授から、台湾師範大学では、1年次は学部に所属せず教養教育のみを受講することができるなど教養を重視した制度について説明があり、橋本センター長からは、まずは教養教育センター教員を中心に教養教育、高等教育開発分野において、台湾師範大学との研究・学術交流を深めていきたいとの意欲を示されました。
講演会では「スポーツツーリズムと台湾原住民のまちづくり」と題し、台湾に住む16の台湾原住民のくらしや文化について、台湾師範大学での研究や授業をもとに紹介されました。日本語での講演に加え、写真が多く用いられて、わかりやすく興味深い内容でした。講演後は、学生や教員から質問が飛び交いました。
林准教授の日本への深い愛を感じ、心温まる講演会となりました。
3.株式会社みたこ土建様、株式会社興洋工務店様、株式会社鳥取銀行様からのご寄附にかかる贈呈式を行いました (7月25日)
株式会社みたこ土建様(米子市)、株式会社興洋工務店様(鳥取市)、株式会社鳥取銀行様(鳥取市)から、鳥取大学工学部へご寄附をいただく運びとなり、令和4年7月25日に目録贈呈式が行われました。
これは、株式会社鳥取銀行様のとりぎんSDGs私募債「ふるさと未来応援債」により、私募債発行企業である株式会社みたこ土建様、株式会社興洋工務店様との連名でご寄附いただいたものです。
式では、みたこ土建株式会社代表取締役 美田耕一郎様、株式会社興洋工務店代表取締役 野藤悦男様によるご挨拶の後、中島学長に対し寄附目録が手渡されました。
今回の寄附金は、工学部における教育・研究に役立てられます。
4.鳥取県内高等学校長と鳥取大学との連絡会を開催しました(7月29日)
7月29日に「第24回鳥取県内高等学校長と鳥取大学との連絡会」を鳥取大学で開催しました。この連絡会は、鳥取大学と県内高等学校相互の現状と課題等について意見交換を行い、県内高等学校と本学の連携強化を図ることを目的として毎年開催しているもので、昨年度に引き続き、共通教育棟会議室とオンライン参加を併用しての開催となりました。
会議には、本学関係者と県内高等学校長の約45名が出席し、中島学長、中島鳥取県高等学校長協会会長、酒井鳥取県教育委員会高等学校課長の挨拶に続き、入学センター尾室特任教授進行のもと、青翔開智高等学校織田澤校長から「探究学習と進路実現」について、本学後藤学生支援センター長から「鳥取大学における学生支援について」が紹介されました。
その後、「情報I」の履修、県内志願者の状況、高等学校からの質問事項等に関して意見交換が行われました。
5.「鳥取県と鳥取大学との連携協議会」を開催しました(9月7日)
9月7日、「鳥取県と鳥取大学との連携協議会」がオンラインにて開催されました。本学からは中島学長ほか各理事・学部長等が、鳥取県からは平井知事ほか各部局長等、計18名が出席しました。本協議会は、地方創生の取組などについて意見交換を行い、両者の連携協力を深めることを目的に毎年定期的に開催しており、今回で24回目の開催となります。
開会にあたり、中島学長から「新型コロナウイルス感染症についてはタスクフォース会議を開催し対策を講じてきている。10月から新学期が始まるので感染防止対策を徹底していきたい。またこの4月から第4期中期目標期間の6年間が始まり、国立大学法人は様々な角度から社会発展のために、より強化拡張していくことが求められている。本学の基本理念である『知と実践の融合』のもと、引き続き地域の皆様と連携し、地域創生イノベーションに資する研究教育を一層推進していきたい。そして社会から信頼され、地域から必要とされる大学として活動していきたいと考えている。」と挨拶がありました。
意見交換では、「新型コロナウイルス感染症への対応」「専門人材の育成」「県内就職・定着促進」をテーマとして、本学からは、新型コロナウイルス感染症を含む感染症専門医育成のための寄附講座「臨床感染症学講座」の設置期間延長、農業・農村支援活動に興味のある卒業生の受入先整備などを提案・要望しました。
鳥取県からは、新型コロナウイルス感染症に係る学生への感染防止対策や高い専門性による医療活動全般への引き続きの協力、製造業等におけるAI利活用人材の育成、社会資本の整備等の地域課題に係る研究開発、インターンシップを含む学生の県内定着に関するニーズの把握と関係機関への情報提供などについて提案や要請がありました。
これらについて意見交換した後、今後も鳥取大学と鳥取県が密接に相談等を行い、さらに連携を深めることを確認しあいました。
6.駐神戸大韓民国総領事が中島学長を表敬訪問しました(9月9日)
9月9日、兵庫、岡山、香川、徳島、鳥取の5県を管轄する駐神戸大韓民国総領事館から梁起豪(ヤン・ギホ)総領事が中島学長を表敬訪問しました。中島学長、安延副学長をはじめ、大韓民国から来日している2名の留学生も参加し、梁総領事をお迎えしました。
現在、鳥取大学は大韓民国の14の大学と学術交流協定を締結しており、協定の中心となる部局も地域学部、医学部、工学部、農学部、教育支援・国際交流推進機構と多岐にわたり、幅広い分野において学術交流を深めています。
中島学長は、「大韓民国と日本は距離が近く、様々なつながりがあり、学生の旅行や留学先としても人気があります。大韓民国江原道と鳥取県の地域交流も活発で、本学の学生も両地域の交流25周年記念事業に参加し、江原道地域の学生たちと信頼関係を築き、深い友情を育みました。今後も大韓民国との協力が発展することを期待しています。」と歓迎の挨拶を述べました。日本に6年間の留学経験のある梁総領事は流暢な日本語で、「私自身が長年研究者だった経歴もあり、昨年12月就任以来、一日も早く鳥取大学を訪問したいと思っていました。鳥取県と江原道の交流は、多くの自治体からリスペクトされている優秀な交流事例です。今後も管轄地域の大学と連携を深めていきたいと思いますので、ご協力お願いします。」と御挨拶されました。その後は、研究者同士の話にも花が咲き、楽しく語り合う時間となりました。
7.令和3年度後期鳥取大学日本語・日本文化研修留学生(日研生)のコース閉講式を挙行しました(9月12日)
9月12日、令和3年度後期鳥取大学日本語・日本文化研修留学生(日研生)のコース閉講式を行いました。
日研生とは、日本政府(文部科学省)奨学金により、日本語能力及び日本語事情、日本文化の理解向上のために日本の大学へ留学し、研修を受ける制度で、外国の大学に籍を置く外国人学部生を1年間受け入れるものです。本学では令和3年10月にベトナムの協定校フエ外国語大学から大学推薦日研生1名、その他大使館推薦日研生2名を受け入れました。
閉講式では、地域学部岸本学部長から修了証書が授与され、「コロナ禍でもしっかり成果を出し、今日を迎えられたことを心からお祝いします。修了発表のレポートでは、クジラ信仰、日本と母国の歴史、デザインをテーマとされており、それぞれ興味深く拝見しました。この成果を今後の活躍の糧にしてください。」と挨拶がありました。
その後、安延副学長・国際交流センター長が「研修修了おめでとうございます。修了発表会の報告書を拝見し、みなさんの頑張りが良く分かりました。興味深い観点からテーマを設定し、非常に上手な日本語で書かれていました。この経験から得たことを母国でもたくさん話していただくなど、鳥取との架け橋になってください。」と激励されました。
それぞれの修了生からも日本語で挨拶があり「時間が経つのは本当に早いです。素晴らしく、一生忘れられない留学のチャンスを下さった先生方、日本語パートナー、留学生仲間に感謝します。1年の留学を経て、市役所での手続きも自分の力でスムーズにでき、真に実用的な日本語が身に付いたと感じました。その他にも、様々な経験や知識の獲得ができ、日本を好きになりました。祖国から皆さんのご活躍をお祈りしています。」と1年間の留学の感想と感謝が述べられました。
最後に、列席した関係者と記念撮影をし、和やかに閉講式を終えました。


8.令和4年度大学院連合農学研究科学位記授与式を挙行しました(9月16日)
9月16日、令和4年度大学院連合農学研究科学位記授与式を挙行しました。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、修了生及び関係教職員のみ出席し、基本的感染症対策を徹底した上で実施しました。
授与式では中島廣光学長から学位記が、児玉連合農学研究科長から記念のメダルが一人ひとりに授与されました。
中島学長は「博士課程の修了は研究の終わりではなく、新たな挑戦の始まりです。新たな挑戦には課題が付き物ですが、本学で得た知識と経験が課題解決へと導いてくれるでしょう。皆さんの新たな生活での成功を心から願っています。」と告辞を述べ、修了生11名の今後の活躍に期待をよせました。
なお、修了生11名の内訳は以下のとおりです。
[課程修了]生物生産科学専攻1名、生産環境科学専攻2名、生命資源科学専攻4名、国際乾燥地科学専攻4名
9.令和4年度鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科秋季学位記授与式を挙行しました(9月27日)
9月27日、令和4年度鳥取大学大学院持続性社会創生科学研究科秋季学位記授与式を挙行しました。
授与式では、田村文男研究科長から一人ひとりに対し学位記が授与されました。
田村研究科長は告辞で「本学で学んだ経験や知識を生かして、より良い世界の実現に貢献することを期待しています。皆さんの明るい未来のために頑張ってください。」とはなむけの言葉を贈りました。
修了生の皆さまの今後のご活躍をお祈りいたします。
なお、修了生12名の内訳は以下のとおりです。
工学専攻 4名
農学専攻 3名
国際乾燥地科学専攻 5名
10.中国地方の国立大学で初めて工学部に医工学プログラムを新設します(9月29日)
9月29日に、工学部の医工学プログラム新設に係る記者会見を開催し、坂口工学部長、中村医学部長の2名が説明を行いました。
工学部では、「病院で育てるエンジニア」をキャッチフレーズに、令和5年4月より新しい教育プログラム「医工学プログラム」を工学部の機械物理系学科・電気情報系学科・化学バイオ系学科の3学科内に設置します。
工学部内に医工学を学べる教育プログラムを設置するのは、中国地方の国立大学で初めてとなります。
高度な先進医療が進む中、医療機器・医療用材料・バイオ医薬品の開発にあたり、工学と医学の双方に精通した技術者や研究者の存在が強く求められています。
そのようなニーズを満たすため、「医工学プログラム」では、各学科で提供される工学分野の基礎知識や専門知識に加えて、医学部から提供される医学分野の知識も同時に学ぶことで、医工連携を推進することが出来る人材の育成を目指します。
医工学プログラム
https://eng.tottori-u.ac.jp/dept/ikougaku