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令和4年10月~12月
1.留学生が伝統漁法「うぐい突き」に参加しました(10月2日)
10月2日、本学の留学生24名が逢坂地区の恒例行事「うぐい突きまつり」に参加しました。「うぐい突き」は鳥取県重要民俗文化財にも指定されている約400年前から続く伝統漁法で、留学生たちは地域住民の方よりその歴史や漁法を学び、体験学習をしました。また会場には鳥取大学のブースを設けて留学生の写真展示や出身国に関するクイズ大会を行い、地域住民や子ども達とクイズの答え合わせをしながら交流をはかりました。
参加した留学生からは「伝統的な漁法を体験し、住民の方々と交流できたことに感謝します」という感想が挙がり、地域住民の方からも「こんなに国際色豊かなうぐい突きは初めて。また来年も参加してほしい」との感想がありました。
2.令和4年度研究倫理セミナーを開催しました(11月11日)
11月11日(金)、工学部講堂を会場にWebとのハイブリット形式で、令和4年度研究倫理セミナーを開催しました。大阪大学大学院名誉教授の仲野徹氏を講師に招き「研究不正は防げるか?-さまざまな経験から考える-」と題して講演があり、教職員・学生合わせて約200名が参加しました。
講演は、ユーモアあふれる自己紹介から始まり、「研究不正とは何か?」、シェーン事件、STAP細胞の騒動など、実際に行われた研究不正の事例を用いながら進められました。また、自身の経験からの教訓、調査委員長としての関りなど、多くの著書を執筆した経験を持つ同氏のメリハリのある講義に、参加者は熱心に聞き入っていました。
講演後は参加者との質疑応答が行われ、本セミナーは、教職員・学生の研究倫理意識を涵養し、研究活動不正の防止を啓発する貴重な機会となりました。
なお、本セミナーは全教員の受講を必須としているため、後日動画配信を行うこととしており、引き続き、研究不正防止及び研究倫理への理解、また、研究不正を起こさない組織体制の構築に向けて全学で取り組んでいきます。
3.農学部創立百周年記念式典を挙行しました(11月12日)
鳥取大学農学部の創立百周年を記念して、2022年11月12日(土)、創立百周年記念式典を挙行しました。
式典には、国会議員をはじめとする地元教育界・産業界からのご来賓、名誉教授、同窓生、教職員など約80名が出席し、盛大に執り行いました。霜村典宏農学部長の式辞、中島廣光学長の挨拶の後、ご来賓の方々より祝辞を賜り、出席者とともに創立百周年を祝いました。この日の式典等を通じて、農学部百年の歩みを再認識するとともに、今後の発展に向け結束を強めるよい機会となりました。
※本事業は,換気の徹底や飛沫防止板の設置などの感染対策を充分に講じた上で、開催しました。
4.2022年度JICA課題別研修を実施しました (11月24日)
2022年8月1日から11月24日まで、JICA課題別研修「乾燥地における持続的農業のための土地・水資源の適正管理」を実施しました。アフリカ、アジア諸国を対象とした本研修は、1989年に開始して以降、毎年実施しているものです。昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、リモートで実施しました。
研修員が各国からオンラインで参加した11月24日の閉講式では、中島学長から「皆さんのような優秀な研修員を本学で受け入れることができ、大変誇らしく思っています。ご承知の通り、本研修の目的は,学んだことをそれぞれの母国で普及することです。研修は本日閉講しますが、みなさんのミッションは始まったばかりです」とお祝いと励ましの言葉が贈られ、研修員からは、関係者への感謝の言葉とともに「この研修を通して他国の研修員とも情報交換や議論することができ、有益な体験だった。この研修で学んだことを母国で実行し、土地・水資源管理に役立てたい」と抱負が述べられました。
関係者一同、研修員たちとの日本での再会と、対面による研修の再開を願っています。
5.令和4年度永年勤続者表彰式を行いました(11月25日)
令和4年度永年勤続者表彰式を行い、被表彰者22名のうち15名が出席し、中島学長から表彰状と記念品が贈呈されました。学長は「これまで20年間、鳥取大学のためにご尽力いただいたことに対して、心より感謝申し上げます。皆さんはこの20年の間に国立大学の法人化や、新型コロナウイルス感染症の拡大など大きな波を経験してこられました。今後も皆さんと協力しながら困難を克服して乗り越えて、鳥取大学をさらに魅力ある大学にしたいと思っています」とお祝いの言葉を贈りました。
本表彰は、本学に3年以上及び国立大学法人等に引き続き20年以上勤務し、かつ、勤務成績が優秀な職員に授与されるものです。
表彰式後記念撮影を行い、和やかな雰囲気の中、無事に式を終えることができました。
6.在福岡タイ王国総領事が中島学長を表敬訪問しました(11月29日)
11月29日、在福岡タイ王国総領事館のソールット・スックターウォン総領事、ソムチャイ・アンサナンスク領事、ポーンパン・プーピアンジャイ領事が中島学長を表敬訪問しました。
本学は、現在タイ王国の3大学(カセサート大学、コンケン大学、ウボンラチャタニ大学)と学術交流協定を締結しており、農学部を中心に研究交流、学生交流を行っています。現在はタイ王国からの留学生が5名在籍しており(内1名は連合農学研究科の島根大学配置)、学長表敬にも留学生4名と修了生1名が出席しました。
中島学長はタイ王国と本学の学生交流や研究交流について触れながら「貴国の学術研究機関と本学とは、特に農学・理学分野を中心に学生交流・研究交流を長い間、活発に続けており、この関係が今後もさらに発展することを願っております」と歓迎のあいさつを述べました。ソールット・スックターウォン総領事は、「タイの学生を継続的に受け入れていただき、ありがとうございます。鳥取大学とタイの大学の間で活発な交流が続いていることを知り、大変うれしく思います」と述べました。その後は、留学生や修了生の研究についての話題を中心に、和やかに歓談が行われました。
7.令和4年度鳥取大学FD・SD講演会を実施しました(12月9日)
令和4年12月9日(金)16時30分-18時に教育支援・国際交流推進機構・高等教育開発センター(香川敬生センター長)主催の全学FD・SD講演会「大学改革の動向と鳥取大学の課題――第4期中期目標に向けて――」が開催されました。年末の講演会ではこれまで学外識者を招いてきましたが,今回は新たな中期目標期間(第4期:2022-27年)の開始にあわせ,本学の学長・理事を講師として,最近の大学改革における本学の現状と今後の展望・課題を考え,学内教職員で問題関心を共有する機会としました。また今回は技術部の協力を受け,対面講演・オンライン配信のハイブリッド方式で実施しました。
講演は3つ行われましたが,いずれも論点は多岐にわたるため,ごく一部のみ紹介すれば,まず中島廣光学長の講演(1)「鳥取大学の教育方針」では,本学の沿革・教育理念を踏まえ,学生の成長実感・満足度を高める教育を目指すこと,「鳥取大学ビジョン2030」の策定によって,COCL(クオリティ・オブ・カレッジライフ)の充実はもとより,地域社会に密着し,国際世界に羽ばたく大学を実現したいことなどが説明されました。次に細井由彦理事(企画・評価担当)の講演(2)「大学改革と評価」では,従来の公式な各種評価に加えて,最近では非公式な評価も登場し,差別的な予算配分・優遇措置が実施されていること,また今後の人口動態・志願状況を考慮した各学部の入試戦略が求められること,などが説明されました。また田村文男理事(教育担当)の講演(3)「本学における教育改革とその未来像」では,卒業生へのアンケート(教育力アンケート)から見えてきた本学の教育活動の成果・課題や,現在計画しているeポートフォリオを通じた学生指導の試みについて,説明がありました。いずれの講演も学長・理事ならではの豊富な資料・情報に基づく気迫のこもった内容で,当初の時間を超過するほどでした。
高等教育開発センターでは,今後も定期的に学長・理事と一般教職員との情報共有・意見交換の機会を提供し,社会的・対外的な評価を意識した学長・理事の対応と,日々現場の教育・研究活動に従事する教職員の取組との,相互の有機的な連携を図っていきたいと考えています。
8.GAN-RENDAI 2022年度総会を開催しました(12月16日)
12月16日、鳥取大学大学院連合農学研究科グローバル同窓会ネットワーク〔GAN-RENDAI〕は、「2022年度総会」をHotel Gran Mahakam(Jakarta)を主会場にして対面とオンラインによるハイブリッド方式により開催しました。
GAN-RENDAIは、連合農学研究科に関わる者全て(修了生・在学生・関係教員・関連団体)が交流するプラットホームとしての組織です。2021年度は人的ネットワーク強化及び情報発信を目的としてWEBサイトを開設し、年度総会をオンラインで開催しました。このたびインドネシアブランチの設立に合わせて年度総会をジャカルタで開催し、修了生及び在学生からの研究活動報告に加えて、支部拡充計画等を含めた今後の活動方針に対しての意見交換を行いました。
総会ではGAN-RENDAIの児玉基一朗会長(連合農学研究科長)から連合農学研究科の現状紹介を踏まえた開会挨拶の後、Diana Emilla Sari Sutikno総領事(在大阪インドネシア共和国総領事館)、鳥取大学の田村文男教育担当理事、安延久美副学長(国際交流推進担当)、霜村典宏農学部長から総会の開催とGAN-RENDAIの今後の発展を願う挨拶がありました。また、GAN-RENDAIインドネシアブランチのAdha Fatmah Siregar会長(Indonesian Agency for Agricultural Instrument Standardization (IAAIS), Ministry of Agriculture)からインドネシアでGAN-RENDAI総会を開催することに対しての挨拶がありました。続いて、緒方英彦副研究科長からWEBサイトの活用方法と新たに開設したSNSの紹介、GAN-RENDAI中国ブランチのYuan Wenye副会長(中国農業大学経済管理学院教授)からブランチの活動報告を行った後、4名の修了生と3名の在学生からそれぞれ研究活動報告が行われました。対面及びオンライン会場に参加した約50名からの質疑応答もあり、活発な意見交換が行われ閉会となりました。
GAN-RENDAIではこのたびの成果を踏まえ、来年度に向けて修了生及び関係者がさらに強く結びついたネットワークとなることを目指します。
9.鳥取大学の国際活動に感謝してスーダンの農民より中島学長に盾が贈られました(12月22日)
鳥取大学はスーダン農業研究機構と共同で、アフリカの高温乾燥地帯にも適応できるコムギの品種改良に取り組んでいます。鳥取大学のこれまでの貢献に感謝して、スーダンの農民より中島学長に木製の盾が贈られました。写真はこのプロジェクトを進めている日本側代表者、辻本壽乾燥地研究センター長(左)とスーダン農業研究所のイッザト・タヘル(Izzat Tahir)教授(右)です。なお、イッザト教授は鳥取大学大学院連合農学研究科卒業であり、現在、乾燥地研究センターの客員教授として、本学の研究と教育にも貢献されています。