テーマ
「自分の中の多様性、他者と創る新たな世界」
~これからを生きる視点をひろげる~
【期日】
2026(令和8)年9月18日(金曜日)
【講師】
吉田 恵里香 氏(脚本家・小説家)
朝ドラ『虎に翼』の脚本家、小説家の吉田恵里香さんを講師に、FD/SD研修の一環として講演会を開催しました。
鳥取キャンパスの講義室には学生、教職員、地域の方々が吉田さんとの対面を楽しみに集まり、学生スタッフの進行によりスタートしました。オンラインでは県外からの参加や、複数での視聴参加もありました。
講演では『虎に翼』の脚本を中心に、作品に込められた思いや、こだわりを持って描かれたシーンや意図の説明、吉田さんが日々大切にしていきたい視点や姿勢について、多くの事例を挙げてお話しいただきました。
質問タイムでは次々と手が挙がり、「差別や偏見」、「マジョリティ(多数派)やマイノリティ(少数派)」、自身の内面や他者と向き合う葛藤、脚本の本質に迫る問いなどが発せられました。その一人ひとりに真摯に応答する吉田さんの言葉や温かいお人柄に、「心が軽くなった」「勇気づけられた」と感銘を受けるなど、多くの前向きな反響が寄せられました。
【アンケートから寄せられた参加者の声(抜粋、要約)】
日常の「枝葉」とエンタメが持つ力
日常の些細な「枝葉」にこそそれぞれの価値観が表れ、枝葉が集まって幹になる、というお話や、制作を通じて語られた「エンタメには知識をゼロからイチにし、世界や視野を広げる力がある」というメッセージに、多くの共感コメントが寄せられました。
無自覚な偏見への気づきと「はて?」と立ち止まる視点
誰もが持つ「無自覚な偏見」にハッとさせられたという声が多数ありました。当たり前を鵜呑みにせず、日常の中で「はて?」と立ち止まって考えることの大切さが、参加者の心に強く響いたようです。
明日から実践できる「対話」と「小さな意思表示」
違和感に対して「一緒に笑わない」といった態度で示す小さな意思表示や、相手の話を遮らずに傾聴する姿勢など、すぐに活かせる実践的な学びがありました。また、多様な価値観を受け入れるための「心のフォルダ」を増やしていきたいという意思表示も寄せられました。
進行の学生スタッフにもフレンドリーな吉田さん