鳥取大学グローバル人材育成教育プログラム　 グローバル基礎力養成コース及びグローバル強化コース認定証授与式を挙行しました

鳥取大学グローバル人材育成教育プログラム（以下、「TOUGH プログラム」という）のグローバル基礎力養成コースを７名（累計３７名）、グローバル強化コースを１名（累計６名）が修了し、令和７年６月２日に認定証が授与されました。

TOUGH プログラムは、平成２４年度に文部科学省に採択された「経済社会の発展をけん引するグローバル人材育成支援」により平成２８年度に本学が構築したプログラムです。基礎力養成コース、強化コースそれぞれにグローバル科目の修得、グローバル活動ポイント、語学力などの厳しい修了要件が課されています。

授与式では、坂口理事（教育担当・IT 担当）から「この度はおめでとうございます。私はこの４月に教育担当理事に就いたばかりで、まだ勉強途中ですが、TOUGH プログラムは、とても良いプログラムだと感じています。皆さんは鳥取大学にいながら国際共修を通してグローバル感覚を身に付け、海外で活躍することも将来構想に入っているかと思います。（メジャーリーグで活躍する大谷翔平さんを例に挙げ、）ぜひ彼のように世界で戦える人になってほしいです」とお祝いの言葉を述べられ、認定証と記念品が修了者へ贈られました。

続いて、安延副学長（国際交流推進担当）から「本プログラムは、単位にならないにも関わらず、自分の意思でポイントを貯めてコツコツやって来た努力は素晴らしいことだと思います。グローバル化が進む時代の中で、皆さんが就職すると多様な人と一緒に働くことになります。そのために、語学力だけではなく様々な知識を身に付け、また、日本のことを知り、日本を引っ張っていく人材になってほしいと思います」と激励されました。

修了者の 1 人、伊藤愛梨さん（農学部 4 年生）は、「１年生のころからこの TOUGH プログラムを学部卒業までに絶対とるぞという思いでコツコツ取り組んで来たので、無事に修了できてほっとしている。印象深いエピソードとして、日本語パートナーをしたときに、留学生から「『ごまをする』の意味は何？」と日本人の私でもすぐには答えられないするどい質問があったこと。私も英語の勉強を頑張ろうと感化された。将来グローバルな環境で働きたいと思っているので、次はビジネス英語を学習したい」と抱負を述べました。

最後に、列席した関係者と記念撮影し、和やかに認定証授与式を終えました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　坂口理事より認定証の授与

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　修了者を囲んで記念撮影