初対面の人に自分のことをきちんと伝える
小さい頃から「乗り物」、特に航空機に興味を持っていました。「自分の身体よりもはるかに巨大な鉄の塊がどうして空を飛ぶことができるのか」その想いが航空宇宙工学を学ぶこの学科への進学の決め手となりました。日々の講義では、航空機や宇宙開発の知識に加え、「モノづくり」の面白さも学ぶことができました。大学院に進学後も、研究活動を通して航空宇宙分野に触れる機会が一層多くなり、それが就職先を決定する動機となりました。
私が就職活動で心掛けたのは二点です。一点目は周りの人に頼ることです。エントリーシートや面接では「初対面の人に自分のことをきちんと伝えること」が求められます。キャリアセンターで初めて添削を依頼した文は、内容を知る自分でしか理解できない内容でした。他者の目線から添削してもらうことで、自分を知らない相手にも理解できる伝え方を教えていただきました。私は複数の相談員の方にお世話になり、添削や面接練習を通して客観的にわかりやすい表現を追求しました。キャリアセンターは大学内組織なので、大学の情報に精通し、学生に寄り添った対応をしていただけます。
二点目は現場の生の声を聴くことです。最近はWeb上での説明会やインターンシップが多くなり、現地に行かなくても容易に情報収集ができます。しかし、実際に現場を訪れることで体感する「雰囲気」や「働く人のお話」はネットには掲載されていない自分だけの貴重な情報となりました。オンラインと併用して時間と移動費を節約しつつ、ここぞという職場にはぜひ足を運んでみてください。
就職活動は自分のすべてをアピールする場です。成功体験なんて必要ありません。課外活動や趣味など、熱意をもって意欲的に取り組んだことであれば、それが自分の武器になります。受験生の皆さん、目の前のことに一生懸命向き合って学生生活を送ってください。それが一番大切だと、自信をもって言えます。