多様な個性・価値観やライフスタイルを尊重しあい、無意識の思い込みやハラスメントに気づき、誰もが健やかに成長や挑戦ができるキャンパスづくりの一環として、「男性育児休業」に焦点をあてたセミナーを開催しました。
育児・介護休業法や次世代育成支援対策推進法などの改正が次々と行われる中、育児当事者だけでなく、家庭や職場、地域や社会の未来に向けた多様な視点で「男性育休」を考えるメッセージが満載でした。 男女問わずさまざまな年代・属性・状況の方に参加いただき、子育てしやすい、両立して働きやすい職場や家庭について、広くかつ自分事としてともに考える機会になりました。
セミナーからピックアップ
男性育休の重要性
- ママと子ども2人分の命を守る・・・ 産後母親の死因の1位 自殺:産後うつを乗り越える
- 妻との関係性が強まる・・・ ともに親として成長、産後の1年で老後の関係性に影響
- 仕事(職場)にも好影響・・・ 仕事に有効な能力が身につく、アイデアが仕事に活きる
- 自身の世界が広がり人生が豊かになる
豊かな人生のための寄せ鍋型ワークライフ・ハッピーバランス
- 家事・育児(育休)、介護、仕事、趣味、地域活動etc... どれも7掛けで、完璧をめざさない
男性育休は社会を変えるボウリングの1番ピン!
1番ピンの男性育休=家事・育児がクリアすると、次々とピンがクリアしていく
- ⇒ (2)若年&熟年離婚の減少 (3)DV・児童虐待予防
- ⇒ (4)DE&I(多様性・公平性・包括性の尊重) (5)働き方改革・人材採用有利に (6)介護離職予防
- ⇒ (7)ジェンダー平等社会 (8)少子化対策 (9)QOL(生活の質、満足度)向上 (10)人生100年時代
男性育休推進の条件
- (1)本人の意識啓発 (2)上司の意識改革、マネジメント改善 (3)組織(社会)全体の取組
最後に、欠員があってもチームワークを発揮し持続可能な組織、一人ひとりの豊かな人生につながる職場の関係性について、次のような示唆をされました。
- 多様な働き方を前提にした、気兼ねなく発言できる風通しの良さ
- 「管理職」は「支援職」のイメージ、 職員間は上下でなくパートナーシップ
- 個人や家庭を大切にする組織が、個人と信頼で結ばれていく時代
後半の質問タイムでは、育児休業の経験や、育休取得後の仕事との両立、病児対応の苦労、また育児期を振り返ってこれからの環境のあり方についてなど、男女年代を問わずご発言いただきました。
開催後のアンケートからは、休業中・復職後のフォロー体制、職場の理解、キャリアの中断や昇進に関する不安を払拭するための施策の充実などのニーズがあり、それぞれの立ち位置でフォローしあえることがあるかもしれません。
また、育休取得後の母親の負担への理解や、同僚の負担への配慮、その改善のために業務効率化や在宅勤務の活用など、働きやすい環境をともに提案しようとする前向きなメッセージが複数ありました。
最後に、元気の出る素敵な感想をセレクトしてお届けします。
- 育休を取って周りから良かったと思ってもらえるよう、これからの生活も頑張りたい
- 肩の力を抜いて自分なりの生き方をすることが、幸せに繋がっていると思いました
- みんなが大切な業務を担って頑張っているので、1人が抜けても一時的に上手く回している
1人ひとりの頑張りの賜物
その人の頑張りも、他の誰かが抜けても、組織を上手く動かす力になっている
出産・育児との「両立を支援」する各種制度(2023年時点)とダイバーシティキャンパス推進室からのお知らせ リーフレットはこちら