2月27日(月)、広報センターにて令和4年度鳥取大学長表彰授賞式を行い、被表彰者10名(浦上寄附講座教授欠席)に中島学長から表彰状が授与され、その功績を称えました。学長表彰は、本学の教育・研究・医療・社会貢献等において、特に顕著な業績があった職員又はグループに対して学長が表彰するもので、今年度は、以下の11組が受賞しました。
受賞者名
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業績の名称 |
植木賢(医学部 教授)
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医学教育のDX推進に関する顕著な取り組み |
鳥取大学農学部食の6次産業化プロデューサー育成プログラム運営グループ
(代表:松村一善 教授)
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食の6次産業化プロデューサー(資格レベル3)認定にかかる育成プログラムの立ち上げと実施 |
永野真吾(工学部 教授) |
多様な天然物を生合成する酵素群の構造生物学的研究 |
檜垣克美(研究推進機構 准教授) |
遺伝性希少疾患(GM1-ガングリオシドーシス)脳障害に対する世界初のシャペロン治療薬の開発 |
医学部附属病院診療受付・呼出アプリ「とりりんりん」チーム
(代表:寺本圭 医療情報部長)
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診療受付・呼出アプリの改良・機能追加による患者サービスの充実 |
医学部「膝いきいき教室」プロジェクトチーム
(代表:谷村千華 教授)
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「膝いきいき教室」による地域高齢者の自己管理能力・身体・生活機能の向上 |
日置佳之(農学部 教授) |
里地里山における自然再生による生物多様性の向上及び地域活性化 |
「地域学部「地域を育てる学力」を活かした過疎地域への関係人口還流スキームモデルの構築」研究グループ
(代表:岸本覚 教授)
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地域系高校との協働による「地域を育てる学力」の開発への高い評価 |
浦上克哉(医学部 寄付講座教授) |
地域への認知症予防活動により寄附講座「認知症予防学講座」の誕生が高い評価 |
木原奈穂子(農学部 講師) |
農村地域の人材不足を解消する就労モデルの確立と地域活性化への寄与 |
米子地区事務部総務課職員係
(代表:近藤譲 総務課副課長、福田真子 職員係長)
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就業管理システムの導入による業務の改善・効率化に貢献 |

授賞式の様子

学長表彰授賞式記念撮影
引き続き、令和4年度鳥取大学科学研究業績表彰状授与式を行いました。
授与式に出席した4名(谷口准教授欠席)に学長から表彰状が授与、 森下明男一般財団法人日ノ丸報恩会理事長から副賞(日ノ丸報恩会奨励金)が贈呈されました。科学研究業績表彰は、本学教員の中から、科学研究業績(権威ある学術雑誌・紀要等に掲載されるか又は著書として刊行されたもの)が特に優れていた教員を表彰するもので、昭和29年(1954年)から毎年行われています。今年度は以下の5名が受賞しました。
受賞者名
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研究題目 |
菰田レエ也(地域学部 講師)
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ワーカーズ・コレクティブが労働統合型社会的企業として台頭する条件の考察ーネットワーク分析から見たリーダーが果たす役割に着目してー |
小幡史子(医学部 准教授) |
志賀毒素2型(Stx2)は近位尿細管細胞で遺伝子変動を誘発し、概日リズムを攪乱する |
三柴数(工学部 准教授) |
ライトフィールドカメラのための高速奥行き推定法 |
藪田行哲(農学部 准教授) |
線虫のアスコルビン酸生合成は炭素骨格の再構成を含む |
谷口武士(乾燥地研究センター 准教授) |
菌根菌の優占度がモンゴルの草地管理の鍵であることが生態系の多機能性指標から示された |


授与式の様子 被表彰者代表挨拶をする菰田講師

科学研究業績表彰状授与式記念撮影