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「共同獣医学部」設置構想を発表しました

(左から)岐阜大学:杉山副学長、吉田学長、鳥取大学:原田学長、三木理事
鳥取大学と岐阜大学は、令和10年4月1日に「共同獣医学部」を設置する構想を発表しました。共同獣医学部の設置は全国で2例目となります。
両大学は平成25年度に共同獣医学科を設置以来、10年以上にわたり共同教育・研究を展開してきました。
近年、獣医学に求められる役割は、家畜疾病対策や畜産振興に加え、人獣共通感染症への対応、食の安全確保、動物福祉の推進など、人・動物・環境の健康を一体的に捉える「One Health」の実践へと大きく広がっています。こうした社会的要請や国際的な獣医学教育基準への対応を踏まえ、現在の共同獣医学科を発展させ、独立した教育・運営組織として共同獣医学部へ改組する構想です。
共同獣医学部では、国際通用性を備えた獣医師の養成を目的に、「感染症対策関連教育」「畜産・産業動物関連教育」「参加型総合臨床実習」「動物福祉・愛護教育」の4つを教育の柱として、実践的かつ高度な教育を展開します。鳥取大学が強みとする鳥由来感染症研究や高度獣医療、産業動物臨床教育と、岐阜大学が推進する医獣薬工連携によるOne Medicine創薬研究やがんの放射線治療・難治性疾患に対する高度低侵襲医療(国内トップレベルの症例数)など、両大学の特色を融合した教育・研究環境を加速します。
なお、共同獣医学部設置後も入学定員および入試方法は現行から変更しない予定です。(入学定員:鳥取大学35名、岐阜大学30名)
本構想により、地域の獣医療や畜産業、公衆衛生、感染症対策に貢献するとともに、グローバルな課題の解決に挑戦できる高度専門人材の育成を目指します。
新たな共同獣医学部の誕生に、ご期待ください。
※共同獣医学部設置構想は文部科学省への設置認可申請前の構想段階であり、内容は変更となる場合があります