AFFILIATED INSTITUTES
附属施設・附属病院
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過去の学長裁量経費(R7年度)
R7年度の学長裁量経費プロジェクト内容
プロジェクト名
「外国語教育DX推進と学習成果可視化に向けた授業・評価基盤整備事業」
概要
本事業は、大学における外国語教育の質的向上を目指し、授業方法のDX推進と教育成果の可視化・検証基盤の整備という二本柱に取り組むものである。本事業では、AIを援用したライティングフードバックシステムの導入、英語多読活動の推進、2年次の科目「総合英語」の共通ルーブリックの開発、アセスメントテストの開発と項目反応理論による分析の実施に取り組む。本事業を通じて、授業方法と評価体制の両面から大学英語教育の質を高め、学生の主体的学習を促進するとともに、他科目・他学年への波及展開を見据えた基盤整備を進める。さらに、これらの取り組みは英語教育だけでなく、必要に応じて初修外国語教育にも応用し、教育方法のDX化と学習成果の可視化を促進する。
成果報告
AIフィードバックシステムを活用した英語ライティング指導: JavaScriptおよびLlama 3.3 APIを用いてライティングフィードバックシステムを構築し、大学2年生を対象に1学期間の授業実践を行いました。本システムは「語彙」「文法」「構成」「内容」「語数遵守」の各観点について評価を行うとともに、訂正フィードバックや「良かった点」「改善点」を提示し、学習者が再提出を通じて継続的に文章を改善できる構成としました。 学期を通じて、学生の記述量や語彙の多様性に向上が見られ、流暢さの伸びが確認されました。学期末アンケートでも、フィードバックの的確さや分かりやすさ、安心感について肯定的な評価が得られ、システムの有用性に関する目標を概ね達成しました。
MReaderを活用した多読活動の推進: MReaderを活用して学習者の読書語数を可視化し、授業内外で多読活動を継続的に実施しました。学生が到達可能な目標として認識できるよう、段階的な読了目標を設定したところ、多くの学生が熱心に取り組む様子が見られました。 あわせて、過去の学生データの分析も行いました。多読活動は、特に読解に困難を抱える層の読む速さの向上に一定の効果が示唆された一方、その効果は習熟度によって異なることが確認されました。また、多読量と読解速度、自己評価と学習態度との間に関連が認められ、多読活動が学習面だけでなく態度面の形成とも結びつくことが示されました。今後は、習熟度に応じた支援方法の精緻化を課題として取り組みます。
共通ルーブリックの開発とアセスメントの整備: 1年次「実践英語A」および2年次「総合英語」における評価基準の共通化に向け、複数教員・複数クラスに対応する共通ルーブリックの検討・整備を進めました。あわせて、これに対応するアセスメントの設計と分析の方向性を整理しました。 特に「総合英語」では、テスト結果をルーブリックの評価項目に沿ってレーダーチャートで可視化し、学生にフィードバックする仕組みを導入しました。これにより、学習成果を客観的かつ継続的に把握できる評価枠組みの整備を進め、今後の試行運用および分析の実施につながる基盤を構築しました。
MReaderを活用した多読活動の推進: MReaderを活用して学習者の読書語数を可視化し、授業内外で多読活動を継続的に実施しました。学生が到達可能な目標として認識できるよう、段階的な読了目標を設定したところ、多くの学生が熱心に取り組む様子が見られました。 あわせて、過去の学生データの分析も行いました。多読活動は、特に読解に困難を抱える層の読む速さの向上に一定の効果が示唆された一方、その効果は習熟度によって異なることが確認されました。また、多読量と読解速度、自己評価と学習態度との間に関連が認められ、多読活動が学習面だけでなく態度面の形成とも結びつくことが示されました。今後は、習熟度に応じた支援方法の精緻化を課題として取り組みます。
共通ルーブリックの開発とアセスメントの整備: 1年次「実践英語A」および2年次「総合英語」における評価基準の共通化に向け、複数教員・複数クラスに対応する共通ルーブリックの検討・整備を進めました。あわせて、これに対応するアセスメントの設計と分析の方向性を整理しました。 特に「総合英語」では、テスト結果をルーブリックの評価項目に沿ってレーダーチャートで可視化し、学生にフィードバックする仕組みを導入しました。これにより、学習成果を客観的かつ継続的に把握できる評価枠組みの整備を進め、今後の試行運用および分析の実施につながる基盤を構築しました。