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鳥取大学からのお知らせ

DIVERSITY CAMPUS

ダイバーシティキャンパス推進室

DIVERSITY CAMPUS

セミナー・講演

令和6年度

5月20日(月)14:00~ ダイバーシティーセミナー「変わる社会と男性育休の現在地(仮)」へおいでください。

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令和5年度

第14回中国四国男女共同参画シンポジウムを開催します

このたび、第14回中国四国男女共同参画シンポジウムを鳥取大学が当番校として、"~アン・イニス・ダッグの物語~から考える大学&DEI"のテーマで下記のとおり開催いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。


日  時            20231117()1445-1645
会  場            オンライン開催(Zoomウェビナー)
内  容            映画『キリンを愛した女』~アン・イニス・ダッグの物語~の上映後、
学内外のパネリストによる意見交換を実施
対 象 者            鳥取大学の教職員・学生・大学院生、中四国連携大学、参画機関ほか
参 加 費            無料
申込締切           11/15()
申  込           次の方法にてお申し込みください。
WEB申込 
URL】以下のURLより申込をお願いいたします。
QRコード】
チラシ記載のQRコード読取からもお申込みいただけます。
【チラシ】

ダイバーシティセミナー(FD研修・SD研修)を開催しました

毎年6月下旬の男女共同参画週間に合わせて開催しているダイバーシティセミナー。本年は、性的マイノリティに関する知識を学ぶとともに、『親として、教育現場で、身近な人ができること、望ましい対応などを考え、誰もが力を発揮できるキャンパス、生きやすい社会を目指すこと』を目的に、6月23日~7月22日までの一ヵ月間、JobRainbow 代表取締役CEOの星賢人氏による「身近な人が性的マイノリティかな?と気づいたら」をmanabaによるオンデマンド配信にて開催しました。

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講師の星 賢人氏

セミナ―の前段では、性的マイノリティは日本で多い6つの名字(佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さん、伊藤さん、渡辺さん)を合わせた人口よりも多く、皆が思っている以上に存在することや、ご自身(ゲイ)も周りの友達から浮きがちだった中学生時代に不登校となったが、ネット上の親友の「お前はお前だから」の言葉に救われ、学校のクラスに自分の居場所は無くても世界には自分を求めてくれる人がいると考えるようになったとのエピソードが紹介されました。

第一部「LGBTって」では、ゲイやバイセクシャル、レズビアンについて、出生時に割り当てられた性、性自認、性表現、性的指向を、男女間のどの位置にいるのか(距離間隔)を示すことで、それぞれの違いを見える形にして、セクシュアリティは一人一人違うこと、社会課題であるはずなのに、学校で教わることもなくLGBTの若者が孤立する現状の問題点を明示いただきました。

第二部「身近な人や子供がLGBTかもと思ったら」では、気をつけるべき発言例やカミングアウトされた時の対応のしかた、他の家族や人に話す必要を感じた時は必ず本人への確認が必要であり、良かれと思って話したでは済まされないことなどをお話いただきました。 受講者からは、「もし息子からカミングアウトされても、受け入れてあげられる心の余裕を持っていたいと思う。」「性的マイノリティに限らず、日頃から、身近にいる人が様々な境遇にあることを踏まえて接するようにしたい。また、受け止めてあげること、困った状況にあれば助け船を出してあげること、声を掛けてあげることなど、自分にできることをしたいと思った。」などの感想が寄せられました。

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令和4年度

コミュニケーションセミナーを開催しました

令和4年12月12日~令和5年1月11日までの1ヵ月間、臨床心理士でアンガーマネジメントジャパンの佐藤恵子氏を講師にコミュニケーションセミナー「アンガーマネジメント~自分の怒りに気づき、対処できるようになるために~を、manabaでのオンデマンド配信にて開催しました。

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物事の捉え方や考え方をより柔軟な考え方に変えていくことで、自らの力で感情をコントロールし、適切な行動をとれるようになることを目指し、研究室や職場でのパワーハラスメントの防止、メンタルヘルス不調者を防ぐことを目的として実施。

1部2部の2本立てで、1部では、「アンガーマネジメントが必要とされる背景」や「アンガーマネジメントとは」、「怒りの感情の理解」、2部では、「イラっとした時の心身の落ち着かせ方であるストレスマネジメント」と、「自分の考え方のくせを知り、変える認知変容」についてワークを交えながら講義いただきました。

教職員を対象としたセミナーでしたが、受講者264名には多くの学生も含まれており、manabaでの動画配信は、興味を持つ方なら誰でも、日時を選ばず自由に受講可能であることが大きな利点。

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「自分が何にイライラしているのか、理解できたように感じる」「無意識のうちに考えたりしていたことを本セミナーで理解することができた」など肯定的な意見がある一方、「理屈は理解できるが、感情をコントロールすることは簡単ではない」「趣旨は理解できたが、行うのは難しい」など理解はできても行動することは難しいとの意見もありました。 また、「叱る必要がある場面においても、受け取る側が"怒られた"と感じることもあり、指導が難しい」という意見や、「ストレスの要因となっている方の対処の仕方を知りたい」との声もあり、コミュニケーションに悩みを持つ方が多いことをあらためて痛感しました。

ダイバーシティセミナー(FD研修・SD研修)を開催しました!

6月23日~7月22日までの約1ヵ月間、ダイバーシティセミナー「職場における アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み、偏見)」を、manabaでのオンデマンドにて開催しました。

山極講師

本年は、基本である男女に関する問題に立ち返り、アンコンシャス・バイアスが引き起こす影響、男性だから女性だから、できるできないなど無意識に判断していることに気づき、ダイバーシティを活かす職場への実践をはかることを目的として実施しました。

講師は、株式会社wiwiw会長であり、立教大学大学院や昭和女子大学で教鞭をとられ、文部科学省や厚生労働省の各種専門委員、経済産業省の「企業活力とダイバーシティ推進に関する研究会」の委員を務められるなど、広くご活躍をされている山極清子氏にお願いし、「アンコンシャス・バイアス」とは何か、職場に及ぼす影響、バイアスと向き合う方法について、具体例を挙げてご説明いただきました。

受講者からは、内容について「具体例があってわかりやすかった」「共感しやすい内容が多かったため、自分の生活に関連付けて考えやすかった」「事例を見て、自分にも思い当たることがあり、自分の言動を振り返るきっかけになった」との声が寄せられました。

令和3年度

介護セミナーを開催しました!

令和3年12月6日~令和4年1月31日までの約2ヵ月間、医学部の三好准教授を講師に介護セミナー「認知症高齢者と介護家族の安心・安全な生活支援」~高齢者の自動車運転を考える~を、manabaでのオンデマンド配信にて開催しました。

過去開催した介護セミナーは、高齢の親の介護を想定して、介護に関する知識や情報をお伝えするものでしたが、今回は「高齢者の自動車事故」に焦点を当て、運転中止の課題について考える内容としました。

基礎編と応用編の2本立てで、基礎編では、日本の高齢化率と免許保有率、高齢者の自動車事故の統計、運転中止の課題について。応用編では、認知症有病率と認知症の種類、認知症高齢者の自動車運転中止に関する事例や安全運転相談窓口について学びました。

受講者は60代が最も多く、セミナーを受講した理由として「高齢による身体機能の衰えが運転に及ぼす影響を知りたかった」「高齢運転者が起こしがちな交通事故の特徴を知りたかった」との回答が上位となり、自身の問題として受講した方が多かったのではないかと思われます。

加齢に伴う身体機能の低下等のため、自動車等の安全な運転に不安のある高齢ドライバーやその家族が無料で相談できる安全運転相談があることについて、知らなかった方がほとんどであり、是非活用いただければと思います。

受講者からは、「ちょうど親の運転免許の返納について、家族で悩んでいたところだったので、大変参考になりました」「一方的に取り上げるのではなく、本人の事情や尊厳を考慮しながら、納得して返納してもらうことが大切とわかった」などの感想が寄せられました。

ダイバーシティセミナー(FD研修・SD研修)を開催しました!

6月21日~7月25日(要望により期間を延長)までの約1ヵ月間、ダイバーシティセミナー「じぶんらしく生きる」を、manabaに録画した映像を配置することで、自由な時間に受講できるオンデマンドにて開催しました。

内容は、昨年まで実施してきた主にLGBT等性的マイノリティに関する知識や、当事者への対応を学ぶものではなく、性同一性障害(性的違和)と診断を受けた方が、幼少期、学童、学生時代の苦悩の生活と、それを乗り越えて幸せに暮らしている現在について語ってもらうことで、学生、教職員に理解を促し、当事者にも勇気を与えられる内容として実施しました。

講師は、非営利型一般社団法人 日本LGBT協会 代表理事で、FMびざんの番組にてMCなどで活躍される清水展人氏にお願いしました。

ご自身の半生を描かれた絵本「じぶんらしくいきる」や、小学校での出前授業では、心と身体が一致しないことで悩み、海外で性適合手術を受けた後も、トイレの利用時や就職活動等でつらい思いをされながらも自分らしく生きることをつらぬき、今は結婚され、2児の父親として幸せであると語られました。

清水展人氏

当事者にお話しいただいたことで「親からの期待などによる当事者の苦しみをより強く実感することができた」「将来自分が親になった時に子供への対応をどうしたらよいのか、自分はその時どう思うのだろうかなど、今まで考えてこなかったようなことについても深く考えることができた」など本学での立場だけでなく、家庭での立場でのことも考えていただける機会となったこと、また「自分自身が性マイノリティではないか」「性マイノリティなのではないかと思う部分があり悩んでいた」との感想も寄せられ、話を聞きたいと思っていても、機会や勇気が無く踏み出せない方にとって、良い機会となったのではないでしょうか。

令和2年度

ライフプランセミナー『キャリアを考えよう!』を開催しました!

ライフプランセミナー『キャリアを考えよう!』を2月26日(金)に開催しました。

橋本看護師

今年度は、対象を教職員にも広げ、鳥取県東部不妊専門相談センター(鳥取県立中央病院)とダイバーキャンパス推進室(鳥取大学)を結び、meetによるオンラインにて実施しました。

妊娠適齢期、不妊の原因、産み時とライフプランなど出産そのものに関わる内容をはじめ、介護と育児のダブルケアや、妊娠・出産・育児期における働くための法律について話しました。

オンラインでの実施により、受講することへのハードルが下がり、集合研修と比較して受講しやすかったのではないかと思われます。

受講者は、「妊娠できるようにするための健康管理や、妊娠適齢期を考えたライフプラン設計など、今からでもできる事は多いということに気が付いた」と感想を寄せていました。

オンデマンドセミナー「イスラム教を知ろう」を開催しました!

12月21日~1月22日までの1ヵ月間、オンデマンドセミナー「イスラム教を知ろう」を開催しました。

ダイバーシティキャンパス推進室では、多様な個性と価値観を尊重し、偏見や差別のないキャンパス作りを目指しており、その一環として、今回は「イスラム教」をテーマにしたものです。

全世界で信者の多い宗教でありながら、凶悪事件の報道が目立ち、過激とか、怖いイメージをもたれがちです。ムスリム(イスラム教徒)の留学生に、自身の日々の生活について話してもらい、イスラム教を知り、理解を深めてもらうことを目的に開催しました。

話してくれたのは、地域学部1年のファリスさん、同2年のマリナさん、持続性社会創生科学研究科農学専攻2年のガリ―さん。

ファリスさんは、ムスリムのやらなければならないこととして、信仰告白・礼拝・喜捨・断食・巡礼の5行と服装について、マリナさんは、ハラールとハラール食品について、ガリ―さんは、本学で困ったこととしてハラール認証を受けた肉を使ったメニュー(※)がなく、肉が食べたいとユーモアを交えて話してくれました。

※第二食堂(現在閉鎖中)でチキンカレーが提供されていた

後半は、鳥取のムスリムについて、農学部4年のアリサさんが紹介。その後、当推進室の学生スタッフが留学生に質問を行いました。

受講者は、受講した理由として「報道では一部の過激派ばかりがクローズアップされており、一般のムスリムを知らないとイスラム教は危険な宗教集団と勘違いをして敬遠してしまいがち」。受講した感想としては「生の声を聴くことができ理解が深まった」「イスラムの約束事を異質に捉える事が無くなった」など、意識が変わったことがあげられ、留学生に対しては「生活面の支援が必要」「日本人が住みやすいだけのままではいろんな面で発展につながらない」などキャンパスでの取り組みについての意見も寄せられました。

ダイバーシティセミナー(FD研修・SD研修)を開催しました!

11月4日~30日までの約1ヵ月間、ダイバーシティセミナーを開催しました。 例年は、講師に来学いただいての集合研修を行っておりましたが、コロナ禍であり、また時間に制約されず、多くの方に参加いただけるよう、録画した映像を視聴いただきました。

内容は、「教育現場における性的マイノリティ支援の基礎~大学編~」と7月に実施したeラーニングへのご質問やご意見に対する回答編として「性的マイノリティへの支援と配慮について~鳥取大学教職員FAQ」の2部制にて実施。分けることで一部あたりの時間を短くしました。

講師は、NPO法人共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク代表理事で、LGBT法連合会共同代表である原ミナ汰氏にお願いしました。

原氏は、教職員の皆さまからのご質問やご意見に、率直に答えていただき、LGBTではなくジェンダー教育として扱うべきではないかとのご意見には、多くの方に知っていただくためには、象徴となる語句のほうが認知されやすいこと、自分の属性を知ることで救われる人もいる、など丁寧にご説明いただきました。

今回の開催形式について受講者からは、「短時間で仕事の合間に受講可能だった」「オンデマンドで自分の都合に合わせて受講可能だった」、など受講しやすかった点を評価。内容については、「SOGI(性自認)など知らなかったことを知ることができた」「考えるよい機会がもらえた」など良い評価がある一方、「内容が一般的」「さらっと流した程度の内容だった」など一般的な内容よりも、「具体的な事例があれば、より理解しやすい」「概要はわかったが、具体的にどのように対応したらよいか」など、具体事例を求める意見も散見されました。

今回、やむを得ずオンデマンドという形式にて開催しましたが、受講に時間と場所を選ばないこの方法は、多くの教職員に受講の機会をもってもらえるという大きな利点を表出するものとなりました。

平成31(令和元)年度

ライフプランセミナーを開催しました!

12月11日(水)に、学生を対象としたライフプランセミナー『キャリアを考えよう』を開催しました。

鳥取県東部不妊専門相談センターの橋本看護師と、キャリアコンサルタントである長谷コーディネーターが講師を務めました。

セミナーでは、妊活をテーマにしたドラマ「隣の芝生は青く見える」を紹介し、なぜ主人公の夫婦は子どもがなかなか授からなかったのかを考えてもらうことからスタート。妊娠には適齢期があること、不妊には女性だけではなく男性にもあること、また、企業勤務35歳の架空の女性を設定し、なぜ妊娠・出産が高齢化するのかを考えました。

受講した学生は「誤った知識を修正できた」「キャリアプランに興味がありました。今後就職活動で基準の一つにしていきたい」「知らなかった、考えなかったからという理由で幸せを逃したくないと思った」と受講して良かったと回答。セミナー終了後も、質問がつづき、学生は満足そうでした。

コミュニケーションセミナーを開催しました!

12月17日(火)に、大学院医学系研究科の竹田伸也准教授をお迎えし、コミュニケーションセミナー『自分も相手も大切にするコミュニケーション術~童心に帰って自他尊重を考えよう~』を開催しました。

セミナーは、小学生と中学生を対象に実際に行われているアサーション授業プログラムを受講者が体験、まさに童心に帰り、価値観の異なる人同士が、互いに尊重しあってコミュニケーションする「自他尊重の心」について考えました。私たちは、相手の行動や態度が気に障ると、ついそれを自分のフィルターで見てしまい、相手を否定的に評価してしまいがちです。そうしたとき「その行動や態度の裏には、何か事情があるのかも」と思いを馳せることで、他人だけでなく自分にもやさしくなれるとの竹田先生のメッセージに共感しました。

受講者からは、「対応事例が多く、わかり易かった。」「小学生向けの教材ということで、客観的に見ることができ、いろいろと考えることができた。」「コミュニケーションの重要性、言葉えらび、相手の気持ちを考える事の大切さを再認識出来た。」との感想が寄せられ、あらためてコミュニケーションの重要性を認識したセミナーとなりました。

ダイバーシティセミナーを開催しました!

平成30年度

平成29年度