DIVERSITY CAMPUS
ダイバーシティキャンパス推進室
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キャンパス
SD/FD ダイバーシティーセミナー
「アンコンシャスバイアスに気づこうとすることから、可能性を広げよう」を実施しました


誰もが持っている、さまざまなアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)について、全学生・教職員対象セミナーを学内eラーニングで実施しました。受講後のアンケートには、初めて「アンコンシャスバイアス」という言葉を聞いた、意識していたが新たなバイアスについて気づきを得た、自分や家族、周囲の人に対する向き合い方について再考した、などの記述が一定数あり、日ごろの無意識について考え、ふり返る機会となりました。
【実施期間】 令和7年1月28日~2月27日
【内 容】 「アンコンシャスバイアスを、知る、気づく、対処する」
~一人ひとりがイキイキと活躍するために~
(1)研修ビデオ視聴
(2)ふりかえりアンケート
【ふり返り、気づきの記述より】
- 「自分には無理だ」という点は自分でもよく陥ってしまいがちであり、とても考えさせられました。アンコンシャスバイアスは対外的なものと捉えていましたが、自分が自分に対して持っているものについて意識していけたらなと思います。
- 自分と同じ考え方の人に意見を優先的に求めるという行動も心理バイアスによるものと知ってもっといろんな意見を求めるためにいろんな友達を持ったほうがいいなと思いました。
- 今までアンコンシャスバイアスという言葉を知らずに無意識的に相手を判断してしまうことがある、と思い知らされた。「傾向」と「個人」は違う、ということを念頭に置き、相手や自分自身に対して意識することをしていきたいと考えた。
- 自分や他人を傷つけないようにする、という観点から心と体の調子への向き合い方について考え直すきっかけになりました
- 自分のあたりまえが他人にとっては当たり前ではないことを改めて感じた。
- 日常の家族での会話の中にアンコンシャスバイアスが満載だと気づきました。
- 自分の潜在的なアンコンシャスバイアスが不明な為、言動が消極的になりがちになっていたが、解決策は躊躇することなくコミュニケーションを取り、相手を知る努力をすることだと感じた。
【感想より】
- 様々なアンコンシャスバイアスの種類を見て、ハッとさせられることが多くあった。他人への配慮だけでなく、自分を顧みる必要があるのかなと思った。
- 他人と迅速、円滑に会話を進めるため、ある程度のアンコンシャスバイアスは必要だと思います。 とはいえ、異なる文化圏、地域、人種、性別など、自分と異なる属性を持っていれば、異なる価値観を持っている可能性は必ずあるので、そういう人とは、より長く、なるべく基本的なところから、じっくりと対話していく必要があるのだと、改めて思いました。
- 家族でアンコンシャスバイアスについて話し合ってみたいと思います。
- アンコンシャスバイアスを自分の意識からなくすことはできないと思っています。そのため、定期的に振り返ることができる本研修は大変ありがたいです。
- 年に一度程度、このような話を聞いて、再確認、情報のアップデートをすることは良いと思う。
- バイアスがあるのは悪いことのように思われがちだが、本能的なもので無くすことはできないと聞き、ある意味ほっとした。バイアスを持つ自分を非難しすぎないことも大切で、その上でバイアスとうまく付き合っていくことが大切だと思った。


ダイバーシティ(LGBTQ+)FD/SDセミナーを実施しました

セクシャルマイノリティについての教職員対象セミナーを、学内eラーニングで実施しました。受講後のアンケート回答者の9割以上が満足度、わかりやすさ、役立ち感について肯定的に受けとめ、得た知識や気づきを今後の行動につなげていきたいと回答しました。
【実施期間】 令和6年9月10日~11月20日
【内 容】 ~セクシャルマイノリティについて知ろう・行動しよう~
(1)研修ビデオ視聴
① LGBTQ+の基礎知識
② 実践編 カミングアウトへの対応、気をつけたい表現
(2)インタビュービデオ視聴(任意)
アメリカの医療における取り組み
感想からは、「もしカミングアウトされた時などに傷付けるような言葉を言ってしまうのではないかと思っていたが、不安に思うのではなく理解しようとする思いを伝えることが大事」、「(マイノリティの人の)リスクやメンタルヘルスなど、今まで考えてこなかった部分を考えるきっかけになった」、「今回のテーマだけでなく、学生や他の人と接する色々な場面で当てはまる」、といった気づきが多く寄せられました。
また、「カミングアウト・相談された際、大事な事を話してくれてありがとうと、感謝するという事が大切」、「間違いや適切ではない発言をしてしまったら、素直に謝ることが大切」といった具体的な行動や、「アップデートの機会の大切さ」についても複数の記述がありました。

ダイバーシティセミナー(FD/SD研修)入門ゼミを配信しました
6月下旬の男女共同参画週間に合わせて開催しているダイバーシティセミナー。
令和6年度は6月23日~7月22日の1カ月間、全学部1年生が受講した推進室スタッフ作成のダイバーシティに関する大学入門ゼミを、2年生以上の学生、院生、教職員に学内eラーニングシステムで配信しました。
内容は、推進室スタッフ制作による次の構成です。
(1)無意識の偏見への気づき
(2)"DEI"とそれに関連する各種制度・法令概要
(3)講義の狙い
(4)多様性に関連する話題の紹介
(5)私たちはどうあればよいか
視聴後アンケートからは、「DEIやSOGIという言葉は知らなかったのでとても勉強になった」「研修をきっかけに、多様性に関連する社会の動きをもっと勉強していきたい」、「自分や社会の中にはまだまだ多くの無意識の偏見があると感じた」、「普段の職場・家族での会話やテレビのニュースなど、聞き流してしまう内容にも、無意識の偏見や思い込みが隠れている事に気づいた」などの感想が寄せられました。
ダイバーシティセミナー「変わる社会と男性育休の現在地」を開催しました
ダイバーシティセミナー「身近な人が性的マイノリティかな?と気づいたら」の開催について


ダイバーシティキャンパス推進室では、ダイバーシティセミナー「身近な人が性的マイノリティかな?と気づいたら」を開催いたします。
子供や友人、身近な人が、性的マイノリティかもと気づいたときの対応について、考えましょう。
コミュニケーションセミナー「アンガーマネジメント~自分の怒りに気づき、対処できるようになるために~」の開催について


ダイバーシティキャンパス推進室では、コミュニケーションセミナー「アンガーマネジメント~自分の怒りに気づき、対処できるようになるために~」を開催いたします。
怒りの感情や行動に影響を与えている物事の捉え方や考え方を、より柔軟な考え方に変えていくことで、自らの力で感情をコントロールし、適切な行動がとれるようになることを目指しましょう。
ダイバーシティセミナー「職場におけるアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」の開催について


ダイバーシティキャンパス推進室では、ダイバーシティセミナー「職場におけるアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」を開催いたします。
無意識に抱く偏見や根拠のない思い込み気づく機会としてください。
是非多くの方に受講いただきますようお願いいたします。
ダイバーシティセミナー「じぶんらしくいきる」の開催について


ダイバーシティキャンパス推進室では、ダイバーシティセミナー「じぶんらしくいきる」を開催いたします。
性同一性障害(現性的違和)と診断を受けた方が、幼少期、学童期、学生時代の苦悩の生活の後、自分らしく生きることを決め、幸せに暮らしている現在について語ってもらう内容となっております。
是非多くの方に受講いただきますようお願いいたします。
オンデマンドセミナー「イスラム教を知ろう」開催について


「イスラム教」と聞いて、何をイメージしますか? 過激、1日に何回かお祈りをする、豚肉を食べない、断食をする‥‥
本学には、多くのイスラム教徒の留学生がいます。彼らに、イスラム教を信仰したきっかけや、食事・服装など実際の生活について語ってもらい、イスラム教とはどのような宗教なのか知りましょう。
ダイバーシティセミナー(FD研修・SD研修)の開催について


ダイバーシティキャンパス推進室では、本年4月にリーフレット「LGBT等に関する鳥取大学の基本理念と対応について(教職員向け)」を発行し、「LGBT等にに関する理解確認クイズ」を全教職員を対象に実施しました。
その結果、多くの方からご質問や、大学としての取組、必要な改善点など幅広いご意見をいただきました。
本セミナーは、FD研修・SD研修として、教育現場における性的マイノリティ支援の基礎編と、ご質問いただいた内容への回答編の2部構成としております。
是非多くの方に受講いただきますようお願いいたします。
リーフレット「LGBT等に関する鳥取大学の基本理念と対応について(教職員向け)」を発行しました


ダイバーシティキャンパス推進室では、自身の性に悩む学生への配慮や対応について理解いただくため、リーフレット「LGBT等に関する鳥取大学の基本理念と対応について(教職員向け)」を発行いたしました。
リーフレット「LGBT等に関する鳥取大学の基本理念と対応について(教職員向け)
オールジェンダートイレを設置しました
このたび、広報センター1階多目的トイレと、附属図書館1階多目的トイレを誰でも利用できるオールジェンダートイレと致しました。
ダイバーシティキャンパス推進室では、平成28年度(旧男女共同参画推進室)よりダイバーシティセミナーとしてLGBTの理解を深めるセミナーを毎年開催する中で、参加者より「性別を区別しないトイレ(全個室)が欲しい」「トイレなど改善点があるように思う」「認知を拡げる努力、ハード面の配慮等取り組みは急務」などのご意見をいただきました。
本学では、多目的トイレを各棟に設置しており、どなたでも利用できると周知しておりましたが、今回設置した2ヵ所のトイレは、車椅子のまま利用できるだけではなく、オストメイトや、ベビーチェア(附属図書館)・ベビーシート(広報センター)、フィッティングボード(附属図書館)、介助用ベッド(附属図書館)なども備えており、性別を含めたバリアフリートイレとして表記、設置することとしました。
今後状況を見ながら、学内の多目的トイレについて、表記を変更することを検討します。
