「鳥取大学の教育力」アンケート調査報告書

本学は，基本理念「知と実践の融合」のもと，学則で教育の目標を定めるとともに，これを「教育グランドデザイン」として具現化し，「現代的教養と人間力を根底に置いた教育」を展開することによって，「社会の中核となり得る教養豊かな人材の育成」を目指しています。

これまでに，学外者等からの客観的な意見を聴取し，本学の教育内容等の改善に活かすことを目的として，第1期（平成19年度），第2期（平成24年度）及び第3期（平成29年度）に，本学の卒業生等へのアンケート調査を全学的に実施し，学生の本学に対する満足度，在学中に修得した能力・知識の修得度，社会に出てからの役立ち度等について分析を行ない，教育改善等に活用してきました。

第3期中期目標期間においては，「学部・研究科における教育効果及び学生が身につけた能力等を検証するため，学生の成績情報等を基に学修成果を可視化するとともに，卒業生（修了生）及び就職先企業に対するアンケートを3年毎に実施し，その結果を教育プログラムの改善に活用する。」ことを明確に計画として掲げています。

そこで，前回（平成29年度）調査後から3年が経過した令和2年度に，以下の3つを目的として実施し，その結果を教育プログラムの改善に活用することとします。

1. 卒業生・修了生から見た本学における教育効果とその役立ち度
2. 就職企業から見た本学学生の学修成果の把握
3. 学位授与方針に示された学修成果（DP能力）が修得されたかどうかの検証