鳥取大学における性の多様性に関する基本理念

（令和４年５月１７日　ダイバーシティキャンパス推進委員会承認）

⿃取⼤学では、基本理念である「知と実践の融合」のもと、⼈間⼒すなわち⾃⽴性にもとづく実⾏⼒、多様な環境下での協働⼒、⾼い倫理観と市⺠としての社会性をもつ⼈材の育成を掲げています。

⿃取⼤学すべての構成員が、性⾃認や性的指向など性の多様性を尊重し、安心して個々がもつその能⼒を発揮できるよう、偏⾒、差別及びハラスメントのないキャンパスを⽬指すため、以下の⽅針を定め⾏動します。

1. 性の多様性を尊重し、差別しません。
   　性⾃認、性的指向、性表現、身体における性的特徴等性の多様性を尊重し、そのありようによる差別をしません。
2. ⾃己決定を尊重します。
   　性⾃認や性的指向に関わる情報やその開示・非開示、またそれらの表現は当事者の意思で決めるものであり、他者から不当に侵害されることがあってはなりません。
3. 修学・就労の妨げを取り除きます。
   　性的少数者にとって修学や就労の妨げとなる事柄は、適切な過程による合意形成を経て、合理的な範囲で取り除かれなければなりません。